NAS用のHDD
NAS用に求めるスペックはデータ転送速度ではない。
耐久性、低発熱、低消費電力などが24時間稼働に適している設定値になっているかが重要。そもそも転送速度はRaid構成する時点で複数台なので高速になる。
それに、GbEのTCP/IP理論値は118.6MB/s。
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1Gbps = 1000Mbps = 125MByte/s。
イーサネットのデータ部1500バイトのうち、IPヘッダ(20バイト+α)+TCPヘッダ(20バイト+α)が使われるので、データ部は1460バイトになる。
したがって 1460/1538 = 効率 0.949
125MB/s x 0.949 = 118.6MB/s
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複数台同時アクセスが起こったとしても、ボトルネックになるのはネットワークの方が大きい。
で、WD Red(無印)は
●回転数:IntelliPowerなので非公開。消費電力の削減のため、アクセス状況により5400rpm~7200rpmの間で回転数を変化させる設計とのこと。低消費電力でNAS用には良い。
●耐熱性能:0~70度。WD Greenは0~60度をうたっているので耐熱性能はあると思われる。
●保証期間:3年。WD Greenは2年保証なので、差額は安心感が買えていると思えばOK。
よって、NAS用カスタマイズされていると思う。
この差額をどのようにとらえるかは人それぞれ。
私はこれを8台購入して「QNAP Turbo NAS TS-869PRO」でRaid6で構成して使用してますが、低発熱で非常に満足してます。
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購入金額
14,800円
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購入日
2015年06月29日
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購入場所
ヤフオクで買ったQNAP TS-869Proに搭載済み
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