レビューメディア「ジグソー」

性能の点では「とりあえず」で買ってしまっても絶対後悔しない逸品

メインで使っている自作マシンを、本格的にゲーミング用にしたい!

そう私が思ったのは、COD:AWというFPSを快適にプレイしたかったからだ。

 

 

今まで、どちらかといえばワットパフォーマンスより性能重視で消費電力の高い

GeForceシリーズを敬遠していたが、新しいmaxwellアーキテクチャを引っさげ、

高パフォーマンスでありながら、その消費電力を大幅に抑えた理想的な仕上がり。

すぐに購入検討することにした。

 

選ぶ条件は2つ。

1.リファレンスより、付加価値(静音・OCなど)の付いた製品を選びたい

2.ワット効率と性能のバランスが良いものを選びたい

 

この2つの条件を満たすものを探していたところ、

ちょうどASUSから、STRIX-GTX980と、STRIX-GTX970が発売となった。

 

 

 

普段からASUSマザー(ROGシリーズ)を愛用し、相性問題も少ないだろうと

思っていたので、同社のビデオカードを選ぶ事が、なかば前提となっていた。

ただ、価格の点でGTX970は選びやすいがGTX980はそれなりに高いため、

購入の際は覚悟が必要だった。

 

最後の最後まで、悩みに悩んだうえ選んだのはGTX980だった。

GTX970でゲームをした時に、性能の面で不満が少しでも出た瞬間、

GTX980が欲しくなるに違いないと感じたからだ。

(ここでは、SLIまでやりだすと終わりが見えないので考慮しない)

 

※ここで注記すべき点として、GTX970という存在について。

※性能・サイズ・価格といったバランスが最もよく取れているのは

※GTX970であるが、これに不満があるわけではなく、私は第一に

※性能を重視したためGTX980を選んだのである。

 

決断すれば、あとは購入するだけだ。購入当時は出たばかりで

ショップ通販はどこも入荷しても即売り切れが続いていた。

タイミングよく入ってきていたTSUKUMOオンラインショップでの購入となった。

 

届いた箱を見て驚いたのだが、今まで使っていたミドルクラスのものと

一回りは違う大きさ、そして内容物の重さにまずは圧倒された。

そして、実際にマシンに組み込んで、今までにない大きさと重さにも。

 

取付の際、ケースの干渉するシャドウベイをごっそり取り外し、

ビデオカード用のスペースを確保しなくてはいけなかった。

HDDなどを沢山積みたい人には厳しいかもしれない。

ケース自体はATXマザー対応必須で、大きい方がよりベターだ。

 

あと、注意が必要なのは、SLI用のコネクタが写真のように

少し飛び出しているので、ケースの横幅も気を付けないと

取付出来ないなんて事になる。

 

それなので、買う前には必ず、サイズを確認したほうが良い。

(小さめのケースを使ったサブ機も、ゲーム用としているのだが、

とてもじゃないが入らないので同社のSTRIX-GTX750Tiを使用している)

 

なので、設置する点においてはかなりユーザーを選ぶことになる。

そこさえクリア出来れば、ここから先は薔薇色になる。

 

その、肝心の性能についてはどうだろう。

私は、プレイ動画を録画したかったので、ShadowPlayが常に動作している状態で、

一般的なフルHD(1920x1080)解像度での動作確認をした。

 

※プレイ動画を順次追加 

 

・Call of Duty:Advanced Warfare

 

・The Elder Scrolls V: Skyrim

 

・Dark Souls II

 

・METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES

 

これら手持ちのソフトで確認したが、これらのゲームが最高品質のオプションを

選択した状態においてでも非常に快適に動作した。

COD:AWにおいては若干、オプションでOffになる設定があったが

それでもプレイにおいては全く問題ない内容だった。

 

数値ではっきり表す事は出来ないが、体感では何ら問題ない。

録画されたプレイ動画を見返しても、納得のいくものだった。

 

動作中のビデオカードについて。

ブラウザゲームや、2D主体のゲーム、3Dでも低スペックパソコンで

動くとされるゲームについてはほとんど気になる音が出る事はなかった。

 

また、電源も650Wであるが問題なく、販売価格が7万以上となる

ハイエンドビデオカードでも十分に電力が賄えるとは驚きだった。

 

※'15/1/3追記修正

※電源が時々落ちるようになったため、念のために電源容量を増やして、

※「RM650」から「RM850」に換装した。

 

■メイン自作機

ケース:クーラーマスター CM690 III

M/B:エイスース Maximus VII HERO

CPU:インテル i7-4790K@4.0GHz(定格)

CPUファン:サイズ 虎徹

メモリ:24GB(DDR3-12800)

GPU:STRIX-GTX980-DC2OC-4GD5

電源:コルセア RM850 ※電源交換

HDD:システム用1台(1TB)※容量修正

光学ドライブ:外付けUSB DVDマルチ

OS:Windows8.1 Pro 64bit

 

マシンの構成はこのように、シンプルにしている。

メインとはいえ、ゲーム用だけのパソコンにしたいので

余計なものは極力省いた構成をしている。

 

ここから更に、そぎ落として新しく1台、最適解なパソコンを作りたい人には

GTX970を視野に入れると良いかもしれない。

 

とにかく、強調して言うが、GTX980で不満が出るなら、先は泥沼。

SLIや電源強化といったばく大な追加投資が必要がある。

 

「GPU1台構成で満足いくレベルの性能がこれにはある」

 

そこを皆さんには知ってもらいたい。

 

それが証拠に、界隈のネット記事や雑誌、ネット動画等に、

私と同じi7-4790KとGTX980を組み合わせたゲーミング設定での

ベンチマークが山ほど出ている事実や

ゲーミングパソコンBTOショップでも、挙って搭載していることが、

明確にそれを教えてくれている事だろう。

 

一つだけ欠点を挙げるとするなら、この性能を知ってしまったために、

サブ機にも似たスペックの仕様にしたいという欲が出てしまう事だ。

GTX970が入るかどうか、調べておく必要がありそうだ。

 

こうして、自作パソコン好きの私は、退屈せずに済むことになる。

考えるのに飽きたときは、ゲームでもしてスッキリすれば良いのだから。

  • 購入金額

    79,800円

  • 購入日

    2014年10月24日

  • 購入場所

    TSUKUMO オンラインショッピング

コメント (3)

  • ポン酢レッサさん

    2014/12/21

    近日リリースされたばかりの、MGSV:GZもさっそく録画。
    実際どんな感じか観ていただければ幸いかと。

  • shin32さん

    2014/12/31

    AWは画質の割にやたら重いですからね・・・270Xだと低設定でやってます
  • ポン酢レッサさん

    2014/12/31

    >shin32さん

    ゲーム開始待ちの間に、ちょっとずつ描画してますし、
    マップによってはカクカクしたりしてますね。

    あと、120hz~の液晶持ちなら設定落として遊んだ方が快適なのかもしれません。

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