最近、調子が悪くなったEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISに代わり、今回、EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMを中古ですが、新たに購入しました。
新旧の比較をこの機会に行ってみました。
静かで早い!
以下に双方のスペックです。
★EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
画角(水平・垂直・対角線) 64°30'~23°20'・45°30'~15°40'・74°20'~27°50'
レンズ構成 11群 13枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り 22~38
最短撮影距離 0.25m
最大撮影倍率 0.36倍(55mm時)
フィルター径 58mm
最大径×長さ φ69mm×75.2mm
質量 205g
手ブレ補正効果 3.5段分
★EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
画角(水平・垂直・対角線) 64゜30´~23゜20´・45゜30´~15゜40´・74゜20´~27゜50´
レンズ構成 9群11枚
絞り羽根枚数 6枚
最小絞り 22~38
撮影距離範囲 0.25m
最大撮影倍率 0.34倍 (55mm時)
駆動系 DCモーターによるギア駆動
フィルター径 58mm
最大径×長さ φ68.5×70mm
質量 200g
手ブレ補正効果 4段分
重さはわずかに5ℊEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMのほうが重くなりましたが、実際は重くなった感覚はなく、反対に新型のほうが軽く感じてしまいます。見た目か思い込みかはわかりませんが、しかしながら、今回からインナーフォーカスに代わり花形フードが採用され、見た目も向上しチープ感は少し和らいだんではないでしょうか。
最短 55㎜ 18㎜
長さが5mmほど長くなりましたが、フードが長くなった分だけ全長が長くなっています。
コーティングが変わったのか前玉の反射が違いますね。
STMとは、ステッピングモーター(Stepping Motor)の略称です。STMはパルス電力に同期して動作するモーターで、電気信号1パルスにつき、1ステップ分回転します。そのため、パルスモーターとも呼ばれます。
起動・停止するときの、レスポンスや制御性の高さが特長です。しかも、メカニカル構造がシンプルなため、静かでスムーズな駆動とレンズ筐体の小型化を実現しています。
タイプは、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMをはじめとしたレンズに採用されているSTM+リードスクリューとEF40mm F2.8 STMなど、主に小型なレンズに採用されているSTM+ギアタイプのものがあります。STM+ギアタイプはレンズを小型設計するのに適しています。
ホームページから抜粋
以下に作例です。
すべて、LAWで撮ってJPEGに変換後に圧縮しました。
EF-S18-55mm IS 18mm F3.5 1/40 EF-S18-55mm IS 55mm F5.6 1/100
EF-S18-55mm IS STM 18mm F3.5 1/30 EF-S18-55mm IS STM 55mm F5.6 1/100
手持ちのレンズで比較です。
EF24-105mmL F4 IS USM 50mm F4 1/60 EF50mm F1.8 STM F3.5 1/60
EF50mm F1.8 STMは少し寒色系ですね。
EF-S18-55mm IS STMのほうが少し暖色系で見た目に近い感じです。作動音もリードスクリュータイプで同じSTMでも、ギアタイプに比べ音も静かでピント合わせも早い。
写りも旧型と比べても遜色がないので、キットレンズで考えると必要以上の写りを実現してくれました。
軽いは取柄です
EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISから続くこのシリーズですが、代を重ねるごとに着実に進化をしており、セットレンズではあるが値段以上の写りである意味、安心して使えるレンズです。18mmからの焦点距離でお手頃価格でAPS-Cサイズの広角側の心強い味方です。
中古市場でも1万円を切る値段からお求め安くなってきており、どこでも気軽に持ち出し、撮影できいつまでも使っていきたいレンズです。
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購入金額
8,980円
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購入日
2016年05月04日
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購入場所
カメラのキタムラ 寝屋川店
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