パイオニアの光学ドライヴ分野からの撤退で、急激にPC用Blu-rayドライヴが市場から消え始めているので、将来困らないようにいろいろ買い増している。その一環で入手したBlu-rayドライヴ。
この活動?で、トレイ式(スリム型)
とトップローディング式
のUSB接続Blu-rayドライヴを入手したが、このタイプも押さえておきたかった。それは、最近は設置できる環境が少なくなってきたとはいえ、自分にとってはまだたくさんあるSATA接続の5インチベイ用PC内蔵型Blu-rayドライヴ。
先日、転居で某引越大手の雑な扱いで破損した経験もあるので、
このタイプもキープしておくか...と市場を探しているうちに面白いモノを見つけた。それがPioneer製の8倍速対応のBlu-rayドライヴ、BDR-203BK。
話は変わるが、まだBlu-rayドライヴがメジャーだった時代、製品はI-O DATAやBUFFALOなどメジャーなPC周辺機器メーカーからも数多く発売されていたのだが、中身のPC用Blu-rayドライヴ自体を製造しているメーカーは実質4社で、Pioneer、Panasonic、TSST(東芝サムスン)、LGくらい。
しかも圧倒的にPioneerがシェアを取っていた。性能も良く、数も出たため、実質デファクトスタンダードでもあり、初期は相性があった書き込みディスクとドライヴの組み合わせでも、生ディスクメーカーが必ず調べるドライヴメーカーがPioneerだった。自分もメーカーがわかった状態で購入したBlu-rayドライヴは全てPioneer。
そのPioneer製Blu-rayドライヴだが、「製品」として売られるリテール品と、「パーツ」として売られるバルク品が併売されていた。これは型番をみれぱわかり、“BDR-Sxx”
とアタマにSが付くのがリテール品で、“BDR-2xx”
と数字3桁なのがバルク品。xxの部分には2桁の数値が入り、そこが同じだと同じ世代を表すという命名法。PioneerがPC用Blu-rayドライヴ事業から撤退したときの最終モデルは、それぞれ“BDR-S13J-X/BDR-S13JBK”、“BDR-213JBK”と命名されていた。
そして今回見つけたのはBDR-203BK。「04」のような(おそらく)欠番もあるが、だいたい数字は1つずつ増えてきたので、最終版よりおよそ10世代前の機種。商品写真をアップにして本体ラベルで製造年を確認すると2009年製。すでに15年以上前の機種。
ただ、販売者によると一応BD-RとBD-REの読み込み、およびBD-RE書き込みは確認ができていると言うことだったので、入手してみた。
最終型のBDR-x13シリーズはプレミア価格となっているが、中古市場にはまだ09~12世代のタマは多く、ここまで古いモノに手を出さなければならないわけではなかった。なのになぜ購入したか。それは価格が破格と言うことに加え、ある重要な情報が事前にわかっていたから。
それは本品、商品写真に製品ラベルが写っており、それで生産国がわかったから。最終モデルのBDR-x13シリーズは、プレミア価格前の販売価4万円程の最上位モデルBDR-x13J-Xまで全て中国製になっていたが、以前はリテール品“BDR-Sxx”が日本製、バルク品の“BDR-2xx”が中国製という場合が多かった。ただ、生産の立ち上がりの問題か生産量調整のためか、特に最初期ロットは日本製ドライヴの一部がバルク品の“BDR-2xx”系に流れ、それらは「当り」としてありがたがられていた。実際、特に初期は、騒音や故障率の問題で日本製の方が優れていたらしい。で、本品は間違いなく日本製。なら15年前のモノでも入手する価値はあるかと。安いし。
また、このBDR-203BK、昔のモノなので性能がやや低い。性能、というのは読み取り/書き込み時の最大倍速。最新最後の機種BDR-x13シリーズは、Blu-ray系の読み取りが最大12倍、CDが48倍だったが、本品BDR-203BKはBlu-ray系が最大8倍、CDが40倍。最近すでに識っている人も少なくなってきていると思うが、CD-R黎明期には「複製を造るときに速めに読み書きするとエラーが増える」という都市伝説があり、大事なディスクは等速読み取り・等速書き込みで焼いたもの。Blu-ray時代になってからはあまり聞かないが、やや遅めの方が確実かな、と。モーターなどハードにも優しいし。
で、入手したわけだが....たしかにPioneer製のBDR-203BKなんだけど、端っこに「株式会社バッファロー BR-PI816FBS-BK」のラベルがある。

購入時はBDR-203BKとして売られていたが、○の部分を良くみると...

...株式会社バッファロー BR-PI816FBS-BKのシールが貼ってある

後にはバルク品はフロントパネルは型押しだけになってしまったが、この当時はまだ印刷
情報を辿ると、本品は株式会社バッファローから、2009年1月から販売されたBD-R/RE対応 SATA用 内蔵ブルーレイドライブ“BR-PI816FBSシリーズ”のBR-PI816FBS-BKであったようだ。こういったサードパーティ製のドライヴはハードディスクにしろ光学ドライヴにしろ、「中身はわからない」というのが普通(以前紹介したLogitecの外付けハードディスクLHD-EN80U3WRのように中身を明示して、それをウリにしているものもあるが)。サードパーティメーカーとしては、外に出している性能さえ担保していれば、自由に?採用するドライヴメーカーを変更できる。
ただ、このBR-PI816FBS-BKは「中身を明示して販売していた機種」だったらしく、「高品質・高信頼のパイオニア社製SATA接続内蔵ブルーレイドライブ(パイオニア社製「BDR-203」)採用」と内部パーツを明示して販売していたようだ。
ただ、当然保証も切れ、説明書や添付ソフトウェア等なにもないドライヴ単体での入手だったので、BR-PI816FBS-BKというより、BDR-203BKと考えた方が良いんだろうけれど。
とりま、実績のある日本製造Blu-rayドライヴが予備として入手できたので、満足、満足。
え?このままでは表題の「USB接続Blu-rayドライヴ確保③」と合わない?それは...
【仕様】
インターフェース:Serial ATA
バッファ:4MB
メイン採用チップ:Renesas R8BJ32710RFPV
消費電力:最大25W
外形寸法:W148×H42.3×D175mm(※フロントパネル含まず)
質量:800g(本体のみ)
最大書き込み速度:BD-R(8倍速)、BD-R DL(8倍速)、BD-RE(2倍速)、BD-RE DL(2倍速)、
DVD-R(16倍速)、DVD-R DL(8倍速)、DVD-RW(6倍速)、
DVD+R(16倍速)、DVD+R DL(8倍速)、DVD+RW(8倍速)、
DVD-RAM(5倍速)、CD-R(32倍速)、CD-RW(24倍速)、
最大読み込み速度:BD-ROM/R/RE(1層ディスク) 8倍速、BD-ROM/R/RE(2層ディスク) 8倍速
DVD-ROM 16倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-ROM 40倍速
BUFFALO BD-R/RE対応 SATA用 内蔵ブルーレイドライブ BR-PI816FBS-BK
2009年製で現在完動ということから、かなり耐久性は高いようだ
中古なので、使用頻度はわからないけれど、例のPioneer光学ドライヴの最大の持病、中心軸のディスク固定用磁石の磁力が強くなりすぎて、空のトレーがオープンできなくなる症状は出ていない。さすが日本製
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購入金額
3,000円
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購入日
2026年02月05日
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購入場所
Yahoo!オークション

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