自炊なので料理をするのだが、調理用菜箸って必要。
大鍋で麺を茹でるとか豚肉を炒めるというような調理に食膳箸を使うのはイロイロ危険。
こういった調理をバーベキューのようにすべてトングで処理してしまうという強者?もいるみたいだけれど、自分はやっぱり箸がいい。つまむ、突き刺す、混ぜるなどほとんどの作業が持ち替えずにでき、かなり細かい作業も可。
いままで何の変哲もない菜箸を使っていたのだけれど、ちょっと今回新調してみた。
一般的な菜箸って木製か竹製。今まで使っていたのも木製だった。木質系箸の良いところは、熱が伝わりづらく、適度なシナリがあって、比較的滑らず、(一部のお土産系のものを除けば)安価というところ。
ただ元が天然素材なのでいろいろと問題もある。箸なので普通二本一組で使うが、その2本の重さがかなり違うと使いづらい。また、ちょうど「節」の部分を使ったものに当たってしまうと折れやすかったり、持ちにくかったりもする。
さらに当初は問題なくても使っているうちに出てくるのが「反り」。この「反った箸」というのはとても使いづらい。小さなものがつまめなかったり、力をかけたいときに逃げてしまったり。最悪なのはパスタなどをつかんでいる際に、箸が手の中でくるっと回転して反りの向きが変わり、挟んでいるものが落下してしまうこと。そうなるとゆでていたお湯の中にボチャンと逆戻りし、湯が跳ねてやけどしたりする。
従来使っていたのが、この状態になり始めたので、交換しようかと。
んで、そのまま木質系菜箸を買ってもよかったのだが...ほぼ毎日使っているとはいえ、一人暮らしなので量作るわけでなく、油の処理がめんどいので揚げ物もしないから、さほど過酷な環境とも思えないのに、1年足らずで明確に反ってしまったので、「こんどは曲がらない箸がいいかなぁ」なんて思いながらホームセンターを歩いていて発見。
主材質が66ナイロンことポリアミド66で、先端がさらに耐熱性に優れるシリコン。鉄心入りで丈夫そう。先はシリコンという素材がら表面がすべり止め風になっている。
おまけに手元側はミニスプーンとフォークになっていて、ほんの少し砂糖を加えたり、他のものを触った箸先ではないものでパックからちょっと肉を足したいというような用途にも使える。手元側に余分なものがついているので、もっと扱いづらいかと思ったけれど、そんなことはない。
箸としてバランスも良いし、微妙なしなりも感じられる。先が滑らず、手元にも+αがあって、素材がら洗いやすく乾きやすい(食洗機対応らしい←ないけど)。問題はどれだけ「保つ」かかな。あと鉄芯入りらしいので、熱いフライパンの中に突っ込んでおく、というような使い方は熱くなりがちなのでNGらしい。そこは気をつけよ。
先がオレンジのモノの他にグリーンのものもあるけど...食べ物にならこっちが合うかな。
【仕様】
サイズ:(約)長さ30cm
重量:約45g
材質:先端部=シリコン、本体=66ナイロン・スチール
耐熱温度:先端部=240℃、本体=200℃
手元側のスプーンはかなり便利。
期待していなかった(むしろ箸を扱うのに邪魔になるのではと危惧していた)手元側のスプーンとフォーク。特にスプーンがメチャ便利。味見するのに最適。また、少しだけ調味料を足したいときにも使える。両方スプーンでもよかったなw
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購入金額
421円
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購入日
2015年01月21日
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購入場所
コーナン
れいんさん
2015/01/23
cybercatさん
2015/01/23