レビューメディア「ジグソー」

「備えあれば憂いなし」的な使い方に最適なアイテムです。

多機能なノーブランド懐中電灯です。

同僚が業者さんから何個かもらったものをひとつ分けてもらいました。

まず、ノーブランドという点が気になりますが、確かに本体や取扱説明書、箱を見る限り、どこにもメーカー名やブランド名が書かれていませんのでかなり怪しい感じです。ただ一つハッキリしているのは「中国製」ということです。。。

中国製だからといって一概に否定はできませんが、何も書かれていないというのはPL法的にも問題ありな気がします。でもまぁ、嘘のメーカー名や適当にブランド名を付けるよりは潔いのかも知れませんが…^_^;

■パッケージ内容
・本体(ホワイト)
・取扱説明書
・変換コネクタ(au、FOMA/SoftBank、Dockコネクタ、MicroUSB)
・携帯端末充電用ケーブル
・本体充電用USBケーブル

セット一式(箱を除く)
セット一式(箱を除く)


■充電機能
本製品には充電機能が備わっており、付属のハンドルを回して電気を起こし、内部バッテリーに電力を蓄えることで、本体前面の白色LEDライトを点灯させたり、サイレンを鳴らしたり、内蔵ラジオを聞くことができます。

ハンドルを出した状態。どちらに回してもOK
ハンドルを出した状態。どちらに回してもOK


また、携帯電話やスマートフォンへの充電も可能で、DC OUT 5.0Vに対応したものならば、付属のアダプタを使って充電することができます。

アダプタ類は割と充実しています。
アダプタ類は割と充実しています。


本体のハンドルのツマミ部分が収納される部分に、電源コードを挿すコネクタがあります。同じコネクタですが、片方は本体のバッテリーに充電(DC IN 4.5V)するためのもので、もう一方が携帯電話などを充電するコネクタ(DC OUT 5.0V)です。

左が携帯電話などの充電用となります。
左が携帯電話などの充電用となります。

本体バッテリー充電用USBケーブル
本体バッテリー充電用USBケーブル


早速試してみようと思いましたが、手元にバッテリー残量が細かく分かる端末が無かったので、付属のドックコネクタ(取扱説明書的にはiPhone 4、4sまでとなっています)にライトニングコネクタ用変換アダプタを装着して、iPod touch 5thを接続してみました。


ライトニングコネクタ変換アダプタ(左)を使用して接続。
ライトニングコネクタ変換アダプタ(左)を使用して接続。


折りたたみ式のハンドルを出してまわしてみると、ダイナモの重い感触とともに昔の自転車のダイナモのようにビュンビュンと音がして発電していることが分かります。

iPod touch側も充電状態になっていることが分かります。

とりあえず、試しに10分間回してみる事にしました。
バッテリーの残量は電池予報アプリを利用して回転させる前に「85%」から「84%」に変わったタイミングを見計らってスリープ状態にて充電開始。

バッテリーの残量(電池予報アプリにて)
バッテリーの残量(電池予報アプリにて)


取扱説明書によると推奨回転速度は一秒間に約2回転のスピードということなので、そのくらいの回転で回してみました。

そして、10分後。。。

ん?



83%って、
充電前より確実に減ってるじゃんorz

そんな訳で、苦労の甲斐なく期待した充電効果を確認することはできませんでした。もしかしたらiPod touch 5thには対応していないのかも知れませんので、また別な機会に別な機種で試してみたいと思います。

■LEDライト
砲弾型の高輝度白色LEDが3球付属しており、周辺を明るく照らすには少々非力ですが、非常用と考えれば十分な明るさと言えます。内蔵バッテリーの容量が不明なので満充電状態でどの程度使えるのかも分かりませんが、LED3球分なら大して消費しないのではないかと思います。
※分解すれば分かりますが、中身を見るのが怖いw

可もなく不可もなくといった感じの点灯具合
可もなく不可もなくといった感じの点灯具合


スイッチはライト(点灯)/オフ/サイレン・点滅(ライト)となっていて、サイレンのモードにするとアメパト系のサイレン音が鳴り響きLEDの点滅で、非常時に居場所等のアピールができます。

難点はライト(点灯)状態から勢いよくスイッチを戻すと、オフを通り過ぎてサイレンモードまで言ってしまいますので、スイッチ操作は慎重に行った方が良いです。(個体差があるかも知れません)

■ラジオ
付属のラジオは昔ながらのアナログタイプです。電源は音量ダイアルと一緒になっていて、AMとFMはスイッチで切替えます。選曲ダイアルは手回し式でシールに印刷された目盛りはかなり適当なので、ザックリとした目安にしかなりませんが、後は実際に聴きながら合わせるしかないです^_^;

電源スイッチにもなっている音量ダイアル
電源スイッチにもなっている音量ダイアル

AM/FM切替えスイッチ
AM/FM切替えスイッチ

選曲ダイアル
選曲ダイアル


感度はそれなりですが、特に悪い印象はありません。

本製品にはストラップが付いていますが、よく見るとストラップの芯材にコードが入っていてアンテナの役目を果たしているようです。

よく見るとストラップの間にもう一本コードが。。。
よく見るとストラップの間にもう一本コードが。。。


■製品仕様
□製品名:AM/FMマルチ充電来と
□ラジオ周波数:AM/525〜1650KHz
        FM/76〜108MHz
 ※使用は日本国内に限る
□スピーカー出力:0.25W
□ライト寿命:約10,000時間
□消費電力:約0.5W
□外形寸法:W126 × D52 × H43mm
□重量:122g

とりあえず日常的に使う事はないと思うので、避難袋の中に入れて緊急用ということにします。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2014年02月頃

  • 購入場所

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