2015.01.12 追記(作例追加、ライブビューについて追記)
以前より興味のあった NEXシリーズですが、一眼レフは Canonを使い続けてきた事もあり新たなレンズを増やしたくなかったので手を出してきませんでした。
ところが 2015年のヨドバシカメラ 夢のお年玉箱「ミラーレス一眼ダブルレンズキット」の箱の絵から中身は「NEX-5TY」だろうというネットでの予想を聞き、「何が出るか分からないお年玉箱で、NEX-5が出てしまったら仕方ないよね」と自分に言い聞かせ、決戦(yodobashi.comの事前予約)に臨みました(^^;
無事決戦を制し元日の午前中に届いた箱の中身は、予想通り「NEX-5TY」でした。
何と言ってもこれだけ小型なのに APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載し、他の方の作例を見ていても暗所に強くキレイなモノが多くかなり期待しています。
レンズに関しては、本品はあくまで私にとってサブカメラで 16-50mm、55-210mmをカバーしてくれるのですから、当分増やすつもりはありません。まぁ、使い勝手が良くてこちらばかり使っている可能性はかなり高いのですけど(^^;
昔使っていた DSC-F505Kを思い出します
まずは外観を見ていきます。
バッテリーの充電方法はカメラにバッテリーを入れた状態で microUSB端子から行ないます。
どうせなら充電しながら撮影が出来れば、大容量のモバイルバッテリーを繋ぎながら撮影とか出来るのですが、残念ながらカメラの電源を”OFF”にしないと充電できません。
標準で付いている 16-50mmのレンズは電動ズームで、カメラの電源を入れると沈胴式のレンズが伸びます。
ズームの切替えはレンズ脇にあるズームレバーだけでなく、フォーカスリングを回す事でもズームアップ/アウトする事が出来ます。
電動なので動きが直感的ではないですが、普段が一眼レフを使っているのでフォーカスリングでズームが行えるのは嬉しいですね。
背面はこんな感じです。
ダイヤルの上下に見えているボタン周りには何も描かれていませんが、必要な時にどの様な機能が割り当てられるか液晶画面に表示されます。
そしてこの液晶モニタは可動するようになっており、下方向に約50度まで傾ける事が出来ます。
この状態だと人ごみの後ろからバンザイして確認しながら撮れるのでありがたいです。
上方向には 180度まで回転できます。
自撮りはしないのでここまで跳ね上げる事は無いでしょうが、腰だめにしたり低い位置などで撮る時に活躍してくれるでしょう。
上面はこんな感じです。
左側のカバーの位置にフラッシュを取り付けたり、別売りのビューファインダー(フラッシュとは排他)を取り付けられます。
グリップ下から、バッテリーとメモリーカードが入ります。
対応するメモリーカードは、SD/SDHC/SDXCメモリーカード及び(まだあった)メモリースティック PRO デュオやメモリースティック PRO-HG デュオが使えます。
そしてグリップと反対の側面には、microUSB端子と HDMI端子があります。
付属してきたもう一本の望遠レンズを装着してみます。
こちらは通常の手動式のズームですが、キットレンズと侮っていましたが見た目は全然安っぽくありません。
しかし、この小型のボディに長いレンズはちょっと滑稽かも(^^;
昔使っていた DSC-F505Kもこんなだったなぁと思い出されます。
そして、フラッシュは専用ケースに入っており、
このケースはベルトに取り付けておくことが出来ます。
フラッシュは装着しても、倒れている状態ではフラッシュの電源が切れている状態で、勝手に発光する事はありません。
発光させたい時にはフラッシュを起こし、設定で”自動発光”または”強制発光”させるようにします。
フルオートで思った通りの写真が撮れる
まだ数日しか触っておらず全然枚数が撮れていませんが、オート(プレミアムおまかせオート)で撮影していて今まで使ってきたカメラよりも思ったように撮れる感じです。
というか、おまかせの方がいい感じなくらい(^^;
面倒臭がりな私にはこのくらい簡単な方がいいのかも.....
もちろん、細かい設定も行えるのでしっかり撮りたい人もしっかり撮れます。
作例も少し載せておきます。
画像は全て「プレミアムおまかせオート」で撮影しており、元画像をそのまま載せます(先頭画像だけ大き過ぎ入りきらなったので縮小してあります)。
レンズ:E PZ 16-50mm F3.5-5.6(以下標準レンズ)
レンズ解放F値 F3.5、絞り値 F11.0、
焦点距離 16mm、シャッタースピード 1/80秒、ISO 100
レンズ:E 55-210mm F4-6.3(以下望遠レンズ)
レンズ解放F値 F6.3、絞り値 F8.0、
焦点距離 210mm、シャッタースピード 1/400秒、ISO 100
レンズ:望遠レンズ
レンズ解放F値 F6.3、絞り値 F13.0、
焦点距離 210mm、シャッタースピード 1/500秒、ISO 100
レンズ:望遠レンズ
レンズ解放F値 F6.3、絞り値 F6.3、
焦点距離 210mm、シャッタースピード 1/160秒、ISO 100
レンズ:標準レンズ
レンズ解放F値 F4.5、絞り値 F4.5、
焦点距離 26mm、シャッタースピード 1/160秒、ISO 160
レンズ:標準レンズ
レンズ解放F値 F4.5、絞り値 F4.5、
焦点距離 26mm、シャッタースピード 1/160秒、ISO 320
レンズ:標準レンズ
レンズ解放F値 F4.5、絞り値 F4.5、
焦点距離 26mm、シャッタースピード 1/80秒、ISO 3200
レンズ:標準レンズ
レンズ解放F値 F5.6、絞り値 F5.6、
焦点距離 38mm、シャッタースピード 1/100秒、ISO 3200
とにかく室内撮りで ISO値を上げてもノイズが少ないのが嬉しい。
外の持ち歩きでもこのサイズなら全然ジャマにならないし、ホントに一眼レフの出番が減ってしまいそうです(^^;
2015.01.12 追記
屋外で夕方と夜に撮影したモノを載せます。
今回も「プレミアムおまかせオート」での撮影です。
レンズ:標準レンズ
レンズ解放F値 F4.5、絞り値 F4.5、
焦点距離 24mm、シャッタースピード 1/200秒、ISO 100
オートHDR オート
「プレミアムおまかせオート」で撮影していると時々 3点バーストよろしく 3連写される時があり、「オートHDR」機能が働きます。
「オートHDR」は明暗差が大きなシーンの撮影で階調再現を最適化する機能ですが、同じく諧調再現の最適化機能で「Dレンジオプティマイザー」機能があります。
「プレミアムおまかせオート」で撮影するとどちらかの機能が働くようになっているのですが、通常「Dレンジオプティマイザー」が効くようになっています。
違いは「オートHDR」は3枚の画像を使って処理を行うので、次の撮影まで 2~3秒かかってしまいます。また、動きのあるモノを撮影していると被写体が重なってぶれた様に写ってしまいます。
これに対し「Dレンジオプティマイザー」は 1枚の画像で処理を行なっているので、すぐに次の撮影に入れますが、特にハイライト部分の階調再現では「オートHDR」には敵わずノイズが目立つ時があります。
いつ「オートHDR」の機能が働くか分からないので、シャッターチャンスを逃したく無いような撮影の時は「プレミアムおまかせオート」での撮影は控えた方が良さそうです。
今回私の撮っている「プレミアムおまかせオート」での撮影情報に「オートHDR」の項が無いものは全て「Dレンジオプティマイザー」がオートで働いています。
レンズ:標準レンズ
レンズ解放F値 F3.5、絞り値 F4.0、
焦点距離 16mm、シャッタースピード 1/160秒、ISO 2500
レンズ:標準レンズ
レンズ解放F値 F3.5、絞り値 F3.5、
焦点距離 16mm、シャッタースピード 1/100秒、ISO 3200
ライブビュー(液晶を見ながらの撮影)について
NEX-5Tを使っていて一番残念なのが標準でファインダーが無い事ですが、液晶を見ながらの撮影にも慣れてきました。
逆に自分の目の高さで撮りたいのでなければ、液晶を上に向けヘソの前で撮ることで自然と脇がしまった状態でカメラを持つ事になるので手振れも防げ安定した撮影が行えます。
ただ困ったのが、晴天時の屋外での撮影です。
どうにも液晶が見辛く、オプションで出ている電子ビューファインダーを購入しようかとも悩みましたが、メインで一眼レフを使っているのにコストに見合うだけ本品を晴天時の屋外で使うかと考えるとなかなか手を出せません。
そこで思い出したのが昔使った事のある液晶シェードでした。
液晶画面を囲って影を作り見易くするモノですが、当時はライブビューの機能が無かった時で撮影した画像の確認をその場でする時に重宝していましたが、外れ易かったり壊れやすかったりとあまり良い印象は残っていません。
特に粘着シールで貼り付けるタイプだったので、いつの間にかズレて液晶を汚してしまったりなどもあったのですが、今回見つけた NEX-5T用のモノは粘着シールを使わず爪で引っかけ固定するタイプなのでこの心配はありません。
詳細はレビューを見ていただくとして、使わない時には囲いを畳んで液晶保護にもなり、私にとってなくてはならない装備になりました(^^
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購入金額
40,000円
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購入日
2015年01月01日
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購入場所
ヨドバシカメラ
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