CDフォーマットを超える高音質音源、しかも多くは録り下ろしの音源が付録につく、PCオーディスやDAP、ネットワークオーディオなどの総合情報誌、季刊「Net Audio (ネットオーディオ) 」。
雑誌にしては高いので毎号は購入しないが、録し下ろし音源の内容や特集がよければときどき購入している。
本号は2013年の秋号で特集に興味があって購入。
めあては「“アナログ・リッピング”の愉しみ」。「USBオーディオインターフェイス/ADコンバーター一斉試聴」などハードの話から、実際のリッピング法や使用アプリケーションの紹介まで。いわく「本特集を読めばレコードだけでなく、カセットテープなどのアナログ・メディアに収められた貴重な思い出の音源を、ネットオーディオ環境で楽しむことも可能」になるとのこと。
実は先日「キオクのひきだし」
を用いてVHSビデオをデジタル化しようとして録画済ビデオテープを一本ロストした。どうも長期保存でテープ同士が固着していたらしく、デッキ内部で切れてしまったのだ。
たまたま中身は録画当時気に入っていたアメリカの料理番組だったので、他を探せば市販テープなりようつべなりあるはずでダメージは致命的でないが、デッキを分解してテープ除去してクリーニングかけて..とかなりの手間を強いられたし、2度と手に入らないソースの場合目も当てられない。
そのためアナログ資産⇒デジタルデータ化の特集がある本書を掴んだわけ。
ハイレゾ音源はベテランジャズドラマー森山威男率いるセクステット(ピアノトリオ+サックス2管、アコーディオン)のPIT INN LIVE、モントルー・ジャズ・フェスティバルで優勝したキューバのジャズ・ピアニスト、マリアリー・パチェーコによる「さくらさくら」をモチーフにした「Sakura」、サキソフォニスト苫米地義久の「When I Fall In Love」。メインの森山威男グループの演奏は客席との応酬の流れ、メンバーの阿吽の呼吸も感じられるような生々しいもの。ただ2012年 12月号と比べると同一音源のサンプリング周波数違いやビット深度違いの収録はなく、「分析用」というより「観賞用」。この特集を元にアナログデータのデジタルサルベージをやろうと画策中。
一番古いアナログテープは今を去ることウン年前の中学時代のエアチェックテープ..な~んてものもあるので...もう、時間がない!?
【内容(抜粋)】
特集:“ネットワーク”を使いこなせ!
Part1. いろいろな“ネットワーク再生”
Part2. NAS、ルーター、ハブでなぜ音が変わるのか?
Part3. ネットワーク再生対応機 一斉試聴レポート
特集:ハイレゾ対応ポータブル・プレーヤー一斉試聴
特集:“アナログ・リッピング”の愉しみ
特別付録:DVD「録し下ろし音源」
-
購入金額
1,300円
-
購入日
2013年10月頃
-
購入場所
北のラブリエさん
2014/03/11
どこかで見ましたが私の使ってるDA/ADコンバータを使ってレコードをデジタル化するサービスをやっている業者がいるとか。
それで商売になるなら・・・フルデジタルアンプの我が家でもアナログが聴ける?
もっとも、カネ取ってどうせADするならならもっと高いのでやれって書いてありましたがw
cybercatさん
2014/03/13
・そのときのフォーマットで規定された制限を越えることが出来ない
・デジタルフォーマットの勝者が何になるか不透明
の2点がネックで躊躇していたんですが、最近のPCの処理能力と保存媒体の大容量化で、高サンプリング周波数で高ビットレートのwavやflacで録っておけば、その後の加工も何とかなるだろうと考え、掴んで見ました。
>それで商売になるなら・・・
どっちかというと再生環境がなくなりつつあるんですよね。
自分の手持ちでも、前述のVHSは調子が悪い、βはない、レコードも現時点ではかけられないので....(資産が多いのでアナログプレーヤーは少なくとも中級クラスのものを中古でも良いので手に入れようとは考えていますが)
北のラブリエさん
2014/03/13
今のところは高ビットレートPCMにしておけばしばらくは持ちそうですよね。
DSDはまだ先行きがわからないですし。
アナログといえば某掲示板のオーディオ板で「現代の技術でレコードを作ったらどうなるか」みたいな話があって妄想半分ながら楽しく見ています。
ここででげるねおさんやyookano794さんのアナログ生活を見ているとうらやましくてならないので私もそう遠くないうちにプレーヤー買うことになりそうですが!
cybercatさん
2014/03/14
うわぁ大沼だw
私は軟弱な「なんちゃって」なので、そこまでもぐる勇気はありませんがなw