最強コンデジとも言えるSONY Cybershot DSC-RX100M2
その弱点の一つが、広角端の焦点距離である。
35mm換算で28mm相当となるが、24mmスタートのコンデジも多い中で、28mmスタートはやや物足りない。
レンズ交換のできないコンデジの場合、望遠側は記録画素数を下げることによるスマートズームや超解像を使ったり、トリミングを併用すればある程度補うことができるが、広角端は画像処理では補うことができない。
そんなコンデジの広角端の焦点域を拡張するアイテムがワイドコンバージョンレンズ、略してワイコンだ。
ワイコンは純正オプションを用意しているケースもあるが、RX100では純正オプションは用意されておらず、他メーカーのものを流用するか、サードパーティー製を使用することになる。
RX100/M2では、リコーのワイコンを使うケースが多いようだが、互換バッテリーで知られるロワのものを用意してみた。
ロワのワイコンの特徴は、何と言っても低価格なこと。
52mm、55mm、58mmがラインナップされており、レンズ前面のフィルター取り付け用ネジを利用して取り付ける。
製品には、専用ポーチが付属している。
リア用、フロント用のキャップ付き
前面の径は77mmあるので結構大きい。
RX100/M2には、前面にフィルター取り付け用ネジは用意されていないため、取り付けにはステップアップリングを使用する。
手持ちの37-52mmのステップアップリングの、37mm側オスネジの部分を切り取り、フラットな状態にした上で、RX100M2のレンズ前面に両面テープで固定する。
ココに、ワイコンをセットする。
・・・( ̄  ̄;) うーん
予想以上にでかい。。。
それでは、気を取り直して、ワイコン装着による効果を・・・
まずは標準の状態で
ワイコン装着では・・・
0.7倍なので、約20mm相当の焦点距離になるはずだ。
実際の画角の違いは・・・
一回り大きく写すことができている。
デメリットは、ほぼ広角端でしか使えないこと。
ほんの少しズームしただけで、ピントが合わなくなってしまう。
ステップズームを使用して、35mm相当にした時点で既にピントは合ってくれない。
結果的に、広角端オンリーでの使用となってしまう。
周辺画質は甘いし、色収差も見られるが、後ろに下がれない場所で大きなアドバンテージだ。
レンズ前面に装着するだけで、もう少し引きたい願いを叶えてくれる。
カバンの隅に忍ばせておけば、心強い。
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購入金額
2,980円
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購入日
2013年12月23日
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購入場所
Amazon
あきんばさん
2013/12/29
ねおさん
2013/12/29
画角が広くなるのは良いんですが、ヤッパリデカイですね・・・
大きさ的には、リコーのDW-6が良いようですね。
実売価格10,000円程度ですが、37-46mmのステップアップリングを使って装着できるようで、程よいサイズで違和感なく使用できるようです。