レビューメディア「ジグソー」

初めてのノイズキャンセリング

週に二回、神戸にお仕事に行きます…

電車内で、スマホいじりでもいいんだけど…  でも、電車が通勤ラッシュでギュウギュウ… スマホ出してると場所をとって結構迷惑だったりするのですね。当然、好きな本も読めないし…

 

そこで、最近は音楽を聴くように聞くようにしています…

年齢がいくと、新しいアーティストを探す事が少なくなり、持っている曲の繰り返しになりがちではあるのですが…

 

スマホに、イヤホンを挿して聞いていたのですが、長いコードは他人に引っかかる事もあり、一旦電車に乗ると、プラグの抜き挿しがなかなかできない……

 

ので、買いました!!  

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングレシーバー MDR-NWBT20N

アマゾンやなんかで探すと7000円前後で見つかります。そこそこ、良いお値段。

実は…今まで、Bluetoothのイヤホンは持っていたんですが…

中華で安価なもの…  

「音が、とにかく低音がボワボワと不自然にこもっている」

とか、

「音量調整が大雑把すぎて、うるさ過ぎるか、小さいか…微妙な調整ができない」

とか、「2000円台なんで仕方ないか」とどこかで妥協点をさがさないといけないものでした。

 

そこで、ソニー、天下のソニー!!

 

というか、ヤマハのイヤホンも素敵ですが、ソニーのイヤホンの音は結構好きなんで、これならいけるだろうと。

 

…中古です、またw   4000円。使えれば、良いのです!!

しかも、今まで使ってみたかった、ノイズキャンセリングってのが付いている!!

通勤電車にピッタリそうではありませんか!!

 

レシーバー部分と、イヤホン部分に分かれ、イヤホン部分はコードが30cmくらいなんで、襟元に付けないといけない感じです…  本体はプラスチックで高級感はないです。

あとほんのチョット、10cmほど長い方が使い買ってはいいかもしれません。

イヤーピースは、手元に余分があったので付け替えています。

 

左側の丸い部分は、ああ、懐かし、ジョグダイヤル…MDウォークマン以来だ。クイッとひねるすと曲送り、戻し、継続して早送り、戻し。 右は、プッシュで再生・ポーズ。

 

側面1……中央のスライドスイッチは左にすると、ノイズキャンセリングOFF、中央がノイズキャンセリングON、右に再生音源が小さく聞こえるまでスライドさせつづけると、その状況に最適なノイズキャンセリングを選択してくれます。  

右のスライドスイッチがボリューム+-。

 

側面2……右に動かすと電源ON・OFF、左にスライドさせるとレシーバーのスイッチをホールド。

 

上面(便宜上ね)……3.5mmオーディオジャック。

 

下面(便宜上)……充電用microUSB端子。

 

裏面……クリップ。

 

感想を、率直に言うと、「イイ!!」です。

不満も、ちょっとはあるんですが…

 

まず、良いところ…

付属のイヤホンは、市販品でいえばMDR-NWNC33、付属のものはMDR-NWNC31と型番は違っても同じもののようです。

この音がいい!  とはいえ、平均的にいい、のです、

正直言えば、ヤマハのEPH-M100 に比べたら、低音のふくらみはないし、高音のエッジもイマイチ……

でも、こんな事は外で聞くぶんにはわからないです。

 

ソニーらしい、高音ハッキリ、平均的にちゃんと色々な音が聞こえるのは、面白みはないかもしれないけど、どんな人でも受け入れ安いのではないか、と思います。

 

音量+-も、

 

曲の戻し、送りも、

 

操作系のスイッチが、使い易い。慣れたら手探りで簡単に操作できます。

レシーバーの長さは6cm、厚みは本体1.2cm、クリップも含むと2cmくらいなので、「小さい」とは言い難いのですが、この適度に大きいところが操作しやすくしているのかもしれません。

そして、今までいくつかの中国製品のものを使ってきましたが、どれも音量が大雑把で、「うるさすぎる」とボリュームを絞ると「小さすぎる」になってしまうものが多かったのですが、これは丁度いい音量を探せる刻み方がしてあります。

 

 

このクリップが結構大きいのですが……

 

冬に、ぼくがよく着るタンカーズジャケットの襟元にも挟めます。

ちなみに、同じようなタイプの中国製の2千円台のイヤホンは、10回くらい使ったら、フリップの挟む部分が外れて飛んで、入っているバネがなくなって挟めなくなってしまいました。

 

また、アンドロイド4.4  Windows10Phoneでも全てのスイッチが機能します。

当たり前と言えばそうですが、中国製のはスマホのOSによっては機能が限定されてしまう事もあります。

ただし……Windows10Phoneでは、スマフォ本体のイコライザは対応しません。

 

 そして、ノイズキャンセリングですが、「完全に外界の音が聞こえなくなる」ものではありませんが、かなりの外音をカットしてくれます。

電車の走行音にはかなり効果的ですし、歩いていての車の音にも効果的。

…ですが、結構、車の走行音なんかは聞こえにくくなるので、ランニングなんかの時には、使わないほうが良いかもしれません。

この、ノイズキャンセルの効果は、スイッチを入れた瞬間にわかります、が、

このイヤホン自体がノイズキャンセリングのために外音を取り入れる仕組みになっているため、EPH-M100のような密閉度の高いイヤホンよりは、やや外音が聞こえない、という感じです。

でも音楽をかけると、部屋のTVの音程度なら、ほぼ聞こえなくなります。

 

このMDR-NWBT20Nのおかげで、電車のなかでも音楽を楽しく聞けるようになりました。

ただし、乗り越し注意、ですが。

そして、中古にもかかわらず、電池が弱ってないためか、公称8時間もつという稼働時間がすばらしい!!

実際に一時間半の通勤時一時間くらい音楽を聞いて、三往復で六時間、このくらいは電池がもつので、三日に一度、充電すれば十分です。

 

さて、良くないところ……

充電の蓋が、硬質な感じで、充電で開けるたびに「蓋が壊れるんじゃないか」と不安になる……

ほかのレビューでも「ちぎれた」というのを何件かみました。ま、ちぎれたら、ちょっと悲しいだけで、使用には差し支えないんですが。

 

それと、ノイズキャンセリングがソニーのノイズキャンセリング専用品でないと使えないこと……  

理由はイヤホンから外界の音を拾って相反するようにしてノイズを消すから、
らしいですが、その機能をレシーバーに付けることはできないのだろうか、と思います…

 

それと、ノイズキャンセリングイヤホンの3.5mmは五極なんですが、四極のヤマハのイヤホンを付けると、音が途切れます。

だから、ヘッドフォンが替えられるものの、どんなイヤホンでも使えるわけではないようです。

ちなみに、三極では、問題なく使えました。

 

それから、ヘッドフォンのコードの長さが、もうちょっとあれば……と思います。30cm程度の長さなので、レシーバーを胸ポケットや襟元に付けるなら十分なんですが、ブルゾンなんかを冬に着た場合、襟元を開けるしか使いようがない……寒くても。

あと10cm長ければ、使い勝手が広がるのに……と思います。

また夏のTシャツの時は、生地に挟むと外れやすく、袖に挟むとちょっとコードがたりない。胸ポケットのある、シャツでないと、イマイチ。ヘンリーネックの胸元でもいけるけど、クルーネックだと、首元過ぎて辛いところ。

 

 

 
更新: 2017/09/12
総評

大満足!

全体としては……

いい、大変いい!!

ですね!!    

 

一番のポイントは、操作系の使いやすさ、でしょうか。こういうところは、ポータブルオーディオの元祖だけあって、本当に考えられているなぁ、と思います。

そして二番目はノイズキャンセリング、そんなに驚きのものではないですけれど、それなりに効果的!

三番目は価格。新品でもアマゾンなんかで6500円くらいであるし、スマホからワイヤレスで聞いてもよし、ノイズキャンセリングでワイヤレスではないウォークマンにもイヤホンだけでも使える……

 

となると!!

  • 購入金額

    4,000円

  • 購入日

    2016年12月12日

  • 購入場所

    ヤフオク

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