GF-GT610-LE1GHDは玄人志向のロープロファイルグラフィックボード。搭載チップはエントリー向けGPUのNVIDIA GeForce GT 610。ロープロファイル対応の、手ごろな価格でオンボードグラフィックをリプレイスできる製品です。
出力は右から
RGBx1
HDMIx1
DVIx1
付属品はドライバROMとロープロブラケットx2。ロープロファイルで使用する際は、HDMIとDVIで1スロット、RBGを離してもう1スロット使う形になります。
んで、商品画像もウキウキで撮影していたんですけどね・・・。
残念ながら正常稼働しなかったので、レビューできませんでした・・・orz
載せたマザーボードはASROCの変態さん。
BIOSでもOSでもGT610と認識しているんですが、デバイスドライバをインストールしてもデバイスマネージャー上で「!」マークが表示されてしまいます。(BIOSの設定で使えるようになりました!20150226追記分参照ください!)
標準VGAドライバでの出力はできているので、もっさりとした画面表示ではありますが、ディスプレイへの出力はできています。が、不具合は不具合。エクスぺリスインデックスも問題があるデバイスでは評価できない状態。
試しにUbuntuやLinuxMintのライブCDで起動してみましたが、どちらもこのボードを挿した状態では起動せず、LinuxMintのコンパチビリティモードでようやく起動。こういうときライブCDって便利。
MintでもGT610と認識はしているのですが、ドライバを切り替えようとしてももとに戻ってしまう。
※ライブCDから起動してるから切り替えられないのかもしれない。HDDかUSBメモリにインストールしてブートしてみますかね。⇒HDDにインストールして推奨ドライバに切り替えてみたら、xserverが起動せずGUIでは使えない状態となりました。(20150216追記)
初期不良なのかマザボとの相性なのか切り分けが難しいところです・・・残念。
使えるようになりました!(20150226追記)
マザーボードASRock 4CoreDual-SATA2関連の掲示板やWikiを見てみると、Fermi世代のGeForceはBIOSで「PCIE Downstream Pipeline」と「PCIE VC1 Request Queue」の項目を”Disable"にすることで動作するとのことなので、BIOSの設定を変更したところあっさりとドライバが通りました。
PCIE Downstream Pipelineは下り帯域を上り帯域と同時に使用するかどうかの設定なので、Disableにすると同時に使用しないため、上下合わせて2GB/sの帯域のうち1GB/sずつしか使用できないということになる模様。
ハイエンドのゲーマーでもないし、もともと接続したマザボのPCIeスロットもx4モードでしか動作しないので、最速を追及しているものでもないからそのあたりは問題ない。とりあえずちゃんと動いてよかった。
というわけで、エクスペリエンスインデックス。
CPU交換前なのでプロセッサの値は無視してください。
交換前はNVIDIA GeForce 7300 GT。MacProに付いていたのをもらってきたもの。
GeForce GT610に交換後のエクスペリエンスインデックスは・・・
ゲーム用グラフィックスが4.2→6.2と向上。しかしWindows Aeroのパフォーマンスが4.5→4.1と落ちました。しかし画面描画自体は遅くなった感じはなく、Chromeブラウザが描画するのも若干速いので効果は出ている模様。
モンスターハンターフロンティアオンラインでの動作判定も◎になっており、MHFベンチマークもなかなかスムーズに動作するようになりました。(7300GTでは画質落としてカクカク表示でした)
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購入金額
5,730円
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購入日
2015年02月13日
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購入場所
ヨドバシカメラAKIBA店
下小川さん
2015/02/17
karariさんのようにドライバすら当たらないグラボは自分では無かったので何とも言えないのですが、他にもPCI拡張カードの組み合わせで動作不安定になったりしたので、面白いのですが難しいマザーです。
karariさん
2015/02/18
実は下小川さんの4CoreDual-SATA2レビュー何度も読んで参考にさせてもらってます!
(ありがとうございます!)
なんでも挿せるけど、やっぱ相性ってあるんでしょうねぇ。
今はGeForce7300GTをきちんとドライバ当たった状態で使ってるんですが、
もうちょっと新しめのグラボを積んであげたいです><