レビューメディア「ジグソー」

OCWORKS謎の液体セット

※パーツ類まるごとセットのジャンク品で購入したので純粋な「750D」の内容ではありません。

 

オーバークロックワークス(http://www.ocworks.com/)がたまーにやるジャンク品放出イベントで販売されていた「謎の液体セット」。CORSAIR 750Dに何かパーツが入って25000円。

すごい、組み立て型水冷が組み込まれてるぞ!マザーもZ87世代でかなり高価だったMAXIMUS VI FOMULAでCPUだけでなくマザー純正のVRM冷却部水冷配管もされている。あと何気にレア電源。

https://twitter.com/ocworks/status/902408782927454208

しかしなんなんですかそのオレンジジュースみたいな謎の液体は。

かつてはクリアレッドの鮮やかなクーラントだったらしいが…

 

1台水冷マシンは欲しいしが自分で作るには手間…というより予算がとんでもなくなるのでこの組みあがってる水冷がこのお値段は魅力的。ちょうどZ87に使えるi5 4690Kが家に寝ている。

しかし4年間放置状態だった水冷マシンを水冷ド素人が手に入れてどうにかなるものなのか。そして何よりこのCorsair 750D、フルタワーだ。でかい。我が家最大サイズのAntec P183より一回りはでかい。ただでさえ置き場がない我が家でこのサイズはやばい。冷静になれ。

 

で迷った状態のままイベント当日。現物は750Dの外箱に入っていて中身はまだみえない。もう一人狙っている人が居たらしく箱から出てくる…「あ、逆さだ」。 自分も便乗して横から見ていると宅配OKという話に。マザーや電源の付属品・外箱も残っているという。そして結局もう一人の人は断念。あ、これ俺いけちゃう?いけちゃう?どうぞどうぞ言われるし、OCWORKSさんはこれが売れればサー○ルちゃんにじゃぱりまん食べさせられるとかいうし。

翌日家にはバカでかい750Dと謎の液体が!!

更新: 2017/09/12
実用性

でかいけど何でも入るし組み立てはしやすい

先に750Dについてざっと。

とにかくでかい。手持ち最大だったAntec P180より縦横奥行すべて10㎝程度でかい。幅もでかくなっているので写真ではわかりにくいのだが、実際5インチベイを使うとその幅に笑う。

幅の広さは裏配線スペースの余裕にもなっており、配線の通しやすさはかなり簡単。今回は水冷が組み込まれているが大型空冷の運用もし易いだろう。

E-ATXにも対応し、普通のATXマザーよりスロットが2本も多い。だがMaximus VI Formulaの背面パネルが取り外されていた。何だろうと思ったらこのケース、六角スペーサーの代わりにケース自体が盛り上がってマザーマウント部を持つ造りになっている。普通のマザーなら問題ないのだが分厚い背面パネルを持つMaximus VI Formulaの場合そこにパネルが当たってしまい取り外していたようだ。

 

水冷ユニット固定の為に使われているので動かせないがHDDベイは本来移動可能でケースの内部全長全てをグラボ用にすることも可能。

 

いっぽう本体重量は7kgと思ったより軽い。ひっくり返したり背面を向けたりといった作業はサイズのわりに簡単。そして全体はツールレス化されていてHDDやSSDもはめるだけ。

フロントに14cm2基、リアに14cm1基のファンが搭載されているのでそのままでもケース内の冷却力はとても高い。爆熱をばらまくR9 290もまるでバラック状態のように温度に余裕がある。

 

一方全体の金属が薄く(だから軽くてくみやすいのだが)、フロントパネル以外は高級感はあまりないし、サイドパネルのリア折り返しや内部ベイの接合部はぶつけたり水冷をつけたときについたと思われる曲がりやヘコミができている。そして静音性も低めで高回転のファンを装着するともろに風切音が出る。標準の14cm3基(3pin接続)も回転数が高めなので静音を狙うならファン交換かファンコンが必要。またツールレス機構は樹脂部品を多用しているのでそこの破損がないかも心配だ。

 

とても組み立てやすいケースだし、このケースで入らないパーツなんて早々ないし放熱面の問題もまずおこらないので、ハイエンドマシンを組むのに心配がいらない。シンプルなデザインと大きな側面窓がカッコイイ。置き場所さえ許せばとても扱いやすいケースだ。置き場所さえ許せば。

更新: 2017/09/12

水冷お掃除

元々水冷搭載BTOマシンのテスト用として使われたPCだったらしい。

なので水冷は耐久性を重視したパーツチョイスで、チューブは弾力がある硬質タイプ。水冷ヘッドがぶらんぶらんした状態でも折れないしジョイント類もガッチガチ。逆さに置かれたりしていても平気なわけだ。

 

少なくとも宅配の間にあやしい液体が漏れた様子もないし、あやしい液体も変質しているだけで沈殿物のようなものはあまり見られない。水冷素人の自分が変に分解するよりそのまま水を入れ替えまくって洗浄した方がよさそうだ。

まあシャッフルされたせいか昨日より色が変わっているきがするが。手前は青汁。

とりあえずポンプが生きているかとテスト用の電源を繋ぐとウィイイイインと周っているので大丈夫そう。

各所も漏れはなさそう

そのままだと水冷ヘッドがぶら下がっていて危なっかしいので、手持ちの4690Kを装着してヘッドを本来の位置に。水冷バラさない状態でCPU装着できるってのもすげえな…。

 

謎の液体を抜く。すごく甘ったるい臭いがしてヤバイ。蓋を開けた途端に野犬がわめいたりカメが火を噴きながらぐるんぐるんしてもしりませんよと言われたが、まあそこまでではない。でもやっぱなんともいえない。

摘出したオレンジ色的な元クーラントはちょうどいいペットボトルがあったのでそこに突っ込んでおいたが、置いておいたら美味しそうなので危険。

 

 

一回抜いたとはいえ水路の各所に残っている状態。蒸留水を追加して一度廻してみる。

第二形態はまるで乳酸菌飲料。鮮やかな分だけ初回で抜かれて何とも言えない分だけ残ってしまったようだ。こりゃ何度も繰り返すハメになりそうなので中性洗剤を投入。

 

泡立ってきもッ!なんかぬめぬめするー!

 

1日に二度蒸留水をいっぱい買いに来る謎の客になってしまったが更に追加で用意して廻しては水を抜いての繰り返し。何度やったかはよく覚えていないが中性洗剤の泡が消える頃には他の残留物も綺麗になくなったようだった。

 

綺麗な透明の蒸留水になったところで装着済みのなんかカッコイイ電源に接続を切り替え、マザーに通電をしてCPUの冷却動作を開始…が、起動しねえ! 通電するがCPU認識してねえ!!

まてよ、これ4770Kのテスト用に使われてそのままってことはBIOSがHaswell-R以前じゃないのか。

幸いMaximus VI Formulaは対応CPUが無い状態でもUSBメモリからアップできる機能があるのでソイツで最終版にアップデート→起動。

仮のOSをぶち込んで適当に動かしてみるが定格だと過剰ともいえる冷却力。元々750D自体がケース内部が恐ろしく広く余裕があり、ファンが高回転のものというのもあるが、冷却力は期待通り。

 

ここで満足して電源を落とすと…なんとマザーのCMOSバッテリー(ボタン電池)が切れている。電源遮断でリセットされてしまう。問題はMaximus VI Formulaの全体を覆うカバーを外さないとボタン電池が交換出来ないという事。

ご覧の通りVRM部までしっかり配管されているのでマザーの取り外しは水冷をバラさないと不可能だが、全体を覆うカバーは裏面からネジ止めされている。このマシン最大の罠だった。

せっかくバラさず洗浄も終わったのに結局ばらすのか…いやまて、この水冷の頑丈さならリザーバ・ラジエータ・マザーの相対位置を維持したまま手前に引っ張り出せるのでは?(あたまわるい)

 

写真撮ってるヒマというか手が足りなかったが緩衝材やら何かやらを駆使して水冷一式をそのままケースから外に出すというアホな行為に成功。その状態でカバーを外し(といってもVRMの配管にひっかかるので途中までだが)ボタン電池を押し込んだ。恐らく内部スペースに余裕ありまくりな750D&頑丈な配管の水冷だったから出来た荒業だ。これで安心。

 

この4690Kは以前定格に近い1.20Vで4.6GHzまで上がり、常用は安定性と発熱を考え4.4GHzで動作させていたものだが、当時は冷却力に余裕がない環境だったのでそれ以上はテスト程度に抑えていたもの。今回の環境ならもっとまわるんじゃね?

 

はい1.34Vまで上げて4.8GHzでベンチOKです。マザーが変わったのもあるだろうが冷却力の余裕は恐ろしく、ファンを1000rpm未満の静音動作に固定してもOCCT30分でピーク70度。つよい。

 

というわけでほぼOCWORKS状態のまま復帰できたので、グラボでも積んでゲーム用にしようか…確かGTX680 Lightning転がってたな…リザーバーにぶつかってはいらねえ!!

本来750Dは入らないグラボなんて無いような広々ケースなのだが3.5インチベイにリザーバ一式を固定してしまっているので幅も長さも広いLightningはぶつかってしまう。

…これリザーバをもっとケースサイドパネルよりにずらせばLightningや他の長尺入るんじゃね?元々あった穴を流用してリザーバを固定しているだけだしこの配管は多少のズレは許容してくれる頑丈さを持っている。

まさか届いた翌日ドリルで穴あけるとは。

この1cmの差でグラボの余裕ができたぞ。

結局ずらさないでも搭載できるR9 290にするか迷ってるんですけどね。

あとは仕上げに色付きのクーラントにして出来上がり。

いやーなんか満足感高いですねこれ。

  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2017年09月02日

  • 購入場所

    OCWORKS

25人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • hidechanさん

    09/12

    この沈殿っぷりを見ると、CPUの水枕内のフィンもゴリゴリに詰まってそう@@
    一度バラシて歯ブラシで掃除した方が良さそうだけど、4年物をバラすとなるとOリングもヘタってそうだから交換しなきゃ・・
    って考えると、今回のお水流しまくりで分解しないが正解っぽいですね(*´▽`*)
  • 下小川さん

    09/12

    不幸中の幸いか沈殿というより分離で、個体物はなかったんですよねー。
    あとCPUヘッドも半透明でうっすら中が見えるタイプだったんですが洗剤流し込んだ時に見えた限りでは詰まりなさそうで。まあどちらにしろOリングのヘタりとかあるんで…まあ漏れない限り手つけないでいいかな!

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