私のパソコン歴は、もうそろそろ20年近くになろうとしているが、
今まで、メカニカルキーボードの類は手に入れたことはなかった。
が、やはり普通のキーボードでFPSをやるのには無理があると
いうことに気づいたので、マルチキー入力に対応したものを
探すことにした。
ゲーミングキーボードは総じて高額で敷居が高い感じがするのと、
この頃はどの会社の製品も「軸系」といったラインナップか、それに準じた
規格でばかり席巻していて、いったいキーボードを選べばいいのか。
知識のない私では明確な違いを見出す事が出来ず、迷いに迷っていた。
そんな中、キーボードやマウスには定評のあるロジクールから
新作のキーボードがあるというので、ホームページを観てみた。
いわゆる「軸系」とは違うメカニカルスイッチを使って、
マウスのタクトスイッチでは定評のあるオムロンが、
あえて土俵の違うキーボード用に新開発したスイッチを作ったとの事。
「ROMER-Gメカニカルキー」という名前らしいのだが、
名前聞いてニヤリとなるのは、日本人だけだろうね。
という事で、その点のみに惹かれた自分は、
「触りもせず、発売日に通販で購入」
という荒業を使って手に入れたのだった。
まずは外観を見ていただければと思う。
雑に撮ってしまっているので申し訳ないが、キーボードは全体的に大き目。
800x500mmのテーブルにロジクールの無線マウスと、マウスパッドを
敷いているのだが、幅がありすぎてマウスパッドの幅1/3くらい被る形で
置かざるを得ない状況だ。
特にFPSをやる人はマウスを動かせるスペースが重要にもなるだろう。
なので、手元は十分に余裕を持たせた方がいいだろう。
私ももう一つ広めのテーブルを購入する予定だ。
写真から見えるかどうかわからないが、既にアプリの効果によって
キートップが光っている。FキーおよびサイドのG1~G5、Fキー上のG6~G9。
そして、数字の1~8と一部の英文字。およびShift、Ctrl、Alt、スペースキーだ。
これは、ロジクールの「ゲームソフトウェア」というソフトを入れると
自由に色や光り方をレイアウトできる。プロファイルが沢山用意されているため、
起動したゲームごとに光り方を変えることも自由。これが結構役に立つ。
雰囲気を出すために、ゲーム中は部屋の灯りを暗くすることがあるが
手元がゲームに必要なキーだけが点灯している事で間違えにくくなる。
これのおかげで、明らかに導入前までと後とでFPSのスコアが変わった程だ。
では、次に、キーの押し心地についてはどうだろう。
このレビュー文を書いているのもこのキーボードなのだが、
東プレのRealforceまでとはいかないが、浅いキータッチの割に
しっかり打鍵した感じが残り、かつ音もそこまでガチャガチャしない。
スペースキーなどの広めのキーも、グラつきが少なく、気持ちよく
文字も打つことが出来る。
総じて、ゲーミング以外にも役に立つので、値段は結構したけど
いいものを手に入れたのではないかと思っている。
また、別に面白い機能がある。Arx ControlというiOSのアプリだ。
これは、ロジクール製のゲーミングキーボードやマウスが
接続されているパソコンとWiFiで通信をして、そのパソコンの状態を
取得したり出来るものなのだが、実際にアプリを動かしている画面が下のものだ。
CPUおよびGPUと、RAMの使用状態が見ることができる。
フルスクリーンでゲームをしていて、今どれくらいの負荷が掛かっているか
リアルタイムでモニタリングできる。
ちなみにこれは、MGSV:GZをプレイしているときのものだ。
メモリ以外に、まだ余裕がある事がわかる。
※メモリはShadowPlay用で10GBのRAMDISKを使っている
このように、新しい試みが沢山盛り込まれていて、目新しさもある。
キーボードとしての機能も合格点。FPSの腕前もお陰様で1ランクアップ。
私にとっては充分良いものを手に入れたという実感はある。
あとは、そろそろいろんなお店に出回って、皆さんも実際に触れる機会が
出来ることを願っている。キーボードだけはやっぱり触ってからじゃないと
なかなか買うことは出来ないからね。(今回の私の件は別として)
後日になるかもしれないが、実際に打鍵(ゲーム中の)している
所を動画なりで収められれば良いなと思っている。
※ただ、年末進行でえげつない状態なので期待しないでお待ちいただきたい
-
購入金額
21,790円
-
購入日
2014年12月05日
-
購入場所
ヨドバシ.com
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。