【はじめに！】
今、Surfaceを選択する理由ってなんだろう？Surface2を手に取ってずっと考えていましたがまだ明確な答えは出ていません。しかし、いろいろあって安定して使えるようになって3週間経ちましたので、いただいたお礼も込めてレビューさせていただきたいと思います！

【入手！】
発端はあるプレミアムレビューの企画でした。
Office365
Office365を使用したプレミアムレビューのチーム戦！最優秀チームにはSurface2プレゼント！ってことでしたので応募。私はチーム6に配属されました。

いろいろ頑張って、最後まで勝つんだ！という気持ちで勝負しました。その結果・・・最優秀チームに選ばれた！！

これで念願のSurface2だっ！！とここまではよかったんです。。。


【到着！！】
そして12月10日、優勝賞品のSurface2が届きました！祝福の手紙とご褒美のSurface2です！

箱を開けて・・・

いざ、電源導入！・・・ぉぉ・・・

初期セットアップをスタートさせました。

さて、その途中で異変に気が付きます。

画像をよくご覧ください。黒い小片が画面中央に入っているんです。もちろん内部にです。
これは結構致命的で、折角の綺麗な液晶がこれでは台無しです・・・。

クレーマーになるのも覚悟の上でまずはZigsowの運営様に連絡、その後Microsoftへと連絡・・・。交換対応ということで話が付きました。このあたりの経過は日記で公開してありますのでご興味がおありでしたらそちらをご参照ください。

私にも不手際や勘違いがあり、紆余曲折あり、結果的に12/31の16時過ぎ、無事Surface2は帰ってきました！


【ようやく開始！】
さて、ようやくSurface2が帰ってきて、まずは液晶フィルムを貼りました。

が、なんとうまく貼れておらず、二度目を買いなおすことに・・・。

今度は少し気泡が残ってしまいましたが、これで運用することにしました。

また、今回のSurface2は容量32GBのモデルですので、追加容量として32GBのmicro
SDHCカードを購入しています。

【他にはない！Surface2の特徴】
ここからはSurface2の特徴について紹介したいと思います。私が感じたSurface2の特徴は以下の5点です。

１）Windowsの搭載
２）MSOfficeの搭載
３）キックスタンド装備、フルサイズUSB
４）バッテリー長持ち
５）Flashplayerに対応

それぞれ詳しく見ていきます。文章中では他の10インチモデルと比較しながら進めて行きます。


１）Windowsの搭載
なんといってもWindowsを搭載していることがSurface2の強みです。ほかの10インチタブレットではiPad系のiOS(2007年登場)や多くのタブレット、スマートフォンで採用されているAndroid(2008年登場）に比べて「Windowsブランド」は古くからあるなじみやすいOSを採用しています。
採用されているのは「WindowsRT8.1」という純粋なWindowsとは一線を画したOSであはあるものの、基本は同じと考えてよく、ここが一つの売りとなります。ではなぜ、WindowsRT8.1という微妙にWindows8.1とは違うOSが投入されたかというと、採用されているCPUによるところが大きい。Surface2にはARMアーキテクチャのTegra4が採用されており、これは従来のIntelアーキテクチャとは異なるシステムで動いているため今までのWindowsをそのまま使用することはできなかったのです。
つまり、ARMに対応した特別なWindowsを開発したことがすごいのであり、その技術力は称賛されるべきなのですが・・・実際のところは既存のアプリケーションの使用ができず、アプリのインストールはWindowsアプリストア経由でしかできないことからSrface2をタブレット購入の選択肢から外さざるを得ない場面が多いのが少し悲しいところ。

２）MSOfficeの搭載
MSOfficeがタブレットで使いたい！という声に応えたMS純正のタブレット！というのもSurface2の一番の売りでしょう。ただし、その後８インチタブレットでAtomとWindows8.1を搭載、MSOfficeもインストールした機種が続々と発売されており、その優位性は崩れつつあります。

移動中も片手で何とか支持しながらwordを使ってみました。両手でっさえるように持てばワードの文章も何とか打てるかな？というところ。
ただおそらく移動中はPowerpointの資料を確認するのが一番賢い使い方だと思います。PowerpointファイルはOffice互換ソフトで一度開いてしまうとフォーマットが崩れてしまうことが多々ありますのでMSOfficeの採用はうれしいですね。

３）キックスタンド装備、フルサイズUSB
これ、これがSurface2の使用についてMSが言及しているところではないでしょうか。今まで、スタンド付のタブレットというのはSurface以外では私は知りません。タブレットが片手で支持したまま使用できるものだとすればこのようなギミックは必要ありませんから、「どこかに置いて使用してください」ということを暗に主張しています。
デスクやカフェなどのテーブル、新幹線などのテーブル、ベッド・・・さまざまな場所で置いて使用することが前提です。したがってオプションでもキーボードカバーが純正で発売されているわけです。これを付けたままタブレットとして片手支持で使用するのはさらに現実的ではなく、モバイルノートPCとしての仕様が前提であることはさらに明確となりました。

またフルサイズUSBについてもそうです。USBメモリやマウス等を共有するのに便利ですが、タブレットとしての使用にははっきり言って不要です。やはりデスクでの使用が前提と考えるべきでしょう。

というわけでデスクでこのように使ってみました。

白いデスクに白いキーボード。これはマウスも付属して１つのレシーバーでマウスキーボードの両方が使えるタイプですが、いい感じです。

筐体自体も白ければ文句ないのですが・・・。

４）バッテリーが長持ち
ふつう、ノートPCの公称するバッテリー持ち時間はそれよりも短くなります。しかし、Tegra4を搭載したこのSurface2では常識を覆すスペックを有しており・・・
30分アニメ（1280x720, MP4、実質24分）を輝度30%程度、音量30%程度で再生したところバッテリーの減りはわずかに4%！！単純計算で600分、10時間の動画再生が可能ということに・・・
もちろんこれは公式の「ビデオ再生10時間」とぴったり一致！これはすごいことでしょう。なお、ネット上の情報では11・5時間再生したとの書き込みもありましたから、Tegra4とビデオ再生の相性の良さを物語っています。

５）Flashplayerに対応
Adobe Flashplayerに対応する端末は今は残念ながらそう多くありません。しかしこのSurface2では動くんです！なのです！ということで大人気艦これをやってみました。

さすがに処理落ちします。が、設定次第で結構いけるそうですし、私の自室では無線LANの電波があまり良くないので、電波次第ではもっと快適なプレイができると思います。

【総評】
いろいろ考えると、基本は押さえており、とても使いやすい端末だと思いました。Windowsらしさも随所に感じられますし、ストアアプリがもっと充実すればさらに使いやすくなるでしょう。

あとは開発コンセプト（と考えられる）であるところの「デスクでの使用」という場面にいかに持ち込めるか？ライフスタイルでそのような場面が多くあれば使い道はとても広いと思います。
新幹線、飛行機内など一定の時間デスクがあり作業する際にはうってつけです。
さらに動画性能はかなりよく、Officeは入ってる、ゲームも主要どころはストアアプリで押さえてありますので・・・たぶん、実際はこれで十分なのです。

ただ、なんとなく、使い方を制限されてしまっている「印象」は今でもぬぐえません。RTというのもWindowsも下位バージョンのように感じてしまうし、ストアは充実に期待したいけれどいつになるかわからないし・・・
売り方次第でその良さを普及させることができればまだまだ伸びる端末だと思いました。



最後に、レビューの掲載が遅くなり申し訳ありませんでした。
Surface2はチームレビューから始まり、交換、その後まで紆余曲折あって今私のところにあります。今後どのように活躍させようか悩んでいる部分もありますが、楽しく付き合っていければいいなと思っています。

2014年2月8日
関東16年ぶりの大雪の夜
白輝望