レビューメディア「ジグソー」

思った以上に小さかった

ダブルレンズキットに遅れ、本日(2012.10.12)ボディ単体やその他のキットモデル、オプション品などが発売され始めました。

販売店からは 12日発送予定と連絡がきていたのですが、発売日の 12日着で届きました(^^
運動会には間に合わなかったけど....

詳細な情報はキヤノンのホームページを見ていただくとして、

 ※キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS M

本品の購入に至った点は以下の通りです。

 ・CANON初のミラーレスカメラ
 ・APS-CサイズのCMOSセンサー
 ・「位相差AF」と「コントラストAF」のハイブリッドAF
 ・EFレンズ/EF-Sレンズが使用可能

特に最後の今まで一眼レフで使っていたレンズがアダプタを介して ISや AFなどの機能まで使用出来るのは大きかったです。

他で既に酷評されている AFの遅さも確認したいと思います。

まずは、添付品や外観を見ていただきたいと思います。
内容物(ハードのみ)
内容物(ハードのみ)

ケーブルは PC接続用の USBケーブルだけが付属されており、テレビなどへの出力用(HDMI OUT/ AV OUT)のケーブルはオプションとなっています。

上記の他に CDが3枚(使用説明書、ソフトウェア、ソフトウェア説明書)とカメラ使用説明書<基本編>、相談窓口の案内用紙やキヤノンのサービス案内用紙などが付属してきました。
ボディ & EF-M22 STM レンズ
ボディ & EF-M22 STM レンズ

EF-M22は丁度こちらのレンズとほぼ同じ大きさでした。


単焦点なのだからもっと薄く出来るんじゃないの?とか思っていたら、沈胴式でした。
電源 ONするとまず 2mmほどセリだし、焦点を合わせるのに 7mmくらいまで出たり引っ込んだりします。

本体にセットするとこんな感じです。
正面
正面

こういう角ばった感じのスタイルが好きです(^^

そして背面はこんな感じ。
背面
背面

タッチパネル採用になりかなりダイヤル類が削られ、その分モニターが大きくとられています。

上部のダイヤル類もかなりすっきりしてます。
レリーズ周り
レリーズ周り

シャッターボタンは代々 EOSで採用されてきた斜めに配置され、その周りにモードダイヤルが付いています。

このモードダイヤルで静止画、動画を切り替えます。

背面のボタン周りは今どきのデジカメのようになってしまいましたが、メインはしっかり電子ダイヤル及び上下左右ボタンになっており、EOSを使っている人には馴染みのあるインタフェースになっております。
背面ダイヤル周り
背面ダイヤル周り

そして、今回独自のストラップの取付方法が採用されています。
ストラップ取付け部
ストラップ取付け部

釘の頭のように飛び出た取付け部になっています。

取付方法は以下の通りです。
ストラップ取付け方
ストラップ取付け方

 1.ストラップの金具を取付け部にはめ込み

 2.ネジを時計方向に回転させます。
   この時、指標が合うところで止まります。

 3.回転に合わせストッパーが出てきます。

外す時は逆の操作で、ストッパーに描かれている様にネジを反時計回りに回転させます。

オプションでリストストラップなどもあるのですが、発売が遅れており早く出てきて欲しいものです。

先にサードパーティから出てきそうな感じもしますが。

そして端子カバーを外したところです。
端子カバーを開いたところ
端子カバーを開いたところ

上から「マイク入力端子」、「HDMIミニ出力端子」、「映像/音声出力・デジタル端子」になっています。

PCと接続する時は一番下の端子に付属のケーブルで接続します。

続いてバッテリーボックスのフタを開けたところです。
バッテリーボックスのフタを開けたところ
バッテリーボックスのフタを開けたところ

こちらにバッテリーとメモリカードを挿し込みます。

対応するメモリカードは SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードになります。

バッテリーは本体サイズの関係でちょっと容量が少なく、常温で約 230枚撮影可能となっています。
充電器
充電器

充電器はキヤノンで最近よく使われているタイプで、 充電ランプと充電完了ランプが付いているモノです。

充電完了を色で変えて教えるモノより分かり易くて良いですね。
充電器背面
充電器背面

電源プラグが回転して出るようになっているのもいつもの通りです。

ボディサイズですが、雑誌のレビュー記事などでは他のミラーレスカメラより大きいなどと書かれていたのを読んだりしていたのですが、最初箱から出して手に取った印象はずいぶん小さく感じました。

そこで、持っている GF2と比べてみました。



レンズの大きさもほぼ一緒で、黒いせいか EOS Mの方が小さく見えます。


そして、カタログスペックを見るとほぼ一緒ですが若干 EOS Mの方が小さいようです。

 EOS M:約108.6(幅)×66.5(高さ)×32.3(奥行)㎜
      約298g(ボディ、バッテリー、メモリカード)

 GF2  : 112.8 x 67.8 x 32.8 mm
       311g

持った感じでは、EOS Mの方が若干重く感じたのですが、重量も GF2の方があるようです。

ただ、最近のミラーレスカメラは確かにもっと小さく軽いので、最新機種の中では大きい方だと思います。

しかしカメラを構えるのにある程度の重量がないとブレ易いですし、大きさもある程度ないと構えづらいので、私にとってはこのサイズがレンズを持って構えるカメラの小ささの限界に感じています。

そして、充電も完了し室内で少し触ってみたのですが、AFの遅さはやはり前評判通りでした。

室内でフラッシュ無しで撮るには暗いということもあり、遅いというか迷っているといった感じで、焦点の合う深度を行ったり来たりしたあと焦点が合う感じです。

その代り遅い分タッチパネルで焦点が合っている場所を拡大してみると今まで使ったことのあるどのデジカメよりピッタリ合っている感じです。

いやぁ、これで焦点の合う速度が速ければなぁ。

とりあえずファーストインプレッションとしてここまでとさせていただき、届いたばかりでまだあまり触れていないので、使用感などは改めて追記させていただきます。


------ 2013.06.27 追記 ------

本日(2013.06.27)待望のファームウェアのバージョンアップが行われ、以下の点が改善された。

  ・ワンショットAFにおける合焦速度の向上
  ・新レンズ対応
  ・4言語の誤記の修正

もちろん、待望なのは合焦速度の向上です。

手順は、フォーマットしたSDカードにファームウェアのファイルをいれ、メニューよりファームウェアアップデートを選ぶだけ。

面倒だったので、使用中のSDカードを使ってしまったが問題なくアップデートできました。
Ver.2.0.2
Ver.2.0.2

合焦速度の比較の数値化の仕方はよく分からなかったので、あくまで私の感覚ですが確かに倍くらい速くなりました。

ただし、合焦速度の向上はあくまで AF動作が”ワンショットAF”のみで、”SERVO AF”はやはり今までと違いを感じられません。

そして、ワンショットAFが確かに速くはなっているのですが、何世代も前の EOS 20Dよりまだまだはるかに遅いです。

特に室内など暗めの場所では、20Dはすぐに合焦できても EOS Mはずっとさ迷ったままという場面が多いです。

とにかく、マウントアダプターを利用し他社製レンズでもしっかり速くなっていたので安心しました。


とりあえず、これで外で行う運動会では使えるようになった感じです。

ただ外なら ISO値も低くしたままで良いので、コンパクトさと解像度で EOS Mの方が勝っていても、合焦速度が速い 20Dの方を使いたいな。

このレベルなら、うちでは当分ブツ撮り専用かなぁ。
  • 購入金額

    67,377円

  • 購入日

    2012年10月12日

  • 購入場所

    富士カメラ

コメント (14)

  • ねおさん

    2012/10/13

    遂に届いたようで、おめでとうございます。

    娘さんの運動会に間に合わなかったのは残念ですが、まだまだ使う機会はありますから、これからが楽しみですね(^^
  • atsuo@tokyoさん

    2012/10/13

    > ねおさん

    予約してから長かったです(^^;

    合焦速度が遅いですが、ピントは思ったところにピタッと決まるので、ブツ撮りには最適そうです。

    もちろんブツ撮りだけでなく、今後 20Dで撮っていたことはどんどん置き換わっていきそうです。
  • mickeyさん

    2012/10/14

    購入、おめでとうございます(^^)

    デジイチがキャノンでしたら、おそらく
    自分も購入していたかとw
他11件のコメントを表示

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ20MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが20MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから