本日、発売日2011.09.09に届きました。
15ヶ月でモデルチェンジになります。
早いようで意外に長かったですね。
★なぜにNEX-5Nなのか
・コンパクトなのがいいんです。
・バリアングルな液晶がいいんです。
昔でいうところのウェストレベルファインダーになります。楽です。
覗きこむのは一眼レフで懲りました。不要です。
・少しでも高感度なのがいいんです。
露出時間が短くなると赤道儀(星を追尾する装置)を小さくできるんです。
一晩でたくさん撮れるんです。
★良かった点
・連写が軽快です。1枚に1回しかシャッターが切れないようです。
(旧NEX-5は1枚に2回シャッター動くのです。)
☆悪かった点
・明るいところで起動すると液晶が真っ白になります。
反応が遅くなったのかな?
・miniBORG45EDで高速シャッターを切ると上に影が出ます。【調査中】
■セット内容
・本体
・バッテリ
少しだけ(残量12%)充電してあります。
これは別売りでも良かったです。
・バッテリ充電器
これは別売りでも良かったです。
・ストロボ
・ストラップ
・USBケーブル
・CDーROM
ソニーストアのおまけとして
・レンズクリーナー
・ドライボックス
選択肢の一つでした。
タッパーに乾燥剤の入ったようなものです。
■外観
旧型になるNEX-5と比較して違いを見ていきましょう。
(写真は後ほど)
・エンブレム部分が傾斜
・筐体構造
前後の2ピース構造から前後上の3ピース構造になりました。
3ピースの方が塗装の違いが分かりにくくなりますね。
・ボディの厚み
薄くなっています。
・マウントの厚み
ボディが薄くなった変わりにマウント部分が厚くなっています。
そのせいか、上部の円錐状の部分がすべて銀色になりました。
・グリップ形状
上側がやや台形になってます。
角が取れて丸みがあります。
・グリップラバー
格子模様から水玉模様になりました。
少しつるっと感じます。
指先までかかるように巻き込んであります。
・電源スイッチ
外側がメタリックになりました。
これは改悪度と思います。
・再生ボタン
形が丸くなりました。
周りのへこみが無くなっています。
その代わり少し出っ張りました。
録画ボタンと同列にりました。
・録画ボタン
周りのへこみが無くなっています。
その代わり少し出っ張りました。
誤操作が増加しそうな予感がします。
・液晶
サイズは同じです。
上に開く角度が本の少し大きくなりました。(超微妙)
下は逆に開かなくなりました。
下額縁のへこみがなくなりました。保護パネルの付け方が変わるかもしれません。
すぐには気づきませんでしたがタッチパネルになってました。
・スピーカ穴の位置
マイクから離れました。
・センサー額縁
反射率が高くなっています。
これはいかんです。
ハードはほとんど変更したようですね。
レンズはどうなんでしょうか?ボディのみなので分からないです。
どちらがこのみかというと、いまのところは旧型です。
■機能
・シャッター
ボタン押しで開→閉→開→閉となっていた旧型ですが、
本アイテムは
ボタン押しで開→閉となりました。
レリーズタイムラグ0.02秒はこうやって実現したんですね。
ただ、長時間露出のときは、ちゃんと露光開始したかシャッター音では確認できないですね。
・十字キー
従来ストロボに固定だった、右がカスタマイズ可能になりました。
普段つけないのに、不用意に触って怒られていたのが改善されました。
・USB接続
接続するだけでこんな画面が出てきました。
なんか入っているんですね。
■ソフトウェア
・メニュー
アイコンとキャプションの上下が入れ替わっていますね。
戻るが矢印になっています。
※背景色はカスタマイズしています。初期値はどちらも白です。
■付属ソフトウェア
・Image Data Lightbox SR
ソニー製のRAWファイルビューワー、現像ソフトです。
現像は下記の「Image Data Converter SR」を呼び出して行います。
・Image Data Converter SR
ソニー製の現像ソフトです。
現在使っている他の現像ソフトはNEX-5Nに対応していないので唯一のものになりますね。
■性能
・感度
200-12800から100-25600にレンジが広がりました。
・カブり
天体撮影用に購入したので気になります。
旧NEX-5のときと気温がほぼ同じだったので、ボディキャップをしてISO12800と25600で30秒露出を行ってみました。
12800は改善していますね。
これだけで買う意味がありました。
■価格
クーポンとソニーポイントを使って13554円引きになっています。
レンズキットがお買い得感がありますね。
■サンプル画像
・BORG101EDII直焦点
・miniBORG45ED直焦点
・E 3.5-6.8/18-55
同じ被写体をNEX-5 で撮影した画像はこちら
同じ被写体をNEX-5 で撮影した画像はこちら
レンズが砂で汚れているようです。
・NIKKOR-S Auto 1:1.2 f=55mm
高感度が売りのNEX-5Nですから、星空が手持ちで撮れるかどうか試してみました。(壁によりかかってはいます。)
絞りは開放、シャッター速度1/10秒です。ノイズと偽色がひどいですね。冬場はどこまで改善しますかね。
絞りは開放、シャッター速度1/13秒です。コントラストはこちらがいいですね。
同じく絞り開放、シャッター速度1/13秒ですばるです。今度は手を壁にがっちり押し付けて撮ってます。
・SUPER WIDE-HELIAR 15mm
■使用例
・BORG101EDII直焦点
上の月を撮ったシステムです。上空を狙うには液晶の角度が変えられると大変助かります。
マウント部分がパーツに見えてボディが薄く錯覚しますね。
・NIKKOR-S Auto 1:1.2 f=55mm
マウントアダプターを介して取り付けます。
明るいレンズに高感度とくれば、手持ちで星座が撮れるか試したくなりますね。
・SUPER WIDE-HELIAR 15mm
■調査
・画面上部に影
miniBORG45EDで高速シャッター(1/2000,1/4000)を切ると上に影が出ます。
こちらがその映像、
こちらは、同じ条件でNEX-5で撮ったもの
影が上ということで、シャッターの後幕のような気がします。メカの先幕なら露光時間が均等になりそうですが、このときは電子先幕シャッターを使う設定になっていました。
ソニーのレンズなら影が出ないので原因が確定できません。
ソニーに質問してみました。
回答です。
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今回の現象は、NEX-5Nの電子先幕シャッターの影響によるものと考えられます。
改善策としては、[電子先幕シャッター]を[切]の設定での撮影をお勧めいたします。
※ハンドブック119ページに掲載しております。
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説明書を良く読んでいなかったです。
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購入金額
61,246円
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購入日
2011年09月09日
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購入場所
ソニーストア
つきさん
2011/09/17
左がカメラ出力の25%縮小。
右がRAW現像出力の25%縮小。
現像データ保存とJPEG出力ともに待ち時間が発生しますね。
ちゃなさん
2011/11/22
つきさん
2011/11/22
アダプタが多くて天体専用にさせてくれないのが悩みの種です。
昨日M74を試し撮りしてたらこんなことになりました。
【写真1.】7分露出
【写真2.】8分露出
どちらも4ピクセルでソフトビニングしています。
つきさん
2012/01/17
面倒くさいからここを見てくれたら良いのにとふと思いました。
つきさん
2012/03/11
本体アップデート情報
AFのレスポンスが良くなるらしいです。
星を撮るには関係ないですけど、、、
ちゃなさん
2012/03/12
でもCPU焼いちゃったから貯金しなきゃ(^^ゞ
それにしても美しい写真の数々。凄いです。もしかしてプロ?
そうか。プロか。なるほど。(勝手に納得・・・ あほや(^^ゞ
つきさん
2012/03/12
プロじゃないですよ。
コンテストにも応募したこともない素人です。
カメラとレンズに頼りきってます。
つきさん
2013/01/13
夏だと破綻してしまうのですが、冬場は気温が低いので何とかなりますね。
RAW保存の設定を忘れたのが悔やまれます。
途中放置状態の冷却カメラ改造も視野に入れようかと思います。
主レンズ:BORG101EDII
拡大レンズ:Powermate x4
ISO:1600
露出:859秒
画像加工:25%縮小
縮小はペイントが一番相性が良かったです。
ステライメージやSILKYPIXですと画質悪化して渦巻きが見えなくなってしまいました。
つきさん
2013/02/09
本体アップデート情報
アップデート内容は
1.「SELP1650」の自動補正対応
2. RAWデータフォーマットのバージョンアップ
3. 連続ブラケットモード設定の段数追加(1.0EV,2.0EV,3.0EV)
4.「SELP1650」の電源OFF時レンズ収納高速化
5. AF動作の安定性向上
だそうです。
2はImage Data Converterとの連携のためのようです。