最近では、コンデジだけでなく、ミラーレスやー眼レフにまで広がってきた、WiFi搭載の波・・・

現在所有するカメラには搭載されていないのだが、あまり必要性を感じていなかった。

今、良く使っているのは、OLYMPUS PEN E-PM1なのだが、

このカメラに装着しているボディジャケットは、

外さないとメモリーカードが抜けず、頻繁な着脱には、やや煩わしさを感じるようになってきた。

そこで、WiFi内蔵のSDカード導入を考えてみたのだが・・・

Eye-FiをはじめとするWiFi内蔵カードも色々とあるが、それぞれにー長ー短あり、評判も様々なようだ。

ここは鉄板のEye-Fiか、コスパのトランセンドか、はたまた・・・

悩んだあげくに選んだのは、PQIのAir Cardだ。

Air Cardの特長は、WiFiを内蔵しているのが、SDカードではなく、SDカードアタプタだってこと。

これにより、容量の変更が容易にできるうえ、カードの破損にも対応可能。

Sandiskの高速カードも使用可能だ。

これらが、選択の決め手となった。

選んだのは、Class10 16GB同梱タイプ。

アダプタ単体との差は、1000円程度だった。

問題は、期待通り動いてくれるか・・・

結果は、追記します！

追記1. iPhone5から使ってみた     

iPhoneで使用する場合は、APP Store からアプリ（PQI AirCard＋）をインストールする。

初めに、WiFiの接続先を [PQI Air card] に切り替える必要があるが、接続できればファイルが見える。

ファイルを選択してのダウンロードも簡単にできる。

が、この状態では、iPhoneはネットに繋がっていない。 

そこで、Air Card をルーターに接続させ、ネットに接続したままで使ってみる。

追記2. 接続先を切り替える　　

ルーターに接続させるためには、設定メニューの [ホットスポット] に家の無線ルーターや、モバイルルーター等を登録する。

登録先は、AP#1～AP#3の3つが登録可能で、複数の接続先が見つかった場合は、数値の小さいほうが優先となるらしい。WPA2にも対応している。

設定したら、一旦「保存」した上で、「ホットスポットに接続」をタップする。

すると、iPhoneとの接続が切れ、無線ルータに接続される。

同時にiPhoneの接続先が切り替わるので、アプリを起動すれば、Air Cardにアクセス可能だ。

この状態ならば、同時にWebに接続しているため、投稿も可能となる。

※1 デフォルトでは、Air card設定の [WiFiパスワード] が未設定（空白）なので、設定しておいたほうが良いでしょう。

※2 自動WiFi機能のデフォルトは、Enable です。

　　　コレについては、後述します。 

追記3. Nexus 7 から使ってみた　　

iPhoneからの接続がスンナリできたので、次はNexusから接続してみる。

iPhone と同様、Google Playから、アプリ（PQI AirCard＋）をインストールし、WiFiの接続先を Air Card に切り替えてアプリを起動するとカード内のファイルが見える。

このまま閲覧することもできるし、必要なファイルだけを選んでダウンロードすることもできる。

iPhoneの場合、保存先はカメラロールになるが、Nexusでは保存先の選択も可能だ。

Nexusの7インチ画面で見る写真は、充分な確認に使用できる。

写真の編集から、zigsowへの登録までをNexusですることも多く、この画面サイズならば快適な操作ができる。

接続先を無線ルーターに切り替える手順も、iPhoneと同様に、設定メニューから行う。

既にiPhoneで設定保存済みのため、「ホットスポットに接続」をタップするだけでOK！

なのだが・・・

現在の状態は、

1. 自動WiFi機能を有効にしておくことで、カメラの電源を入れて約25秒でWiFiが有効になり、Air Cardに接続可能となる。
2. iPhone または Nexus のWiFi接続先を、Air Card に切り替える。
3. アプリを起動して写真閲覧、端末へのダウンロード。
4. Web接続が必要な場合は、ホットスポット接続への切り替え。または、端末のWiFi接続先切り替え。

ってな手順となる （3.4.は、逆でも可能）。 

これは、ハッキリ言ってちょっと面倒。

その上、懸念されるのはWiFi機能を有効にすることによる、カメラ側の電池消耗が早まること。 

Eye-Fi 等、カメラ側が対応していればカメラの操作で無線のON/OFFが可能だが、Air Cardでは、そんなメニューは見当たらない。

と思っていたのだが・・・

このAir Cardには、簡易的な説明しか同梱されておらず、操作説明書はHPからダウンロードする必要がある。

その中を見ていると、カメラ側操作でWiFi機能のON/OFF、ホットスポットへの接続ができることがわかった。

追記4. カメラから操作する　　　

このカードには、起動時に自動的に登録される写真（画像）がある。

この右側のフォルダ [199_WIFI] に保存された3枚の写真（画像）だ。

そして、これらの写真を削除すると、各動作が開始されるようになっていた。

• 青（Enable WiFi）：WiFi（親機）機能をONする
• 緑（Connect to Hotspot）：子機としてホットスポット（AP）に接続する
• 赤（Factory Rest）：初期化する

赤の初期化は怖いが、これなら、自動WiFi機能を無効にしておき、普段は無駄な電池消耗を防ぐことができる上、必要なときには、WiFi接続先を切り替えること無くWeb/Air Card両方にアクセス可能となるはずだ。

早速、緑の画像を表示させて削除し、アプリを起動してみると・・・

スンナリAir Cardにアクセスすることができた。

これなら、不要なWiFi機能による電池消耗を防止でき、Web接続を切断することもない。

一点気になるのは、昨夜はNexus側でアプリ起動時にエラーになり、全く使えなかったこと。

今日になったら、一転して問題なく起動できているのだが、今後も安定して起動してくれることを願う・・・

追記5. Androidアプリの安定性について   

実は、上記更新を終えた後、Nexusで使おうとするとエラーとなり起動しない。

二晩続くこの状況から考えると、端末（Nexus）側のWiFi設定が、アプリに何らかの影響を扱えているのかもしれない。（自宅のWiFi環境のみNG・・・）

試しに、直接接続を試みると、スンナリ立ち上がる。

次に試したのは、別アプリで接続できないか？

Google Playを検索してみると、WiFi Cardってアプリを発見！

インストールし、起動してみると・・・

繋がったw

どうやら、同じアプリの様だが、バージョンが違う。

Air Card＋は、先月（2013年5月）更新でバグ修正をしているようだが、新たなバグじゃないの？

とりあえず、こっちのアプリを使えば、自宅のWiFi環境でも大丈夫そうだ・・・

追記6. 同梱SDHCの実力を測る・・・　　

せっかくのClass10 SDHCなので体力測定してみた。

まあ、想定内です・・・