第二世代FXシリーズ、3コア以上のメニーコアシリーズHoundから数えれば3代目にあたるCPUです。
よほどの踏み絵なのかZigsowファーストレビューのようです。
だけど好きだから買ったよ!FX-8150を買ってから1ヶ月ちょいしか経ってないけどな!
FX-8350の概要をば。
型番:FX-8350
パッケージ:Socket AM3+ (942 pins)
開発コード:Vishera / Piledriver
モジュール数/コア数:4 Modules / 8 Cores
クロック:4GHz / Turbocore 4.2GHz
L1 Cache:128KB (64KB + 64KB)
L2 Cache:8MB (1MB/Core)
L3 Cache:8MB (shared)
プロセスルール:32nm SOI (Silicon on Insulator)
ダイサイズ:315mm2
TDP:125W
対応メモリ:DDR3-1866
もしかしたら第二世代FXがAMDにとって最後のSOI製品かもしれませんね。
Trinity/Piledriverの後継であるKaveri/Steamrollerでは28nmBulkプロセスに移るようですし、デスクトップ版Steamrollerの製造が2013 4Q以降(2014年から)になるのであれば、確実に28nmにシュリンクしてくるでしょう。
そしてGlobal Foundryも恐らくAMDのためだけにSOIを用意してくれるは思えません。
Global Foundryは14nmのフィンフェットを用意しているので、開発工程によってはKaveriは28nmをすっ飛ばす可能性もありますし、デスクトップ版Steamrollerも28nmをスキップする可能性は捨てきれません。
VisheraのPiledriver Moduleは、Bulldozer Moduleを使用したZambeziをベースに、と言ってしまうと一見ただのプロセス最適化版ですが、実際はL2、L1ロジックの見直し、プリフェッチの変更などコア部分の設計を見ればまるで別物といっても過言ではないでしょう。
詳細はこちらを参照して頂くと良いかと。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/532/796/html/14.jpg.html
AMD曰く、クロックとIPCの最適化に注力したと。
*Instructions Per Clock:クロックあたりの命令実行数
ということは、Cine Bench的に言えばSingle CPUの処理能力が上がったと?
この項目はIntel勢に惨敗しているのでここを上げられれば戦える可能性が出てきます。
速攻でベンチマークの突入して確認したいのは山々ですが、パッケージから順番に見ていきましょう。
外装はもはやお馴染み感の出てきてしまった缶BOX。
買ったときのktkr感と保管時の(ry
しかも缶側面にはCPUの覗き窓がついているので小物入れに流用することもできないorz
お次は内容物です。
中身は
- CPU
- リテールクーラー
- 取り付け用の説明書
と外装の割にはシンプルなお約束達です。
余談ですが私はエンブレムステッカーは貼りません。
自作している以上いつ中身が総取っ替えになるかわかりませんからね。
ヤフオクなどで出品されているところを見ると一定の需要はあるようですが、手放す気にはなれません。
そしてCPU。
捺印を見た限り、前工程(フォトリソグラフィ)はドイツ/ドレスデンのFab1、後工程(アセンブリ)はマレーシア(工場不明)という
ことで、FX-8150と同じですね。
サイズもソケットも同一なので、左上の捺印以外に違いが無いので、区別しにくいです。
最初型番の書いてあるところを見つけるまでどっちがどっちかわからなくてちょっと混乱しました。
んじゃ、本当に違いは無いの?ってことでCTスキャン画像で見比べてみます。
ぱっと見ダイサイズの違いは無いように見えます。
厳密に確認するには測定すればいいのでしょうが、面倒くさいのでやりません。
公表値は一緒だしね。
AMDはCPUダイとLID(金属カバー)を熱的に接合するTIM(Thermal Interface Material)にはグリスを使用しているようですね。
*修正です。
TIMにはグリスではなく某レアメタルを使用しているとのことです。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20121208_577922.html
ところどころに欠陥が出ているところを見ると、これが出ないようにより 綺麗により熱伝達率の高いグリスを塗ってあげればOCの限界値はあがるのかもしれません。
が、Intelのように殻割りすることはオススメしません。
LIDの内側のコンデンサは表面実装されていると思われますので、殻割り時にカッターなどの刃を入れるとうっかり削り取ってしまう公算が高いです。
寸法的には手作業でリカバリーも可能かとは思われますが、コンデンサを削るどころか、うっかり実装領域のパッドまではぎ取る可能性もあるのでどのみち危険です。
とゆかそこまでしてOC耐性上げる必要はないでしょう。
パッケージサイズ、ダイサイズ、周辺は位置されているパスコンの変更点がまるっきりみられないところを見ると、製造プロセスは8150から一切変更されてないのでしょうね。
全く代わり映え無くてあまり面白くありませんが、そのおかげで今回のリリースは低コストにすることができたのでしょうし、表向き歓迎しておきます。
では続いてクーラーです。
FX-8150と同様に、4本のヒートパイプが銅プレートに接続されています。
銅プレートからファンまでの高さは61.7mmで、フィンの枚数は48枚。
標準がどんなものかわからないので何ともいえませんが、不安を覚えるような外観ではありません。
左がFX-8150、右が8350のものです。
ぶっちゃけ違いがわかりません。ぱっと見同一品です。
TDPが一緒なので当然っちゃ当然なのですが、ちょっとつまらないなぁという気がしないでも無いです。
…まさかPhenomII X6 1100Tとまで同じってことは…考えるのはやめよう(笑。
それではようやくベンチマークです。
今回のFX-8350のベンチ環境はこちらです。
FX-8350(DDR3-1333)
FX-8150(DDR3-1333)
FX-8150(DDR3-1866)
PhenomII X6 1100T(DDR3-1333)
Core i5 3570K(DDR3-1600)
まずはCPUパワーの比較ということで見ていきます。
CINE BENCH
Crystal Mark 2004 R3
Super pie (単位は秒)
Sandra
なんというか、非常に微妙な結果ですね。
SandraとCINEを見る限りAMD勢の中で一番優秀にも関わらずπではFX-8150に惨敗。
Crystal MarkではALUで若干1100Tを上回るもCPU系のトータルではPhenom II X6 1100Tに完敗。
そしてベンチ全体を通して3570Kには手も足も出ない。
。゚゚(´□`。)°゚。
なんだか書いてて泣けてきた。
いぁ、ネガティブキャンペーンいくない!
良いところだってあるはずだ!否有る!
というわけで良いところを見てみよう。
まず第一にシングルCPUパワーはともかく、マルチコアのトータルスペックではIntelより圧倒的に優れている。
しかもDDR3-1333でだ。
そのシングルコア性能にしてみてもAMD製CPUの中では最も優秀で、性能をちゃんと上げてきている。
しかもついにシングルスレッドでK10/Starsを上回ったのだ。
つまり、Phenom IIから乗り換えを悩んでいた人が、踏み切る1つの判断材料になると思う(俺は乗り換えないが(マテ。
また、FX-8150を持っている人にとっても、同一プラットフォームで動作するので(ただでさえ想像以上にスコアが悪かったので少しでも底上げするために)買い換えるのにちょうど良い。
と、いう話になったところでFX-8150とFX-8350をグラフィック性能を踏まえて比較してみよう。
CPU換装だけで他のパーツは共通なので、純粋にCPUパワーの影響差を見ることができる、はずだ。
結果から言いますと、ちっちゃな差ではありますがFX-8350に換装することによる効果を得ることができそうです。
今回はグラフィックが7750につき、CPUよりもGPUが足を引っ張ってしまっている感は否めませんので、ミドルハイ以上のグラフィックを装備しているPCであればCPU換装による効果はより顕著に表れるのではないでしょうか。
そして消費電力。
これはOCCT1時間経過付近の電力をワットチェッカー読みしてます。
FX-8150 消費電力:252W CPU温度:72℃
FX-8350 消費電力:248W CPU温度:71℃
なんと、消費電力もCPU温度も下がるとな?
しかも8150の方はグリスを交換しています。
クーラーは両方リテールで、室温は25℃前後です。
定格のクロックは上がっているはずなのに消費電力、CPU温度共に下がるのですか、バカにできないですね 。
とまぁそんなわけでFX-8350について書いてきましたが、思ったより悪くないですよ。思ったより良くも無かったのですが。
SandraやCINEみたいなCPUの素のパワーを見るようなベンチではFX-8350の優秀さが際立つのですが、一般ベンチに落とし込むとスコアががくんと落ちるのは、やはりソフトウェアのマルチコアへの対応が最適化されていないせいでしょう。
結局Intelなんかに負けちゃうのはご覧の通りシングルスレッドが圧倒的に低いせいなのだと思います。
そしてシングルスレッドの成績がほぼそのままベンチマークのスコアに反映されるということは、それだけ世間一般のソフトウェアは未だにシングルスレッド向けでしかないということです。
恐らくこの市場環境はしばらく変わらないのでは無いかと思います。
なのでAMD信者はまだしばらく雌伏の時を過ごすしか無い、と。
ですがAMD製CPUとしては着実にパワーアップしていますし、途中にも書きましたがソケットの変更が無いためちょうど良いアップグレードパスであることも確かです。
それに冷却とPSUに要求されるスペックが変わらないので、本当にCPUだけまるっと換装できます。
今回のベンチマークには入れてませんが、動画のエンコードなどをすればFX-8350が8150との水をあけるかもしれません。
初っぱなから20k以内の範囲に価格設定されているので、遊ぶにしても悪くないのかな、と思います。
とは言え、IPCの最適化に注力してもこれなんですね。そこだけちょっと残念です。
それでは力量不足で申し訳ありませんでしたがFX-8350ファーストレビューを閉めたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
P.S.
書いてる最中に2回ほどブラウザがクラッシュして全文吹っ飛んだよ!
心が折れそうだったよ!(書き始めたのは木曜日
p
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購入金額
17,980円
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購入日
2012年10月24日
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購入場所
TSUKUMO
下小川さん
2012/10/28
FX系に興味はあるんだけどなかなか手を出せていません…
8150からは着実に性能・効率アップしてますね。
18000円でこのマルチスレッド性能はすごいんですね!でもi5が強すぎるというかなんというか。
遊ぶには面白そうなんだけど…
来人さん
2012/10/28
コメントありがとうございます。
はい、思った以上に8150から着実に性能アップしてました(笑。
確かに遊ぶのにはちょうど良いと思うんですけど、如何せんマルチコアを発揮できるソフトウェアがないので、遊び以上のものにならないんですよね~。
個人的使用感ですが、ピークのスペックを求めるのであればIvyが圧倒的ですが、多少重い処理をマルチタスクするならAMDの方が動いてくれる気がします。
余力があればいずれ缶だけで無く中身も合わせてご購入してみてください(宣伝。
Vossさん
2012/11/05
先行して出てきたベンチ結果ではSandraとか出てこないので、アーキテクチャ改良した割に伸びてないなーと思ったのですが、8150から割と順当に進化してますね。
18000円という価格は魅力なれど、やっぱAM3+のまま出してきたのが痛い。
マザーの選択肢が少なすぎます。
AMDはFM2の8350とか出してくれないのだろうか。
来人さん
2012/11/08
コメントありがとうございます。
素晴らしいだなんてそんな(〃∇〃) ちょっとした死亡フラグです?w
一応後発なりに進化していますよ。
ただ如何せん結果に繋がるベンチが無い=実用的では無いという感じの構図ができあがってしまっておりますが。
トランザクションあたりが効いてくるソフトウェアなりベンチなりがあれば他のCPUをダントツで突き放すとは思うんですけどね。
そういった意味ではライバルはXeon E系列でしょうね。
サーバーではOpteronの方が優秀なのかなぁ…。
AM3+の対応マザーの少なさは異様ですよね。
FM2のようにどれだけの期間サポートするか明確ではない分、メーカーも力を入れづらいのでしょうね。Intelに比べると出回る頭数が圧倒的に少ないですからねぇ。
18000円というコストにもある通り、新規組上げがターゲットでは無く、Zambeziからのアップグレードパスでしかないのだと思いますよ。
そういった点ではAM3+である必要があったのかもしれませんし。
FM2で8350ですかぁ、ピンアサイン的には無理ですけどね~。
期待する気持ちはわかります。
グローバルファウンドリーズの製造プロセスのロードマップとAPUのロードマップはそこそこ合致しているんですよね~。
なんでFM2の方が一足先にFin-Fetトランジスタを採用する可能性が高いのですよね。
デュアルグラフィックスがもっと優秀なら迷わずAPUに行けるのですが、如何せんStream対応ソフトウェアが少ないというのも痛いですね。
まだAMDerにはしばらく踏み絵/人柱タイムが続きそうです。
…ずっと俺のターンじゃ無いといいなぁ。。。
hubbleさん
2012/12/11
やっぱりAMDいいですね。
3年近く前でしょうか、AMDが新CPUをFXという名前で出すと噂が出たとき。
AMDがFXの名前を出すとは相当な自信作だ!と思い
発売日に買うつもりでいました。
が!!!
発売日近くになると評判の悪い事・・・
同ランクのIntelCPUに一歩劣るベンチスコア
AMDが好きで本当に楽しみにしていたんですが、メディアの流すベンチスコアに
流されて安牌を切ってIntelに逃げてしまいました。
PhenomIIとの決別やBulldozerを置いてけぼりにするには
もう少し時間がかかりそうですね。
ベンチではなく普段使いのIntelCPUとの体感差はどうでしょうか。
あまり変わらないのであればやっぱりFXを買っておけばよかったと思う日々です。
来人さん
2012/12/12
コメントありがとうございます。
AMDerとしてはFXの名前にはビビッときますよね!
僕個人としてはFX-62(当時学生だったけど13万ぐらい出して買った)以来のFXシリーズと言うことで心躍りましたが、まぁこんな結末でした(笑。
やはり一般のベンチマークはマルチコア効率よりもシングルタスクの方が効いてきますね(苦笑。
普段使いとしては、個人差が大きいと思います。
体感としてではなく、用途として、です。
AMDのマルチコア製品全般に言えることですが、基本的にはよっぽどのことをしない限りCPU使用率が100%にはなりません。
逆にIntel製品はタスクを放り込むと即100%に到達し処理が高速に終了します。
このあたりはSuperPieなんかを回すと顕著です。
なのでIntelCPUによく見られるのが処理待ちのプチフリです。
複数のタスクを一度に放り込むと概ね順次処理でタスクが完了します。
高速に複数のタスクを順次処理するので結果としては高速なのですが、結果も順次に出てくることが多い気がします。
なのであれもこれもとタスクを放り込んでいくと、一見瞬間的に処理落ちしたように感じられるときがあります(Ivyで大分改善された気はする。
これがAMDになるとトータルでは遅くなってしまうのですが、比較的ラグることなく結果としてもっとも負荷の低かった処理から順に出てきます。
なので直近のレスポンスはIntelの方が優秀なのですが、AMDの方が動いているように感じられます。
また、この差は何か負荷の高いタスクを処理中に他のタスクを放り込んだときにより顕著だと思います。
2~4のタスクではIntelの方がキビキビ動くのですが、5以上のタスクを放り込むと急に処理速度が遅くなったように感じます。
それでも全てのタスクを処理する速度ではIntelの方が速いのですが、作業の間に間にちょっとした応答性の低下があると割とストレスに感じます。
AMDではトータルの処理時間は延びますが比較的放り込んだ直後に何らかのレスポンスがあるので作業を中断させられた感を感じないで済む気がします。
まぁこのあたりについては好き嫌いを含めた範囲と、普段どういった使い方がメインかという範囲がありますので、やっぱAMD最高っすよ!と言えないのが残念です。
はっきり言ってゲームやエンコード専用機なら間違いなくIntelの方が使いやすいです。
そういった用途ではなく、あれもやりながらこれもやり、尚且つバックグラウンドでいつ終わっても構わないタスクを処理させとこうみたいな使い方であればAMDの方がストレスなく使えると思います。
この辺はやや余談ですが、ゲームに関しても大量の弾幕が飛び交うようなゲームではAMDの方が使いやすかったりします。
弾幕が薄いときは明らかにIntelの方がFPSが高いのですが、急に弾幕が増えたときにFPSが急激に落ち込んだりします。
AMDだとMAXやAVERAGEのFPSではIntelに到底及ばないですが、弾幕の急激な増加時にFPSの落ち込みが(Intelに比べて)少ないです。
なのでGPUに十分なスペックを用意することができるのであればAMDの方が不意のラグが少ない分戦いやすいです。
いえ、総合的なFPSは低いのですけれど、不意打ちのちょいラグが少ないんです。
それ以外のシーンではIntelの方がサクサク動きます。
ちなみにことIntelのIvyBridgeに関しては少ないタスク数で使用するならばi7よりもi5の方が速かったりしますので、ゲーム重視ならi5っていう選択肢も悪くないです。
と、言うわけで、普段からマルチタスクな(あれもこれも1台のPCで同時処理)使い方をするのであればAMDを、複数のタスクは複数のマシンに分散すればいいんだから結果として処理数が少ないことが多いです、ということであればIntelをお使い頂くと満足感が高いと思います。
僕はマルチタスクが多いのでなんだかんだでAMD使ってます。
パソコンの電源は滅多に切らないのでISRTの恩恵もあまり感じられませんし。
答えになっているか怪しいですが、両製品を使った個人的な感想としてはこんな感じです。
ちょっとAMD贔屓に見えてしまうのは仕方が無いということで(だって好きなんだもん!
…まぁ自作に限って言えばAM3+にはこれだ!と言えるマザーが乏しいのも難点だとは思いますけれども。
hubbleさん
2012/12/12
確かに昔から言われていることですが
AMDとintelは得意な分野が異なるから単純比較はできないですね。
各種ベンチマークについてもどちらか一方に贔屓になっていますし
(権力の差なのかintel寄りが多い気がしますが・・・)
そういえばゲーミングマシンにはAMDと言われた時期もありましたよね。
今でもAPUとしてならAMDの方が上だと思っています。
(3Dゲームを快適にするのはAPUのみでは無理はありますが)
来人さんのご解説からも明らかですが、
どちらかが絶対的に優れているという事はないですよね。
タスクを均等にこなしていく面については初めて知りました
確かにintelは一気に処理させると操作にカク付きがでます
心当たりは大いにあります。
それって昔からの話ですか、それともマルチコアになってから
もしくはFXでのこと?
過去にWinchesterとNorthwoodを所持しておりましたが
言われてみればその様な傾向があったような、なかったような
(教えて頂いたからそう思うようになった?)
でもおっしゃる様に複数タスクでの操作性はAMDの方が
ストレスフリーだと思います。
となるとやっぱりFX8150を買っておけばよかった。
なんというかイメージカラーの赤が素敵なんですよね。
intelにはないオーラがあると言うか。
ISRTですが全く使っておりません。 RSTドライバすら入っていません。
今や128Gや256Gが主流になってきて、SSDをキャッシュとして使うよりも
素直にOSを入れてシステムディスクにして、良く使うソフトを優先的にSSDに
インストールした方が断然快適です。
しかし余っている低容量のSSDを有効活用するにはいいのかもしれません。
これから先は容量が1Tに到達するのも時間の問題と思われますし
耐久性が耐久性や信頼性が向上してくればISRTのメリットは
皆無になると思います。
ところで弾幕シューティングの話が出てきましたが
私が弾幕シューティング好きなのがばれているのでしょうか。
たまたま偶然?
来人さん
2012/12/13
Intel寄り、というよりはIntelが合わせてる、もしくはAMDが先行しすぎている、という感じじゃないですかね。
ゲーミングマシンにAMD、というのはAthlon64系列からですね。浮動小数点演算がIntelより優秀でしたから。
もっともFXシリーズでは浮動小数点演算はGPUの仕事と割り切ってパイプラインを削っているので、この関係は既に終息していますね。
APUに関しては、使ったことないのでコメントしづらいです^^;
ただなんていうのか、非常にAMDらしいとは思います。
WinchesterとNorthwoodですかー、またピンポイントなトコですね。
恐らくこの傾向はAMDではX2から、IntelはHTを採用してから、だと思います。
なのでIntelでもHT非搭載で、リングバスアーキテクチャを採用していないマルチコア、要するにPentiumDではこの傾向はないはずです。
じゃぁCore2Duoはどうなのよ、というと、あります。
内部命令をまとめるワイド・ダイナミック・エグゼキューションという機能のおかげで強制的に順次処理されます。
リングバスアーキテクチャで何故この傾向が出るのかは知りませんが(あれは単純なようで複雑)、体感できるレベルで存在していると思います。
どっちを買っておけば良かったというのはまたコメントしづらいですが、FX-8150を買ったら買ったで、うっかりベンチ回して凹みますよ?
ただFXという名前と黒と赤の缶ケースは良いですね。
SSDをメインで使われているのですか、余裕があって良いですね。
僕は寿命が恐すぎて使えませんw
ミッションクリティカルなトランザクション処理系のサーバーに入れれば2週間で寿命が来るというのを知っているので、あれをメインに据えるのは勇気が要ります。
かといってSLCの大容量SSDなんて高すぎて手が出ませんしw
NANDじゃないReRAMやPCM、STT-RAMで手頃になるまで待つつもりです。
それまではISRTとAdrenalinあたりで引っ張るつもりです。
弾幕については全くもって偶然です。
というか、どっちかと言えばFPSや戦略SLG(特にAge系)のつもりでした。
どうも好きなことになると長くなっていけませんね(笑。
katuさん
2012/12/22
比較してる記事のβbiosの物であったり 比較対象がなんちゃってi5
(i7のクロックダウン キャッシュの量などクロック以外でも多くが異なるのに)と?な物が多いため
こちらのインプレッションはとても参考になりました
ありがとうございます 初売り辺りにFX8350行ってみようと思います
価格.comにこんな書き込みが出てました
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000298509/SortID=13817225/#tab
どうやらFXはソルダインのようです
Aシリーズはグリスのようですが
来人さん
2013/01/01
コメントありがとうございます。
>>どうやらFXはソルダインのようです
そうなんです(恥。
最初X-ray見たときは、はみ出てるからグリスなんだろうなぁ~と思っていたのですが、先日秋葉原で開催されたAMDのOCイベントでは“FXシリーズはグリスではない”という風に明言されていましたよね。
PRでもないし良いだろうと思って修正せずに放置してました、ごめんなさい。
記事の方は修正しておきます、ご指摘ありがとうございました。
FX-8350に挑戦されるとのことで、私のインプレッションが少しでもお役に立ったのなら嬉しい限りです。