01.はじめに

これは快適。
NECのルーターからの買い替え。

ここ最近、近所の2.4GHzのAPが増加の一途。
NECのルーターもモノとしては特に支障無いですが、混線が酷くなってきました。
5GHz帯域を増設したいなぁと話していたところ、安かったのでゲット。
モノはIOデータ様のac対応の上位機種「WN-AC1600DGR2」。
値引きも入って4桁で購入できました。

対応無線規格と速度一覧。
IEEE802.11a：最大54Mbps
IEEE802.11g：最大54Mbps
IEEE802.11b：最大11Mbps
IEEE802.11n：（5GHz）最大450Mbps
IEEE802.11n：（2.4GHz）最大300Mbps
IEEE802.11ac：（5GHz）最大1300Mbps

ac1300Mbpsですよ！

・・・うちに対応機器無いけどネ。

02.外観編

箱。

蓋を開けると本体。

最近このリンゴスタイルが多いですね。
開けやすいからいいけど。

付属品一覧

本体、スタンド、LANケーブル、取説、設定カード。
この設定カードが素晴らしい。
各種無線設定関連の情報が詰まってます。

従来機種にあるQRコネクトに加えて、NFCコネクト（中央のNマーク）にも対応。
ID、パスも書かれており慣れた人なら取説読まずにこれ一枚で設定可能。
非常に便利。

本体。

本体天面

天面に設定用の3つのボタンが配置。
WPSボタン、節電ボタン、コピーボタン。
WPSボタンは長押しの秒数でSSID１と２を切り替え。
SSID1（2.4GHz）は3秒長押し、SSID2（5GHz）は6秒長押し。
節電ボタンとコピーボタンは使ってないので説明割愛。
ちなみにここでいうコピーとは既存のルーターとの置き換えで使う際、
WPSを使ってSSIDとパスをコピる機能。
今回は増設なので使いませんでしたが、ID変えずに置き換え派には便利ですね。

本体背面

流石の上位機種、フルサポート体制の背面端子群。
RJ-45ポートはWAN×1、LAN×4、もち1000Mbps対応。
IOデータお得意のnet.USBも完備。
向かうところ敵なし。

付属品のスタンド。

結構頑丈そう。今回は使わなかったです。

【外観編まとめ】
設定カードの利便性が高い。
もうこれだけで満点あげちゃう。

03.設定編
今回は増設なのでAPモード固定で使用します。

設定画面

設定画面はいつものIOルーターの画面。
特に迷うことないですね。
SSIDは3本。2.4GHzと5GHz、ゲスト用の2.4GHz。
Guest SSIDは初期状態でセパレート対応済。

対応機器の接続はカード見ながら暗号キー入れてもいいんですが、
折角なのでNFCコネクトを使ってみました。
対応機器はこれ。

設定カードのNマークをかざせばできるかとやってみましたが・・・
やっぱりアプリが必要なよう。

NFCコネクト

QRコード共々結局アプリがいるので、アプリを落とすためにネットに繋ぐ必要がある本末転倒状態は変わらなかった。
NFCならよもや、と思ったんですが状況変わらず。
頼みますよgoogleさん。

一応入れてみました。

アプリ起動画面

読み込んだ情報

アプリを起動すればあっさりとNFCで情報認識、反映ができます。
まぁアプリを検索～インストする暇あったらパス直打ちする方が早いんですがね・・・
苦手な人にはきっと便利でしょう。

【設定編まとめ】
やっぱりアプリインストが必要なQR/NFC認証がひと手間多い。
間口が広がるので悪くないですが、OS側でそろそろ同種の設定方法に対応してくれるといいのに。
しかし、ここでも設定カードの便利さが光る。
サイコーです。

04.実用編
今さっき設定したばかりで実用はこれから。
一先ず5GHzはすこぶる快適。
近所はみんな2.4GHzなので、混線の心配も（当分は）無いです。

KIRAでDLNA再生みたいな帯域食らう使い方も安定してます。

電波状態のチェックをしてみました。

検証機器はこれ。

802.11a/b/g/n対応の嫁KALOSにWiFi Analyzerを入れて強度観察。

本機の設置はリビング。

隣室にあたる寝室とリビングのテーブル上の強度です。

青の線が2.4GHz、赤の線が5GHz。

その他の色の線は近所の無線、すべて2.4GHz。

いったい何本立ってるんだというような密度ですが、すべて2.4GHz。

5GHzは我が家だけなので混線の心配はありません♪

残念ながらac対応機器が無いので、フルスピードは体感できず。
今後の機器増設の楽しみとして取っておきましょう。