今まで所有していたタブレットは、7インチでAndroid OS(現在は5.0.1)搭載のNexus7(2013・WiFi 32GB)と、7.9インチiOS(8.1.2)搭載のiPad mini2(WiFi 32GB)の2台だ。
Nexus7のバッテリー持ちが悪くなっていたため、iPad mini2を追加購入したのだが、購入にあたっては、iPad mini2以外にもiPad Air/Air2/mini3や、Andoridタブ、Windows8.1タブなど、複数モデルが候補に上がっていた。
今回、仕事上で急遽Miracast対応端末が必要となった。
実際のところ「持ってたら持ってきてね。」って感じだったのだが、どうせならば持って行きたい。
Nexus7(2013)が対応しているので、素直にNexus持っていけばいいんだけど、Nexus7(2013)は動作確認済み機種に入っていた・・・
であるならば、使えるのがわかりきったものを持って行くのも面白く無い。
と思って調べてみると、Windows8.1からMiracastに対応していることがわかった。
そこで改めて、Windows8.1搭載タブレットを調べてみると、Miix2 8が意外に安い。
発売当初は4万円後半だった気がするが、64GBモデルならば2万円台で購入できる。
他社製Windows8.1タブレットと比較すると、CPU/OS/ディスプレイに関しては、主要モデルはほぼ全てがCPU:Atom Z3740(1.33GHz/Max1.86GHz)/OS:Windows 8.1 with Bing 32bit/LCD:8インチIPS 1280×800dotと横並びながら、他の主要な部分では、メモリー:1GB/2GB、ストレージ:16GB/32GB/64GB、Office:無し/MS Office Parsonal/MS Offise Home&Business、バッテリー駆動時間:6~10時間、重さ:345~420g程度と、無視できないほどの結構な違いがある。
総合的に見ると、Miix2 8がバランス良く、全てにおいて高スペックながら低価格で、他のモデルを選ぶ理由は無いように思える。
スペック的には初代から殆ど変わっておらず、OSがWindows 8.1 32bitからWindows 8.1 with Bing 32bitに小変更。OfficeもHome and Buisiness 2013に一本化されている。
64GBモデル(59428524)には、液晶保護フィルムが同梱されているのも嬉しいポイントだ。
ということで決定!
購入価格は28,760円と最安価格よりもやや高めだが、ポイントが11%(3,164p)付くので、実質的には25,596円相当ということになる。
Windows Live IDで、PC設定と同期される。
セットアップにあたって、Windows Live IDを使ってみたところ、デスクトップの壁紙が見慣れたものに・・・
Windows Live IDで、他のPCの設定と同期された。
そしてコレ、壁紙にとどまらず、無線LANのプロファイルやら、省電力設定やらと、色んな所で設定が同期されており、細々とした設定をせずに、そのまま使えてしまう。
普段使っているPCと同期されるので、使い慣れた環境で使うことができる。
逆に、初めてのタブレットを使っている感覚はあまり無い・・・
良くも悪くも、Windowsマシン・・・
初めてのWindowsタブレットなわけで、Windows8をタッチパネルで操作できるわけだ。
サイズ的は、当然だが7インチのNexusよりも、幅・高さともに大きい。
7.9インチのiPad mini2と比べると、幅は若干狭いが感覚的には同程度。高さが大きいぶん、少し大きく見える。
使った感覚としては、当たり前と言えば当たり前だが、日頃使っているWindows PCと同じ。
特に、デスクトップで使っていると、横画面表示の方がシックリくるし、操作するのにマウスとキーボードが欲しくなる。
アプリに関しても、普段使っているものがそのまま使えるのが、大きな強みだ。
Windowsといえばセキュリティソフトも必須なので、プライベート版を所有するカスペルスキーをインストールし、無事アクティベートも完了した。
MS Office Home and Buisiness 2013も、同梱のプロダクトキーを入力すれば、インストールが始まり、そのままアクティベーションも完了する。
Office 2013自体は、先日iPad mini2にOffice for iPadを入れて使っているが、ほぼ同じUIだった。
保存先には、One Driveを使うこともできるので、iPad/iPhoneとの連携もできて便利だ。
互換Officeソフトとは違い、Powerpointでもレイアウトの崩れは皆無で、本家本元のMS Officeが使えるのは大きい。
ただ、Windowsアプリの多くは、マウス/キーボード(ファンクションキーやショートカットでの)操作が基本になるため、タッチパネル操作に適しているとは言えないのが残念だ。
縦画面で使うとタブレットっぽく感じるし、タッチ操作での操作もそれほど違和感は感じないが、やはりWindows Live Storeに用意されているアプリが、今ひとつの感がある。
iOS/Android用と同じアプリがあっても、機能や操作方法が異なり、使い勝手が悪い気がする。
当初の購入目的であったMiracastに関しては、問題なく使用できることができ、今度も活用できることがわかった。
まだ3日ほど使っただけだが、ファーストインプレッションとしては、良くも悪くもWindows端末であり、新しいタブレットを使っているという感動はあまり感じないし、タブレットならではサッと手に取り気軽に使える感覚とも、やや違う気がする。
Windowsタブレットの課題は、タッチUIに適した優れたアプリがどれだけ提供されるかだろう。
必要にして充分なパフォーマンス
CPUは、クアッドコアAtomだ。
Atomと言うと、以前はネットブックに搭載されていた。省電力だが非力というイメージがある。
ネットブックは所有していたが、初期の軽いXPでは良かったが、アップデートを繰り返し重くなっていったXPでは、徐々に苦しくなっていったのを覚えている。VISTAでは重くて使えず、7では何とか使えていたが、快適ではなかった。
デスクトップ用のデュアルコアモデルもあったが、パフォーマンスは今ひとつで、自然消滅していたかに思えたものが、ここに来てクアッドコアになって帰ってきた。
クロックは標準で1.33GHzだが、最大で1.86GHzまでクロックアップするし、タスクマネージャーで確認すると、仮想までサポートしていることがわかる。
エクスペリエンスインデックスは・・・
CPUスコアは6.3、グラフィックスが弱いが、最低スコアが4.1という立派な結果となった。
参考に、3年前に購入して今でも使っている、CPUにデュアルコアPentium U5600を搭載するCULVノートのスコアは・・・
OSはWindows 7 からアップグレードしたWindows 8.1 Pro 64bitで、メモリーを標準2GBから8GBへ、ストレージも標準のHDDからCrusial M4 128GBに換装しているため、特にメモリーとプライマリディスクのスコアが高い。お陰で軽い作業ならば快適に使うことができているが、標準状態からパワーアップできないCPUとグラフィックでは、Miix2に負けている。
実使用においても、Miix2はストレスのない処理ができており、CULVノートと同等の使い方であれば、快適に使えそうな気がする。
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購入金額
28,760円
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購入日
2014年12月17日
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購入場所
ソフマップ・ドットコム
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