レビューメディア「ジグソー」

Renew DAC1242-1.5

最近、RPi関係のDACばかりいじっていますが、とある用途から以前、デッドストックとして保管していたこの基板を再度製作することにしました。

 

FN1242Aを使ったDACの話題も最近は少しトーンダウンしているようですねぇ。

しかし、このDAC-ICはやっぱり独特の音がするので好きです。

 

処女作と同じ構成ではつまらないので、ちょいと仕様は変えています。

 

といいながら、フィルムコンは相変わらずEROで固めていますが、今回はアキシャルリード型のMKT-1813を奢っています。

今回はかなり速いペースで部品を実装できました。

 

表面実装基板のとりつけもかなり慣れてきました。

SSOP28(FN1242A)やSOP(CS8416)のはんだ付けも通常のはんだでガシガシ取り付けます。

 

全体はこんな感じ。

基板上の電源回路は(正)7815、(負)7915を使う仕様なので、これを避けてLM317、LM337の外部電源基板を使うつもりです。

 

また、デジタル入力は以前購入していたXMOS USB-DDC基板を使います。

(USBオーディオは久しぶりだなー)

 

ちなみに、OPAMPは以前使って放置していた、これ、ひさびさの復活です。

 

 

この基板、I2S出力も可能なんだけど、DAC基板側をI2Sで受けようとすると大改造が必要なのでS/PDIFで接続することにします。

3.3VのドロップレギュレータはLDOを使います。通販で取り寄せ中、明日届くので結線、通電できます。

 


2015.04.18

 

昨日から通電確認を開始。

 

その前に、DAC基板の工作が少し残っておりまして、

 

低ドロップ三端子レギュレータ 3.3V

いつもはTO202系を使っていますが、今回はTO252系で良いのが無いかなと探したところ、

共立エレショップで良さげなのを見つけました。

http://eleshop.jp/shop/g/gF2L412/

 

(ジャンク)@50で5コ注文していたのが到着。ドロップアウト電圧は0.3V。丁度良い仕様です。

 

藤原さんのデジタル系基板は、表面実装タイプのレギュレータの実装も考慮されているので、取り付けは簡単です。

LDOレギュレータはPOL配置が良いと、たかじんさんがおっしゃっていましたが、

<LDO>

http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2015/03/ldo-23b6.html

<POL配置>

http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2014/02/pol-point-of-lo.html

 

今回のような使い方がLDO本来の良さが活きるってことなんでしょうね。

 

この基板では、

15V->5V->3.3Vとシリーズで減圧してゆく回路になっていて、特に5V->3.3Vは1.7Vしか差がありません。

こういうときはLDOのほうが使いやすいのではないかと思いました。

 

いよいよ通電。正負電源基板の出力の確認。

正側、無負荷で15.33V

負側、-15.58V

正側より少し高めですが、まぁ気にしないでいきましょう。

DAC基板に接続。

電源基板を外に追いやったのでDAC基板はデジタル部とアナログ部のみです。

なので、ちょっとスカスカに見えますね。

 

同軸入力でBDプレイヤーからS/PDIF入力をしています。

一発で出音!

と言いたいところですが、紆余曲折ありました。

最初、SACDで確認してたしwww

SACDはBDプレイヤーでは同軸出力しないのを忘れてました。

 

久しぶりにFN1242Aの音を聴きました。(最近、RPiばっかりで聴いてない)

さて、来週はケースに入れたいと思います。

 

なぜ、電源を独立させたのか?

レギュレータに78XXを使いたくなかったのもあるんですが、実は・・・

こうご期待。

 

あ、その前にパワーアンプも組み上げなきゃ・・・

 


2015.04.18

 

いろいろと作業が溜まっているんですが、1つづつ片づけていきましょう。

評価用として基板を収納している100均トレーですが、これがなかなか使い勝手が良い。

 

今日、いいものを見つけました。

 

トレーを積み上げるためのトレーwww

 

1Fは、Raspberry Pi+DAC5102の階。

2FにDAC1242-1.5を積み上げました。

3Fまで組めるようにトレーを買い占めましたwww

 

ケースに入れるのがますます面倒になってきた(爆)


 

2015.04.29

 

今回、ヤフオクでケースを注文してみました。

ようやく中国からEMSで到着。

心配だった品質は、まずまずです。8mm厚のフロントパネルが高級感を醸し出します。

が、厚みがある分電源スイッチなどがうまく収まらなかったり・・・

○ フロントパネル: 194mm*70mm*8mm
○ リアパネル: 190mm*68mm*3mm
○ 本体内寸: 180mm*265mm*62mm

DAC179X-2.1は2電源にする予定なので、この内寸ではかなり厳しいことがわかり、

当初予定通り、DAC1242-1.5を収納しました。こちらは余裕で入ります。

ケーシングして視聴。

あらためて聴いてみると、このDACはちょっとおとなしい感じがしますね。

女性的?w

 

  • 購入金額

    3,400円

  • 購入日

    2015年04月15日

  • 購入場所

    藤原さん

12人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (10)

  • yosyos888さん

    2015/04/18

    >なぜ電源を独立させたのか
    アイソレーターですかねぇ
  • mr_osaminさん

    2015/04/18

    いや、今回は違いますよぉw

    アイソといえば基板上、デジタル、アナログ回路を分離できるようになっていますが、
    2電源が面倒なので、共通化しています。
  • yosyos888さん

    2015/04/19

    怒涛のように自作されてますね。
    うらやましいです。
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