実は個人的にSandForce SF-2281/2282搭載のSSDは、動作のスムーズさに欠ける印象がありあまり積極的には使ってこなかったのですが、この製品は東芝の独自カスタマイズによる性能の高さが評判ということで、試しに買ったのです。
今まで使ったSF-2281/2282系の製品で最も快適だったのはIntel SSD 520でした。特にトップスピードには得難い魅力があるのですが、その反面負荷が集中した時に一瞬の引っ掛かりのようなものが感じられる点に少々の不満は感じていました。それでも信頼性も含め魅力のある製品ではあり、現在も連続稼働環境で利用中ですが。
一応CFD販売での型番はCSSD-S6T120NTS2Qとなっていますが、中身は東芝製のTHNSNS120GBSPで、ファームウェアも含めてCFD販売向けのカスタマイズなども特にされていないようです。
今回は手狭になったSAMSUNG製の64GB SSDと入れ替える形で導入してみました。導入したのはMSI B75A-G43+Celeron G530の環境です。
まず、Windows7のエクスペリエンスインデックス(プライマリーハードディスク)は、6.9→7.9と大きく向上しました。SATA3.0に対応しているという点も大きいのでしょうが、SSD同士の入れ替えでも体感速度に差がつくほどです。
次にCrystalDiskMarkの結果です。
SandForce系コントローラーの製品としてはランダム時の速度も優秀ですが、0fillのトップスピードは素晴らしい水準です。同環境で使った際のIntel SSD 520すら凌ぐほどです。
そして特筆するべきなのは、今までほとんどのSF-2281/2282系製品で感じられた、負荷集中時の妙な引っ掛かりがほとんど感じられないのです。それだけでも十分に価値のある製品といえます。
あとは各所で指摘されている一定量使用後の書き込みパフォーマンス低下などが懸案事項ではありますが、今まで買ったSSDの中でも最高水準のコストパフォーマンスを誇る製品となっています。
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購入金額
5,970円
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購入日
2013年03月10日
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購入場所
カーリーさん
2013/03/10
国産だから円安関係ないとか?w
jive9821さん
2013/03/10
私も最初は目を疑って60GBモデルの価格と間違えているのではないかと思っていたのですが、レジに持って行くとPOSにこの値段で登録されていましたので、間違いではなかったようです。
これまで最も安く買ったこのクラスの製品はIntel SSD 510(ほぼ同価格)でしたが、コストパフォーマンスでは勝るとも劣らないものでした。もう1個買っても良いかと思うほどですが、たぶんもう在庫は残っていないでしょう…。