サイズの300W電源付きminiITXケースのBettyです。

　もっともジャンク品だったので電源はついておりません。

　前面メッシュで通気性良さそうですが、実際には下段だけなんですよねぇ。

　フロントパネルの刻字が横なので、横置きできそうな気分になりますが横置き仕様ではありません。

　内部のデザインは、上に3.5インチ、下段に2.5インチ搭載の2ドライブ構成。真ん中に見えるのが、5インチドライブ用のガイドレールです。このレールが結構邪魔くさく感じますが、miniITXケースとしてはそれなりに考えて詰め込まれているような印象です。エアフローが最悪な感じもしますがね。

　フロントには8㎝ファンが追加可能。しかし、ここから吸気？　ここから吸気しても空気の通る場所がないと思いますね。

　リアには6㎝ファンがふたつ追加できます。小口径ファンしか追加できないので、3つもファンを付けたら五月蝿そうですよ？　しかも5インチベイの後ろですから、ドライブを載せていたら無意味にもなりそうです。

　電源が付いていなかったので、別のSFX電源を使用します。これもジャンク品です。どちらかというと、このジャンク電源が使われずに放置されていたので、このケースを買ったようなものです。

　今初めて見る電源のスペックシート。400Wで12Vが22Aとは、SFX電源としてはなかなかです。これならPentium4でも余裕ですね！　てか、そんな時代の電源？

　今になってこんなこと確認してるあたり、ジャンク品の購入は適当です。

　AMD APUを入れるつもりでいましたが、いろいろと状況の変化によりP8Z77-I DELUXEでi7 3770Kを搭載。

　5インチベイのガイドレールが本当に邪魔なんですが、Corsair CMZ8GX3M2A1866C9Rもギリギリ搭載できました。ちなみにこのガイドレールは、前と後ろからネジ2本ずつで止められています。フロントパネルを外さないと取り外せないし、取り外さないとマザーの取り付けが難しいというminiITXケースらしい悪循環。

　今回使った電源がケース付属のものより大きようで、2.5インチドライブ用のスペースはなくなってしまいました。そして、ケーブルを押し込んだものだから8㎝ファンも使えなさそうです。メーカー的には、このケースではTDP65W以下のCPUを推奨しています。それ以上のCPUを使う場合はファンの追加を推奨しているのですが……。フロントファンは諦めるしかないようです。とはいえ、リアに6㎝ファンをふたつ付けるのも躊躇われるんですよね。結構電源が静かだったので、久しぶりに静かなPCを組んだつもりなのに6㎝ファンなんか追加したら五月蝿くなりそうですよ。どうしたものか……。

　全体的に質は良くないPCケースです。工作精度も低いのですが、ここは少しだけ感心しました。ネジ穴に対してゆとりが持たせてあるｗ　他のPCケースで、工作精度は低いのにネジ穴にゆとりがない製品て結構多いんですよね。あれは直面すると悩ましいものです。

　しかし、最初から低品質を念頭に置いて設計し、ネジ穴が合わないのは想定内というわけですねｗ　OKです。そういうことなら何もいいませんわ。