AntecのMini-ITX用小型PCケース。
Mini-ITX用としては最小クラスの製品ではあるが、開放部を多数設けることで割と良好な通気性を確保しているのが特徴。
見た感じかなり小さく見えるが、NUCが登場した今となっては微妙なサイズ。
大サイズの英和辞書くらいの存在感なのに、光学ドライブ搭載が出来ないなど、色々と制限は多い。ただ、思っていたよりエアフローは良好に見える。
今回、元々は側面のメッシュを利用してスリムファンを付け、強制排気を行うつもりだったが、とりあえず用意したパーツの全てが「機械的に回転する部位がない」ことに今更気付いたので、いわゆるゼロ・スピンドル機に仕上げてみる予定。
こちらは蓋を開けたところ。
この側面蓋、ネジを外したあと横にスライドして外すのかと思いきや、フロント側の端を軸にしてバコっと引いて取り外す構造をしている。
ケース上下に二つづつ開いている穴が側面蓋のストッパー取付穴で、ここに先割れピンを押し込んでパチンとはめ込む形になる。
一番下にあるステーは2.5インチドライブベイを兼ねており、ここにドライブをネジ止めする。
マザーの裏側に2.5インチドライブが固定される構造で、マザー上面のスペース確保に一役買っているのだが、メンテナンス性は悪化していると言える。
こちらは内容物一式。
VESAマウントキットや、電源となるACアダプタが付属する。
ACアダプタはACBel製で、最大90wまでの対応品。
Energy Star Level 5認証取得品らしいが、待機電力は1wくらい食ってしまう模様。
マザーボード表側が来る、左側面。
メッシュ構造となっており、かなり大きく開口部が取られている。
本体上面も、このように大きくスリットが開けられている。
下面はこの半分程度スリットが付いており、上下の通気性もかなり良さそう。
右側面はメッシュっぽいデザインとなっているが、穴は開いていない。
上下にスリットが付いており、2.5インチベイの通気性を確保している。
背面のI/Oは金属板を折り取ってやるタイプ。
これなら最初から付けなくてもいいのに・・・・。
なお、折り取るときにバリが出やすいので、出てしまったら金属ヤスリなどでバリを落としておくほうが幸せで居られると思う。
全体的に、Antecらしいソツのない出来。
ファンレス構造のため、入れるCPU次第では熱暴走の危険こそあるが、他の小型PCケースと比較して、圧倒的にエアフローが良好なので、構成次第では割と上位のCPUが付いていても耐えられる構造にはなっているだろう。
ただ、やはり図体が小さすぎるのか、おいてあるお店の少ないこと少ないこと・・・・
最終的に手に入ったから良いですが、割と捜すのに苦労しました。
-
購入金額
8,150円
-
購入日
2013年12月08日
-
購入場所
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2013/12/08
とっぷりんさん
2013/12/08
Vossさん
2013/12/08
本日掲載したC1037のレビュー参照すれば、何をやろうとしてたか判ります。
結果から言うと、大失敗でしたけど・・・・。
とっぷりんどの
飲むときは、自分の酒量を心得るべし・・・・。