夏のジャンク祭りで3本のレンズを購入し、どれもそこそこ使えたので調子に乗って9月頃に入手しました。
ところがこいつはかなり手強かったです。(まだ格闘中)
物としてはマイクロフォーサーズ用の標準ズーム域(35mm換算 28mm~84mm)のパンケーキレンズで、ものすごく薄いです。
広角単焦点のキットレンズと変わらないか、モノによってはそれよりも薄いくらいです。
『写りはそれなり』とも言われますが、ここまで小型化されているとそれだけで存在意義はあると思います。
それでこのレンズなのですが、しばらく使用しているとレンズエラーが発生する場合があるようです。ものによっては数か月で発生することもあるようなので正直耐久性に難がある気がします。
このレンズに限らず、オリンパスのレンズではよくフレキが断線してレンズエラーになることがあるようなのできっとこのジャンクレンズもフレキの断線だろうなと思って入手しました。
それで分解しようとしたのですが、あまりの構造の複雑さに断念すること3回、未だ完全に分解するには至っていません。
それでも3回目にはスライドする鏡筒部分以外のレンズ部分は分解でき、問題と思われるフレキも外すことができました。
下の写真の電源系と思われる太いパターンに筋が入っているのが見えます。おそらくここが断線しています。
一応Aliexpressで交換用のフレキを注文していたのですが、フレキにはんだ付けされているコネクタとフォトインタラプタを換装しなければいけないという..。
コネクタのほうのフレキは分解するときにちぎれてしまいました。交換する方のフレキでよかったです..。下の写真に写っている定規は、一目盛0.5mmです。本当に小さいコネクタ..。
なんとか換装してみたのですが、テスターの先の半分にも満たないピンをどうやってショートチェックしろと...。下の写真で釘のように見える鉄の棒がテスターの先です。
しかもコネクタのベースの白い樹脂が溶けかけています。360℃は温度が高すぎたか...。ピンまでずれているし。
フォトインタラプタの方の換装後の写真を撮り忘れていますが、コネクタに比べたらピン数も少なくてあっという間に終わりました。
このはんだ付けでとどめを刺されてすっかり嫌になってはいるのですが、一応最後までやってみようと気力を充電中です。
目下の問題は、奇跡的にはんだ付けが上手くいっていたとして、元通りに組み直せる自信がないことです。
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購入金額
3,000円
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購入日
2018年09月26日
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購入場所
ヤフオク
タコシーさん
2018/11/26
ピッチが狭いし、瞬間でハンダ付けしないといけないし、フレキが逃げるし。
ハンダごては10W位に温度調整出来るものでしょう それと液体のフラックスは
使った方が良いでしょうね
心頭滅却して、粘ってがんばってください...。
aPieceOfSomethingさん
2018/11/27
タコシーさんのおっしゃる通り、フラックスを使うべきですよね。
はんだ付けはたまにしかしないためか、フラックスがなんだか黒っぽい液体に
変色していたので使わなかったんですよね。
今度はんだ付けをやり直すときに備えてフラックスを買っておこうと思いました。