確かに新型の方はハードウェア面では順当に進化していて、魅力は十分にあるのですが、新型の購入を断念した最大の理由は大幅な値上がりです。元々旧型と比較すると、米国内での価格もある程度上昇していますので、その分の値上げは仕方ないと割り切れるのですが、日本での予価はそれだけでは説明しきれない程度の上昇幅でした。
特にSIMスロット付きのモデルは、確かに3G→LTEへと進化している分、値上げ幅も大きめではあったのですが、Wi-Fiモデルと比較すると日本仕様の割高さが特に際立っていたのです。まだ確定情報ではありませんが、LTE対応モデルは39,800円という予価が提示されていて、現行モデルの3Gスロット装備仕様と比較すると実に1万円もの値上げです。
あくまで私個人の感情の問題ではあるのですが、Androidのデバイスに対して特に理由が無ければそこまで高い金額は払いたくないという気持ちが強かったのです。外出先で動画を見るなどの用途を前提にするのであればLTE対応は必須ともいえますが、私の場合はそこまでの使い方はしませんし、3Gでも特に問題ないだろうという判断もあります。
さて、Nexus7自体は今更取り立てて言うべきことがある端末ではないでしょう。ただ、本体の初期設定を終えた途端にAndroid 4.3へのバージョンアップを促されたということもあり、早速Android 4.3への更新作業を済ませてみました。GALAXY NexusでAndroid 4.2までは使っていましたが、Android 4.3端末を使ったのはこれが初めてです。
まだ余り使い込んでいませんので、シングルユーザーとして使った場合の4.2→4.3化のメリットは今のところ特には感じられませんが、4.2よりはデザイン的なバランスは少しだけ良くなった気がします。
今まで使ってきたタブレット型デバイスは、ディスプレイサイズが10インチ前後のものが多く、7インチクラスは初めて常用することになるわけですが、このサイズは思ったよりも手頃で好印象です。普段外出時に持ち歩いているバッグにも十分収まりますので、他のタブレットとは異なり気軽に連れ出せるというのは好印象です。LTEに対応していなくても、通常のブラウジングやメール等の操作では十分に快適ですし、今のところ特に不満といえる部分は出ていません。
本音からいえばLTE対応モデルが欲しかったという気持ちもあるのですが、あらゆる点から判断すると最もバランスの良い落としどころだったと思っています。
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購入金額
29,800円
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購入日
2013年08月07日
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購入場所
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