最新OSのWindows 8 Pro 64bit (DSP版)を使用してゲーミングPCの環境を再構築してCrysis 2をインストールして検証してみました。
提供していただいたOSはWindows 8 Pro (DSP版) 64bit 日本語のため、トラブルの少ない新規インストールで環境を一から構築しました。
OSのインストール手順はインストール方法の選択の前にプロダクトキーの入力画面がでるなど変更されている部分はありますが基本的にはWindows VistaやWindows 7と同じで分かりやすいです。
インストールに掛った時間は25分程度です。
こちらはインストール直後のデスクトップ画面。
やはり今までのOSに馴染んでいる身としてはこちらの方が好みです。
OSインストール後にデバイスマネージャーを開いてみると全てのデバイスにOS標準ドライバーが適応されていました。
念のため事前にマザーボードメーカーから最新版ドライバーをダウンロードしておいたのですが、今回は様子を見たいのでチップセットドライバーのみ適応。グラフィックまわりはDX11の更新をしてからnVIDEAのサイトから310.90-desktop-win8-win7-winvista-64bit-international-whqlをダウンロードしてインストールしました。
●Originのインストール
はじめにhttp://www.origin.com/jp/downloadからOriginのインストーラーをダウンロードしてインストールします。
OriginのインストーラーはWindows8へ対応しているようで作業もスムーズに進みます。
インストール後にOriginを起動すると自動的にアップデートが開始されます。
以上でOriginのセットアップは完了です!
●Crysis 2のインストール(ダウンロード)
Crysis 2は既にOriginに登録済みなのでログインすると「マイゲーム」に表示されます。
Crysis 2をクリックして日本語の実行ファイルをOriginからダウンロードします。
(ファイルサイズは約6GB。)
ダウンロード後にCrysis 2を起動するとV1.9のダウンロードが自動的に開始されます。
ダウンロード後にV1.9を適応してCrysis 2のインストールは完了です!
動作チェックのため、はじめにV1.9のみの状態でゲームをプレイしてみました。
ゲームのオプション設定はデフォルト(クオリティ設定:ウルトラ、フルスクリーン:オン、Vシンク:オン)のままで解像度のみ1920x1080ドットに変更しています。
ステージ1~3を通してプレイしてみましたが特に不具合はありません。
動作は非常に安定しています。
●Crysis 2用DX11パッチとハイレゾパックの適応
続いてDX11パックとハイレゾパックを適応してみました。
バイナリは以前ダウンロードしておいたものを使用しました。
エフェクトが増えてテクスチャーデータも増える関係でフレームレート的には厳しくなりますがグラフィックはかなり綺麗です。動作も安定しています。特に問題なしです。
家庭用ゲーム機ユーザーには必須アイテムのゲーム用デバイス「コントローラー」。
今回はCrysis 2でサポートされているXbox360用USBコントローラーを接続してみました。
コントローラー用のドライバーはインストールする必要はありません。Windows 8標準ドライバーで動作しています。Windows 8もゲームデバイスへの対応が進んでいるようです。
Crysis 2側も「コントローラーの認識、振動機能」ともに問題なく動作しています。
Crysis 2はゲーム起動後でもXbox360 USBコントローラーを認識するとゲーム内メニューの決定ボタンなどのアイコンがXbox360コントローラーに合わせて自動的に変更されます。Windows 7のときと同じです。
家庭用ゲーム機になれているゲーマーにとってコントローラーへの対応は非常に助かります。
”OS起動時間、OS終了時間、スリープに入るまでの時間、スリープから復帰に掛る時間、Crysis 2の起動時間”を計測してWindows 7 SP1 64bitと比較してみました。
起動に掛る時間についてはWindows 7は起動後のBGMが鳴り終わった時点、Windows 8はモダンUIが表示されるまでとしました。(Windows7に不利な条件となっていると思います。)
約15秒と差が出ていますがUIが変更されていて比較が難しいので参考までに。
スリープ関連はWindows 8が優秀という結果になりました。
特にスリープに入るまでの時間は約5秒と非常に高速です。
Crysis 2の起動に関してはnVIDEAのロゴ表示前までの時間を計測しました。Crysis 2の起動時間はWindows7が勝利していますが、その差は2秒と体感で違いはありません。
数時間程度の検証ですがWindows 8、Crysis 2共に安定して動作しています。
Crysis 2に関しては2011年発売のタイトルのため最新ゲームとは言えませんがアップデートやDX11&ハイレゾパックなどが公開されていますのでWindows 8でも問題なく動作するようです。
ゲームとは直接関係ありませんが、USB 3.0ポートに接続したUSB 3.0メモリを抜くと動作がカクカクになり20~30秒後に100%の確立でOSが強制再起動(又は強制シャットダウン)がかかるので、USB 3.0ドライバーの更新が必要かもしれません。(現在ギガバイトのダウンロードセンターではWindows8対応のドライバーは公開されていませんでした。)
検証作業はキャンペーンモードをオールクリアめざして継続中です。
気づいた点などについても追記していきたいと思います。
<2013/02/07>
・PCのスペック表のミスを修正しました。
・コメントを追加しました。
<2013/02/13>
・”OS起動時間。終了時間比較”を追加しました。
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