最近読み返していたら、無性にこのパソコンが欲しくなってしまいました。
そして買った
ヤフオクで本体のみ900円でした。これだけのウンチクをただ見せられるだけ、というのは無理でした。ACアダプタが230専用(買ってから気付いた)だったので、今はまだ動かないんですけどね。状態は中々に綺麗なのですが、PCカードと背面ポートの蓋がありませんでした。20年前のパソコンが、綺麗な状態で900円で買えたという事が大きいです。
モデルナンバーは、前期型の2432-YB7です。主な仕様は以下の通りです。
CPU :i486SX 33MHz
メモリ:4MB(MAX 12MB)
HDD :260MB
OS :Windows 3.1
液晶 :7.8インチDSTNカラー
重量 :1.7kg
ThinkPadのモバイルモデルの特徴として、小さくてもハイパワーであるという事があり、230が2台も買えてしまう値段の755Cが、DX2 50MHzである事を考えれば素晴らしいことです。
また、今でも謳われている堅牢性についても、この頃からしっかりしています。両端を持ってねじっても歪みが感じられませんし、何より包装(封筒の中にプチプチで包んであるだけ)の上から持って感じたのは「このパソコン硬い！」でした。
～以下、写真による説明～
このアングルから見た、PS/55 note譲りのヒンジ間の張り出しが好き
液晶パネルの技術はまだ未熟なため、やむなく横幅が広がる
PS/55 note用と見せかけた、もどきコネクタ(上がPS/55 note用)
PCカード×2。B5モバイルでも、拡張性を犠牲にしないのがThinkPadだった
この電源スイッチが凝っていて、鞄の中でのトラブルを無くすため、真ん中の白い部分を押さないとスライドできない
ロゴの表記や、大きなシンボルマーク、青を用いたスイッチなど、所どころにPS/55 noteの面影が
1992年発表のPS/55 note C23Vと。まさに親子、しかしCPUだけで比べても386 25MHzと486 33MHzと、小さい230の方が高速。2年間の進歩は凄まじい
B5の小さいボディでも、ThinkPad 700比80%のダウンサイジングながらも89キー全てを搭載。TrackPointはまだVer.2
最後に、解説本と
この230Csは、前年に発売された220の購入者約2000人にアンケートを採り、75%がハイパワーのWindowsサブノートを望んだ事から生まれた製品。そして、残りの25%がより軽量なサブノートを、という要望で、これはPalmtop PC110として製品化されています。
ノートパソコンの黎明期であったため、ユーザの意見を取り込んでいったのでしょうが、ThinkPadの10インチクラスのモデルは、530Cs→535→235→240→s30とモデルチェンジを繰り返し、一時期は"大人の翼"というキャッチフレーズとともに一部では盛り上がったものの、とうとう商業的に成功することなく、2002年にs30の生産を中止してから今に至るまで販売されていません。そして、スマートフォンやタブレットの普及で、これからも無いでしょう。
そう考えると、現行機よりは好みの造りになっているX120e、買って良かったという気もします。
さて、この専用ACアダプターを買ってみた(23円)のですが、やっぱりというか、動きませんでした(涙)。
ac23.jpg
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購入金額
900円
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購入日
2012年11月17日
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購入場所
ヤフーオークション
白輝望さん
2012/12/01
私はTOSHIBAのLibrettoでした。
で、なんとか起動までいきたいところですが…
かげちゃんさん
2012/12/01
名湯さん
2012/12/01
通電すらしないので、ひょっとしたらたいしたことないトラブルなのかもしれないですが、敷居は高いですね～ 動いたらハッピーですけど。
名湯さん
2012/12/02