基本刃物フェチ(危 のcybercatは実家では本鋼の包丁を使う。
一番使う菜切りと牛刀(正確には三徳包丁を研いでいたら細くなってきたので、菜切りと使い分け、牛刀ライクな使い方をしているだけだが)は、ともに木屋の「墨流し」と呼ばれる技法を使ったもの。
当然鋼なので錆びる。
でも研げば切れ味復活!
ということで長年使っているのだが...
今の住まいではそれほど調理もしないだろうと、ステンレスの包丁にした。
しかし譲れなかったのは「研げる」こと。
ステンレスの包丁は一般的には一回なまくらになると復活しないが、こいつは研げるのでOK。
なので砥石を探した。実家には平砥石があって、それで月に数回研いでいるが、ステンレスなので「錆び落とし」に研ぐ必要はないし(鋼は玉ねぎ切るとてきめんねー)、そもそもそこまで使わない。骨付き肉なども扱う予定はないので、刃こぼれを修復するような大々的なものではなくて、「目立て」が簡単にできればよいかな、と買ったのがコレ。
ハンディ砥石。
ダイヤモンドの粉末を土台に固定したいわゆるダイヤモンド砥石で、コレ↓のお仲間。
包丁なのである程度広い面があるほうがよいと、大型のものを購入。パイレックス製品などを扱うハウスウェア事業部と、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
ブランドでアウトドア用品を扱う事業部を持つパール金属のダイヤモンドシャープナー。名称に「トリプル」とあるのは3用途(研ぐ/削る/磨く)に使えるからか、研ぎ面が3種(曲面/平面/溝)があるからか。いまんとこ平面しか使っていないけれど、ま、「目立て」はできるね。
簡単に。
ただ刃こぼれは無理(だと思う)。
平砥石は水つけて研ぐときに砥石自体が削れ、刃のほうも削れて金属粉が出でそれらが水と混じって細かい目のコンパウンド液状態になって「研げる」。
そのため、刃こぼれがあってもそこまで削れるわけだけど、これはいわば目の細かいヤスリをかけているだけ。
刃の部分を微細にギザギザにして切れ味を復活させるだけ。
さすがに刃を削ってしまうほどのパワーはない。
そういう意味では本気の砥石ではなく、タッチアップ程度のものだけど、簡単に切れ味が戻るのはうれしいかな。ちょっと使いには水もいらないのでベンリ、です。
-
購入金額
990円
-
購入日
2014年02月11日
-
購入場所
ロイヤル
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。