東芝のSSDというと去年コチラのHG5dを登録したのだけど…
今回はさりげなくモデルチェンジした「Q Series Pro」扱いとなる「HDTS312XZSTA」。
7mm厚タイプで128GBの容量。海外パッケージ品だが10000円チョイで入手可能。
相変わらず本体はブリキのお弁当箱感があるシンプルというか殺風景なものなのだが、前回の海外パッケージ版HG5dと異なり、しっかりパッケージ通りロゴシールが貼り付けられていて、だいぶ弁当箱感は薄れている。
7mm厚モデルということで9.5mm用スペーサーも付属するが、本当に単なる板なので固定は自分でやる必要がある。それ以外の付属品は注意書き類のみと相変わらずのシンプルさ。型番等は前回同様底面のシールにある。
見た目ははっきりいって地味で、高級感も無い。しかしその性能は紛れもなく東芝SSD。早速ベンチマーク…前回のHG5dのスコアもあわせて。
左が前回のHDT212XZSTA(HG5d)、そして右が今回のHDT312XZSTAだ。どちらもIntelZ77チップセット内蔵SATA3での接続。
元々128GBクラスとしては高いWrite速度を誇っていたモデルだが、それを超えるスコア。確かに劇的な変化を示している項目は少ないが着実に速度が上昇している。
どれも若干前のモデル(でZ68マザーでの計測)になるが左からSAMSUNG 840Pro/Plextor M3P/Intel SSD510それぞれの128GBクラスSSDのスコア。いかに東芝SSDがWriteに強いかが伺える…というかReadでも真っ向勝負出来るレベルになってしまった。確かに256GBクラスならこれを超える性能は存在しているが、10000円で買える128GBのSSDでこの性能はすばらしい。
そして実売価格は前回同様、ライバルモデルと比べても比較的お手頃。
現状海外パッケージ品のみで入手性やサポートがきになるところだが、国内代理店モデルが登場すれば手の出しやすい存在になるはずだ。
また前回のHG5dでも触れた消費電力の低さは健在。相変わらず今まで計測したSSDの中でも最低クラスの消費電力を誇り、ほぼ同等…Writeはそれ以下の数値(誤差レベルだが)を出している。
HDT312XZSTA Idle1.5W/Read3.2W/Wright3.1W
HDT212XZSTA Idle1.5W/Read3.1W/Wright3.4W
※ACアダプタで1W程度消費しているのでSSD単体はこれよりさらに低い
今回は殆どベンチデータだけの内容なのだけど、HDT312XZSTAに関してはこれだけで十分魅力が伝わるかと。
-
購入金額
10,780円
-
購入日
2014年02月頃
-
購入場所
TSUKUMO
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。