「NW-ZX1」
なぜこれを選んだのか・・・
元々はこちらを愛用しており、特に音なども不満は無かった・・
ハイレゾ音源を用意するために、販売しているものであれば購入すればすむのだが、
無いものに関してはハイレゾ化・・・してあげる必要がありそれがだんだんと面倒に
なってきた・・^^;もちろん普通のCD音源でもいいのだけど、やはり小さい音などを持ち上げてくれるのでアップコンバート化は必須かな・・・と感じた。
で、元々イヤフォンやらヘッドフォンはSONYなので、SONY同士なら相性は
いいだろう・と思い。それとAK100の行き先もきまったこともあり、
めでたく?NW-ZX1ユーザーとなりました。
「ファーストインプレッション」
音
とりあえずAK100のために用意していたハイレゾ音源を聞いてみた。
悪くないのだけど、乾燥しきった音。中低音は物足りず。伸びもなく、高音などもこもっている。期待していた音が消えていく余韻がない。
あらかじめ、慣らし(バーンイン)をしないといけないことは、事前情報として知っていたのだけど(ネットで^^;)ここまで酷いとは思わなかった。初期の状態ならiphone5s単体の方が勝っている。これ、初期状態で転売した人、いるのではないかな?AK100の場合は、それなりに感動できる高音が出ていたのにこれはちょっと残念。
音に関しては100時間以降に期待することにした・・・^^;
インターフェイス・・・
media goに対応しており、音源はハイレゾ音源をmoraからも購入できる。特に違和感なく使える。どこかitunesに似ているのはきのせい?w
ただ、選択次第では写真やビデオまで同期しようとするので、ちょっと困る。
(設定で変更すれば問題はないのだけど)
プレイヤー側も、側面に、電源 音の大、小 時曲 再生/停止 前曲と操作できるボタンが並ぶ。これは楽なのだけど、誤作動する場合もあり、そのときは外部スピーカーで仕事中でも「ワイワイ・・・(どんな音源だ?w)」と音がなるので少し困ることもあった・・・
液晶は、iphone5sと同じくらいの大きさ。解像度が低いので、iphone5sより像はぼやけるが、発色は良い
厚さはiphoneの方が薄い。特に、出っ張った部分は結構分厚い。
が、これはこれで立てたときに安定したりするw
こんな感じで・・・
それから、もう一つ重要な役割があったりする^^
背面のウォークマンロゴがスピーカーになっているので
背面を下にして置いた時、反響音ですばらしくいい音になる・・・
これって、どこかで・・
そう、kiraのスピーカーと同じ。置いた場所の素材によって音が変化するのだけど、
置く場所によってはすごくいい音になる。
単体としては、iphoneの方が大きな音を鳴らす分には分があるが、
頭が痛くなってくるのであの音はあまり好きではない・・・
NW-ZX1の音は、背面スピーカー用にソフト的にオプションも用意されている。
xLOUDとClearPhase・・・・
それぞれ音が大きくなったり、適した音になったりというのだが、
極端に音質が良くなるというものではないので、
まぁ過度に期待はしないほうがいいと思う。
その後色々試したところ、こんな置き方が結構よかった。
これは、車のダッシュボードに滑らないように置いてある金属板にゴムが貼ってあるもの。
オートバックスで昔購入したのだけど、これをこんな形にして鳴らすと、柔らかく響いていい感じがする。好みは人それぞれだけど、これはお勧めかなぁ・・・・
まぁ、車の中なので、直接車のステレオにUSB接続して鳴らしたほうがいい音なんですけどね^^;
ここから100時間を越えてからの感想・・・
音に関して
最初が悪かっただけに、劇的に変わったw
最初からこの状態で売れないものなのかなぁ・・・?
高音の抜け方は今のところAK100の方が上の様気がする。(今後の時間経過により変わるかもしれないので)が、高音の質が違う。AK100がデジタル的な感じがするのだが NW-ZX1の場合、アナログ的、レコードやテープを聴いていた頃を思い出した。音が柔らかいのだと思う。中低音も太く艶が出てきて、AK100単体では表現できなかった音が出ている。低音はやはりウォークマンといった感じで、ベースギターの単音のうねる音なども、聞いてるとにやけてしまう・・・^^;
ただ、ヘッドフォンやイヤフォンによっては状況も変わってくる。やはり、出口は大切。NW-ZX1を店頭に持ち込んで、あれこれ差し替えながら色々聞いてみた。
安いイヤフォンではやはりそれなりにしかならないのだw
正直なところ、イヤフォンか、NW-ZX1どちらが先か?となると、全額、イヤフォンに投資した方が幸せになれると思う。まぁ、NW-ZX1を慣らし終えて、本体持ち込んで店頭であれこれ聞いて自分に合うイヤフォンやヘッドフォンを調べるのもありかな・・・^^;
次に手持ちのイヤフォンで試してみた感想を・・・(AK100-111isと比較して)
これでも全然いけると思う。全体的にこもりがちな音だけど、値段のことを考えると
これでも満足の範囲。ただ、低音などはまとまって太くなるので解像感がいまひとつ足りない感じがする。
AK100の時はあまり使わなかった。バランスがバラバラの感じがしたので。
BA×4なのだけど、それほど解像感も無いと思ってたら・・・・
さすがにSONY同士。相性が良い。このイヤフォンが叩き売りされていたら、
NW-ZX1ユーザーなら買ったほうがよいかも。本体はでかくて丸っこいので
ちょっと邪魔だけど、低音がよく出ていると思う。
しかし、音の抜けはもう一つ。
AK100の時からメインで使用しているAK100専用イヤフォン。
AK100用として売られていたけど、万能機。
NW-ZX1では抜けもよし、AK100の時よりも奥行きが出る。
中低音よく、なにより、音が消えていくところがすごくいい。
このイヤフォンに、SONYのスポンジ付きのチップを使用している。
低音は、先のSONYのイヤフォンに比べると少し足りないので
イコライザで少し調整している
本当はMKⅡが欲しいのだが・・・・^^;
音の広がりは一番。AK100-111isも広がりは良いのだけど
1R+NW-ZX1では低音もしっかりと出ているし、高音も綺麗に広がっていく。
これからまだ音質に変化があると思うので楽しみである^^
DSEE HXで なんでもハイレゾ音に・・・
※「DSEE HX」は、圧縮音源を24bit/192kHzへハイビット/ハイサンプリング化する高音質化技術 と、いうことらしい。
参)http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20131129_625765.html
最初は期待せず、OFFにしていた・・・
で、100時間を超え、音質にも変化があったので、CDをそのまま導入したこともあり
試しにONにしてみた。
意外とすごいかもw 足りない音をリアルタイムに補完していくのだけど・・・
小さい音などは大きくなるのはもちろん、聞こえなかった音が聞こえる事によって
空気感が伝わってくる。
これは、写真でも同様でいい写真は空気感が漂う。物の質感。
冷たいものは冷たく、熱いものは熱く。それがなかなか難しい・・・^^;
本題がそれてしまったが、この空気という質感。なにも聞こえてないけど
そこにあるものを生かせる音?そんな感じはいいすぎかもしれませんがそんな音を感じた。
と、ベタ褒めですが、欠点も。動作が少しもったりとしている。
データが増えるにしたがって遅くなってるような感じなので
現在30GBほどしか入っていない状況で、あと90GBも入るとどうなるのだろうと
思うのだが・・^^;
あとは電池。DSEE HXをON、ワイヤレスをON、GPSをONにした状態で
動画をみるとあっという間になくなります。
DSEE HXをONにした状態で音を聞くのであれば、1時間で5%くらいの減りなので
まだ大丈夫ですが、動画を見るときなどは補助電源を用意した方がよさそうです。
最後に・・・なんだかんだと言ってもやはりソニーの音です。
ソニーの音が好きな人はこれを選択するのがBESTでしょうね^^;
AK100シリーズももちろん良いのですが、SONYの音が好きな人はこれを選択してもいいかも・・・と、思いました。文中に書いた、レコードやテープの音を聞いていたときのことを思い出した・・・というのは言い過ぎかもしれませんが、
よくよく考えたら、随分と昔のことですが、
我が家にあったのはラジオとテープとレコードが一体になったSONYのステレオ。
それでよくピンクレディのファーストアルバムのLPや、沢田研二のテープなど聞いてました
そのときの音に似ているので聞いていてホッとするのかもしれません。
高解像度、音の広がり、などなど色々ありますが、
SONYの今の音の方向性は賛成ですね・・・^^
では、機能についてはまた今度・・・^^
購入時参考にしたサイト
http://www.sony.jp/walkman/products/NW-ZX1/
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140319_638428.html
http://ascii.jp/elem/000/000/886/886866/
追記:2014/6/2
合計100時間使用していなかったのかな・・・?と、思えるほど音質に変化が・・・
気がつけば高音もしっかりでるようになり、中低音も出ていましたw
以前所有していたAK100の手が届かないところが届くようになった感じがします。
「ClearAudio+」と、いう機能。
”「おまかせで!」 そのひとことだけで、オススメの料理がバランスよく提供される。
そんなレストランのように、手軽にソニーの高音質を 味わうことができるように
なりました。 ClearAudio+モードをONにする。 そのワンタッチだけで、
これまでソニーが培ってきた オーディオ技術がバランスよく組み合わさり、
あなたが個別に設定を考えなくても、オススメの音設定をしてくれます。”
(SONY HP より参照)
と、いうような説明がされていますが、ダイナミック形式のヘッドフォンや、
複数ドライバのBAイヤフォンだと音が強調されまくり、バランスが崩れた感が
あります。しかし、シングルBAで、これをONにすると、不思議。丁度よいw
だからといって音量を上げすぎると、ちょっとウルサイ・・・感じなので、
調整すればかなりいい音が響きますね。これは意外でした。しかし、これはSONYの作った音。原音を追求する場合はよろしくないとは思いますが、これはこれで個人的にはありかなw 曲によってはうるさく感じるものもあるので、そのときは音量を絞り。
といった感じで楽しんでいます。特にアコギ+パーカッションの音や、マンドリンなど音の広がりを含め、数段階あがった感じがします。が、曲によっては曲調を損ねるときもあるので、今後のバージョンアップを期待したいですね^^
それから・・・私の持っているこのイヤフォン
低音バリバリなのでめったに使わないのですが、
clearAudio+もONにすると、大変なことにw
若い頃ならこんなの聞いて・・・たのかな?w
clearAudio+をONにしなくても、低音がバリバリと・・・
低音を求める人にはこれでよいのでしょうね・・・w
ZX1の出口として個人的にはこれはちょっと合わないなと思いました^^;
ClearAudio+に関しては、賛否両論で、OFFにしておいたほうがいいとかというレビューも良く見かけます。私自身も最初はOFFの方がいいのではないか?と思っていたのですが、複数BAドライバでは極力音量を下げたほうが良い感じに聞こえます。
シングルBAのイヤフォンでは遮音性を高くし音量少しあげても問題はないようです^^
足りないところを上手く保管されている感じがします。
「ClearAudio+」と、いう機能。に追記・・・(2014/6/4)
上記述では、「ClearAudio+」を褒めてますが、ここらはちょっとダメなところを。
全ての曲がいい方向に向かうわけではありません。アコギもギターの種類?録音の環境?によっては音がぶれてしまい(誇張)とても聞いてられない感じのものもあります。また、ボーカルもペラペラの薄い声になったりと・・・最近は面倒なので常にOFFってしまいました^^;
出てくる音に対してあまり触らず、出口で(イヤフォン、ヘッドフォンで)調整した方が望んだ結果につながりやすいのかなぁ・・・と試行錯誤です
もちろん、元々ハイレゾな音に関しては文句はありませんが、CD音源+「ClearAudio+」と、言う組み合わせ。物凄く良いときと、ダメなときの落差が激しいのでちょっと残念。簡単にON/OFFできる機能が欲しいところですね^^
UPDATE情報
ファームウェアが更新されました Ver 1.12
http://www.sony.jp/walkman/update/
アップデート開始日 2014年7月31日
対象機種 NW-ZX1
アップデート内容: 一部のBluetooth機器と接続後、ウォークマンが起動しなくなる症状を改善
アップデート方法 :Wi-Fi(無線LAN)経由によるアップデート 「x-アプリ」による アップデート 「Media Go」による アップデート 左記の方法でアップデートが できない場合(手動アップデート)
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購入金額
69,800円
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購入日
2014年05月09日
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購入場所
つきさん
2014/08/01
「バーンイン」というのは、恒温槽に入れて経年劣化の加速試験ではないのですか?
kumagumiさん
2014/08/01
私もそんなに詳しくはないのですが、他のサイトでバーンインという用語で書かれていたので
用いたのですが・・・私自身は慣らし・・・と、受け止めてます・・・