Qoobrandの処女作「魔女こいにっき」です。
公式→http://qoo.amuse-c.jp/01_mazyokoi/
SAGA PLANETSにて「ナツユメナギサ」「はつゆきさくら」を始めとする「四季シリーズ」のリナリオを担当した新島夕氏がサガプラを抜けて新しいブランドにてシナリオを担当した作品です。
音楽担当はサガプラでお馴染みの「水月陵」さんと「樋口秀樹」さんの2人になっています。
グラフィック、シナリオ、音楽とも良作になっているので新島氏のシナリオが好きな人はもちろんですが、比較的初心者にも受け入れやすい内容にまとまっていると思います。
ライターが新島なので普通のゲームではないことを期待して購入したのですが、案の定、普通のゲームではありませんでした。
以下ネタバレ
まず、完全なネタバレですが主人公は「魔法使い」、ヒロインは「おばあさん」です。
そして、日記の内容である「シンデレラ・ストーリー」と魔女こいシナリオがあります。
その2つが入り混じりっているので、どちらがどちらかをしっかりと追う必要があります。
日記の内容は「主人公の過去の記録」で、魔女こいは「老いて記憶がなくなってしまったメインヒロインが日記の内容を集めに行く」シナリオになっています。
このゲームでは、日記を集め各ヒロインとの記憶を集めていくというシナリオ上、ルート分岐が存在せず、最後まで一直線になっています。
全ヒロインのシナリオを集めるとTrueEndへと進めるようになるよくあるアレです。
メインヒロインと最後まで付き合うつもりでいた主人公がメインヒロインの記憶欠如をどうにかしようとして、バラゴンというマスコットになり、日記を集めるという事が最後の最後にわかるわけです。また、エピローグでは魔法使いたちの長い、長い旅が終わる。という内容だと思います(考察不足)
プロローグの最後に
バラゴン「だから今日はせめて、優しい夢に抱かれて、眠り」
という台詞がありますが、このセリフが割りと最後のほうで大事になります。
一番時系列を追うのが大変なのは日記にメインヒロインとの過去があることと、両方のシナリオで同じキャラが現れるので今自分がどちらにいるのかわからなくなりそうになることです。
ちなみに、次のシナリオへ進む画面で何故か
「続きを読む」「ロード」「システム」
という3択になり、セーブできません。
あと、新島氏のシナリオらしいといえばそうなのですが、
主人公が早漏すぎです。もともとエロ無しで普通にラノベとして出しても売れそうな内容になっています。
#PCゲーム
-
購入金額
0円
-
購入日
2014年07月01日
-
購入場所
hijikiさん
2014/07/06
notokenさん
2014/07/07
新島氏のシナリオはこれにかぎらず、そうですよ。
40クリックから50クリックくらい…。