ダイハツの軽自動車「エッセ」に使用します。
純正ラヂエーター?と比較して、コアの厚みを厚くしてあります。
江洋ラヂエーターさんにモータースポーツ用のオーダーで製作して頂きました。
なぜ?大容量のラヂエーターが必要なのか?
走行中、水温が上昇するとエンジン保護のため、出力を落とし、エンジンを保護する。
つまり、水温が上昇しないよう、ラヂエーター(熱交換器:排熱)を強化し、
エンジン出力による水温上昇に負けない冷却性能を手にする必要がある。
オイルクーラーの増設では対応できないか?
オイルクーラーの装着、水温上昇を抑えることは出来ない。
オイルクーラーの役目はオイルの保護であり、水温上昇を抑えられるほどの
熱交換は期待できず、水温上昇を抑制できるほどのオイルクーラーを設置した場合
オイル自体の温度低下が激しくなり、粘度上昇に伴うレスポンスの悪化など、
スマートな対策が出来ない。
※エッセのKFエンジンは、主にアルミ製で熱交換もよく、水温と油温の差は10℃程度。
江洋ラヂエーターさんで制作していただいた純正互換ラヂエーター。
放熱塗装処理が施されています。
冷却性能については、追々レビューをしていきます。
目安となる数値は以下の通り。
投影面積:純正同等
コア厚み:純正16mmに対して、27mm
コア材質:純正アルミに対して、銅。
コア層数:純正の1層に対して、2層。
一般論としてのアルミと銅(真鍮)を比較したメリット/デメリット。
・アルミは銅とくらべて軽い!
・銅はアルミと比べて自己放熱性がある!
・アルミは銅よりも強度的に弱く配管板厚が厚くなり、熱がこもりやすい。
・高速サーキットを走る場合はアルミ!
・中低速がメインのジムカーナをする場合は銅。
実際に、サーキットで周回を重ねると、明らかにパワーダウンする時があります。
スパ西浦サーキットでビリだけど入賞した時の映像がこちら。
実際の順位はともかく、楽しく走っている時に「アレッ!?」となるのは嫌じゃないですか。
精神的にも、車にもあまりよろしくない。
そんなわけで、購入に踏み切りました。
実際に車に取り付ける作業は、素人に毛が生えた程度のおっさんでも可能です。
作業時間は30分~1時間くらい。
取付け作業が終了したら、ラヂエーターキャップは外したまま、
クーラントをある程度の容量をラヂエーター本体とリザーブタンクに注ぐ。
ラヂエーターに満タンまで入ったら、エンジンを始動しエア抜きをする。
エア抜き時にアクセルを踏んだりして、回転数を上げてはNGです。
ウォーターポンプ部で空気が噛んだりして良くないそうです。
エアー抜きのアイドリングは30分以上行います。
そのうえで、ラヂエーターファンの回転が正しく行われるかを確認し、
キャップを締め、作業を終了します。
※熱交換器の容量がアップしたので、冷媒となるクーラントも比熱容量が
LLC比較で大きなもの(ライトチューニングエンジン用)を導入しました。
2014.06.04.-----
初期トラブルで、クーラントが漏れてしまいました。
どうやら純正部品を使ったロア側から部品不良で漏れているようです。
申し訳ないのですが代品を再制作していただき、本日取付けました(`・ω・´)
しばらく様子見です。
2014.07.04.-----
しばらく様子見たお!もう大丈夫だお!
(感想を追加)
・装着後に一番感じたことは、エンジンの元気がいい!
ちょっと表現が可怪しくなるかもしれませんがお付き合いください。
車を日常運転する方で、年に2回ほど(春と秋)1~2週間位。
エンジンが非常に調子がいい時ありませんか?
すごくよく回る、すごく力強い!
あの感覚です!、あの感覚の9割くらいの状況が再現されています。
ずーっと力強い!!
これはすごいことですよ。
これは評価を改めなければならない!
というわけで、☆5になりました。(`・ω・´)
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購入金額
35,000円
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購入日
2014年05月24日
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購入場所
江洋ラヂエーター
mickeyさん
2014/06/02
してしまいますね(^^;
ターボだとブーストが上がらず厳し
かったですw
とっぷりんさん
2014/06/02
あれ?とリザーブを見るとちょっと減っている。
…?
ラヂエータードレンコックからちょっとだけポタポタしてました。
手で締めましたが、真横のエキマニに触れてやけど…(`;ω;´)