■ green-orna | BICYCLE GOODS | 株式会社グリーンオーナメント


転居先では自転車が唯一の日常の足になります。

最後の１台のオートバイも手放すということで、
これまでまったく愛情を注いでこなかったママチャリの整備を進めています。

ベルが壊れたまま何年も放ったらかしにしていたので、前輪用カギといっしょにベルも購入。

before / after の before の図

せっかくなので、100円均一で売っている自転車用ベルとホームセンターで売っているベルを

実用比較しようと両方をいちどに購入しました。

こちらでは、100円均一ショップで買ったベルをレビューします。


どちらも安物ですが、こちらのほうがホームセンターのモノより96円安いです。

どの辺に差があるのか、というと、

① ハンマーの位置を可動できるかどうか
② マウント台座の造りの差

③ 肝心要のベルの音量＆音色

の３点に差が出ています。


百均モノもホームセンターのモノも親指でハンマーをリボルバー拳銃の撃鉄を起こすようにして

引っ張って指を離し、スプリングがその反動で戻る際にベルを打ち付けて音を出す、という

仕組みになっています。

この百均モノは、撃鉄部分が固定式です。
ハンドルパイプに据え付ける台座に対して撃鉄の角度を変えることができないのですね。

良く言えば頑丈なのですね、可動部分がない分だけ。


上の写真に見えているスクリューネジが入っていく台座は見たまんまの樹脂製です。
樹脂の中にネジ溝を切ったメス孔を持つ筒がねじ込まれている、なンてことはありません。

撃鉄とベースをつなぐスプリングの長さにも余裕はありません。

音色も低く、残響も短めなのは、ベルの下部をふさぐような造りになっているからでしょうか？

空気が震えませんね、この構造では。

音も小さめ、低い音質、残響も伸びない、といった評価はあくまでも相対的なモノであって、

自転車ベルの機能としては及第点です。

108円の製品に多くを求めすぎてはいけません。