§入手までの道程

発売発表があったときから注目していたんですが、amazon.co.jp で購入するに当たって他の季節商品と一緒に注文しようと発注タイミングを待っていたら、12月上旬には既に注文できなくなっていました／(^o^)＼

日々泣き濡れる中、東北在住の友人が本屋さんで見つけてくれて送ってくれました！(´Д⊂)
持つべきものは友。感謝感謝なのです！

§特徴

SIMロック原則解除目前という事で、デジモノステーションの増刊号として出版されましたが、最大の特徴は特別付録として SIMカードが付いてくるという点です。

出版社:エムオン・エンタテインメント
ASIN:B00Q7QPSTE
発売日:2014/12/12

 特別付録「SIMスターターパック」(IIJmio プリペイドパック for BIC SIM)
サイズ:microSIM
データ量:500MB
利用期限:開通後3ヶ月間
開通期限:2015年9月末日

雰囲気的には 500MB 分のプリペイドSIM といった所でしょうか。
業界初の試みだそうです。

開通期限から、2015年いっぱいに全てが失効する事になりますが、継続利用も可能です。

§内容

ビニールでシュリンクされていました。書店さんによっては無いこともありますね。

全編オールカラーで大変丁寧に作られています。
格安SIM を軸に、主要な SIMフリースマートフォンの一覧、周辺技術・サービスの用語解説など、格安SIM を検討している方には大変有用な内容だと思います。

§SIMを使おう

SIMは表紙をめくるとすぐにあります。

開口部がテープで封印されているので剥がせば取り出せます。

中身はサービス契約約款と大師に固定された SIM です。

SIM を使うには 3ステップが必要です。

1. SIM を外す
2. 開通手続き
3. SIMを端末に挿してAPN設定

通信端末の SIM を取り外した事があれば作業自体は問題ないでしょう。

SIMサイズが違う場合には変換器を使う事になりますので自己責任で。

フルサイズSIM の裏面に開通手続きで使う電話番号やパスコードが記載されています。

フルサイズSIM から microSIM を切り取りますが、3箇所の接続部には表裏に切れ込みが入っているので手で簡単に切断できます。

バリが残れば適当に切っておきましょう。

私は miniSIM の端末なので、ゲタを履かせましたが、端末内部で外れてしまった時の問題点と対処方法を理解していない方は十分に情報収集をしてからお試しください。

500MB を使い切ってもコンビニなどで購入できるクーポンで容量をチャージしたり、月額プランに移行できますよ。

§問題点

問題点といいますか、この SIM は速度制限が無いので利用環境によっては即 500MB を使い切ってしまうかもしれません（・∀・）

そして格安MVNO に常時接続を求めている方には、速度的に夢を与えすぎてしまう可能性があります。
特にこの SIM を体験後にワンコインSIM で本格参戦！という流れは避けたほうがよろしいかと。
250Kbps 前後の速度制限と帯域占有によるペナルティが存在するサービスが多いので、不満が出ると思います（ﾟεﾟ）

格安SIM と呼ばれるものも選択肢がとても多くなりましたので、ぜひ面倒臭がらずにご自分の利用スタイルを確認して比較検討してください。

§最後に

発売開始からすぐに品薄の報が流れ、手に入らなかった方もいると思いますが、SIMロック解除が本格化して認知度が上がれば、ますます需要は多くなると思いますので、今後もこのようなお試しの場が増える事と思います。

基本的には速度を含めたサービスの質は対価との間に相関関係がありますので、特に月額千円未満の通信サービスを価格だけで選んだ挙句、絶望に打ちひしがれないようにお気をつけくださいませ(ﾟ∞ﾟ)