私自身はこのSSDの性能の低さは噂で聞いていましたので、本格的に使い始める前にSSDの換装とメモリーの増設は実施してしまいました。購入価格から考えれば、初期の動作確認さえ取ってしまえば、後は壊れた時点で諦めれば良いと思い、保証期間を無視して早速本体を分解してしまったのです。
メモリーは標準搭載のDDR2-667 1GB SO-DIMMを取り外し、DDR2-800 2GB SO-DIMM(購入時点でDDR2-667よりもDDR2-800の方が安かったため)に交換したのですが、SSDに関してはこのSDSA3DD-032Gがとにかく遅かったので、比較的安くても現代的な性能を持ったものということで、Crucial m4のmSATA 128GBモデルとなる、CT128M4SSD3へと交換しました。
TW317A5はWindows 7モデルでしたから、メモリーの消費量もそれなりに大きく、メインメモリーの1GB→2GBも大きな効果があったのですが、SSDの交換の方がより劇的な効果がありました。
生憎きちんと保存していなかったのですが、ベンチマークを走らせてみるとSDSA3DD-032Gの速度はとにかく壊滅的で、TW317A5の体感速度の遅さにも納得がいったものでした。ランダム性能に至っては、あの悪名高いJMF602Bを搭載した平均的なモデルと比較しても劣っていました。
SDSA3DD-032Gは一応mSATA接続のSSDなのですが、SATA-IDE変換チップのMarvell 88SA8052-NNC2を搭載していますので、パラレルATA用のコントローラーを変換チップ経由でSATAとして利用している形のようです。コントローラーはSanDiskブランドのものですが、データが見つからず詳細不明です。
当初はあまりにひどい遅さだったTW317A5ですが、CT128M4SSD3に載せ替えてからは何とか使えるという程度の遅さに落ち着いてくれました。元々性能の低いPCではありましたが、標準搭載のSSDがもう少し良いものであったら、印象ももう少し良かったのではないかと考えてしまいます。
-
購入金額
0円
-
購入日
不明
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。