レビューメディア「ジグソー」

自分の耳の信憑性確認?

いつもCDのレビューをしたり(気がつくと2013年4月8日現在436枚ご紹介していて、全体の4割を占める)、フラッグシップヘッドホン

のプレミアムレビューをさせていただいたり、自分のもちものでCOOL数が一番多いのがスピーカー

だったり、1年目と2年目のメモリアル登録?にはだれも登録していなかったジャンルとして?カスタムIEM

やコンパクト真空管アンプ

に突っこんでみたり、一応音楽~音関係のレビューが多いcybercat。

でも、自分は楽器を長くやっていたので、オーディエンス視点で聴く(ヘンな言い方だな)のではなく、プレイヤー視点で聴いていることと、もとの楽器音を知っているので美しい音よりもリアルな音が好みであること、音単体を分析的に聞くより音楽全体を感性で聴いている傾向にあり(音質や低ノイズという観点より躍動感だったり空気感だったり)、一般の人とズレてるかも知れない。

そんなわけで、特に機器系(ヘッドホンやスピーカー、アンプなど)は他者のレビューも積極的に読んで自分の感じ方を(修正はしないけれど)把握する。

今回本屋に立ち寄ると自分がレビューしたヘッドホン

とイヤホン、

および同じくレビューしたアンプ

のパワーアンプレスタイプ(Carot One FABRIZIOLO)のレビュー/記事が紹介されている本があり、購入した。
Carot One FABRIZIOLOの記事と別冊付録
Carot One FABRIZIOLOの記事と別冊付録
オーバーヘッドのいわゆるヘッドホンからイヤホン、前者は密閉型から開放型、後者はオンイヤータイプからカナルタイプまで、価格も1000円程度のモノから10万を超えるモノまで幅広く網羅されている。その数100種超。

これだけ多種となると執筆は一人のライターではないので、ライターによる好みの差や点数の甘辛とかが反映され、評価には若干揺らぎがあるが、その分自分の耳を検証するには多面的でよい。
Fidelio L1のレーダーチャートは弱点がない
Fidelio L1のレーダーチャートは弱点がない
記事ではレビューさせていただいた「PHILIPS Fidelio L1」の評価が高い!音質と機能性の各5ポイント5段階の評価があるが、すべてにおいて4点を超えるものは数えるほどしかない。しかしL1は音質はマイナスポイントは2点だけでほぼ満点、機能性もすべて4点以上で総合得点では屈指の高さ。あとイロモノwカナル型イヤホン「Carot One TITTA」は特集記事でも後述の別冊記事内でも高評価。「楽しい音」とはまさに自分と同じ受け取り方。でもL1の低域の描写などは少し違い、やはり音の受け取り方は人によって違うのね、と感じたり。

そして付録として4人の人気?アニソン歌手(声優)によるヘッドホン/イヤホンの聞き比べ&インタビュー記事が載った別冊とハイレゾ音源が入ったDVD-ROMがつく。
TITTAを評価した花澤香菜の記事
TITTAを評価した花澤香菜の記事
前者に登場するのは花澤香菜、川田まみ、小松未可子、中島愛の4人だが、花澤香菜の記事でCarot One TITTAを聴いているくだりでやはり「楽しい音」とのこと。TITTAのスペックには現れない「音楽性」はどのレビューや記事の評価でも高いな。決して万能ではなく、音楽のジャンルは選ぶけれど、一つ持っていても間違いない楽しいイヤホンと太鼓判を押す自信がついた。
ノーマルvsハイレゾの比較音源が入ったDVD-ROM
ノーマルvsハイレゾの比較音源が入ったDVD-ROM
後者はアニソンのハイレゾ音源。16bit/44.1kHzと24bit/96kHzの2種類のwavデータが入っている。曲は「届かない恋(インストバージョン)」、「舞い落ちる雪のように」、「夢想歌」。いずれも知らなかった曲だが、やはりハイレゾの方が楽器の音がリアル。ただイヤホンで試聴したかったんだけれどハイレゾ対応のDACがスピーカー

添付のモノだったので、スピーカーで。

このデータはハイレゾ対応のUSB-DAC+ポタアンなんかあると享受できそう?
...イカンイカン、沼りそうだww

【主な内容】
■ 特集: 私が選ぶヘッドフォン・アワード2012
2012年モデルから、ヘッドフォン、イヤフォンおよび周辺機器を価格別に分け、本誌の各筆者の推薦モデルを決定! 私が選ぶヘッドフォン・アワード大賞・部門賞を選びます。
■ 厳選ヘッドフォン & イヤフォン100モデル新製品徹底ガイド
2012年に発売されたヘッドフォン & イヤフォンを中心に、その音質、装着感、機能性など、さまざまな角度からチェックしてその魅力を徹底紹介します。
■ 企画読物コーナー
・DJが語るDJヘッドフォン
・インタビュー特集: 注目の新製品誕生エピソード ゼンハイザー、ウルトラゾーン、シュア ほか
・ポータブルオーディオ音質強靭化計画
・ヘッドフォンで楽しむDSD
・オープン型ヘッドフォンの魅力
・重低音を楽しむ
・耳の健康を考える
など

【特別付録】
■ 『アニソン・ヘッドフォン』 別冊付録!
4人の人気声優、シンガーが最新ヘッドフォンをチェック! 注目アニソン・アーティスト4人(花澤香菜 / 中島 愛 / 川田まみ / 小松未可子)特別インタビュー!
■ 『聴き比べ!アニソン・ハイレゾ音源ディスク』 DVDディスク綴じ込み付録!
フィックスレコード提供の16bit44.1kHzと24bit96kHzハイレゾ音源の聴き比べディスク。ヘッドフォンの判断基準に!
  • 購入金額

    1,890円

  • 購入日

    2013年03月13日

  • 購入場所

    三省堂書店

18人がこのレビューをCOOLしました!

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