2.5インチHDDやSSDではよくみる東芝だが、最近は3.5インチHDDも出している。
その中身はWDに吸収されても何故かブランドが残り続けているHGSTの流れを汲んでいるというなんともかんとも混乱しそうな状態。そもそもHGSTを遡るとIBMのHDD部門でry
とにかく以前からHGST製ドライブがお気に入りだったので、こうしてなじみのある日本企業の名前で出てくれるのはちょっと嬉しい。
バルク版なので梱包は超質素。これぞバルク!
製造はJUN 2013となっており、2012年末に新品を買ったら2011年製の在庫がでてきたHGSTのようなことはないので新鮮さを求める貴方も安心(何
1年保障らしいが保証書も相変わらずの質素っぷり。まあ私の場合よほど早く壊れない限り、その時点での新しいモデルに買い換えて壊れたHDDは廃棄してしまうのであまり保障は気にしていない。
我が家でシーケンシャル番長っぷりを発揮しているHGSTの1TBプラッタモデル「7k1000.D」の流れといっていいような品だろうし、比較対象も自ずとコイツになる。
下記2.5インチWD REDのレビューでHGST 7k1000.D 1TBと並んでいるのですでに比較してしまっているが、改めてその部分のみ抜粋。
SATA3とSATA2でベンチ差はほとんど見られなかったのでSATA3のみ。
別レビューでの比較画像なので判りにくいが、右上が今回の東芝。HGST 7k1000.Dとベンチマークは同等かと思いきや、改良されたのか更にシーケンシャルスコアがアップ。ほぼ200に迫る。512Kライトも大きくスコアを伸ばしている。その他のスコアも底上げされているとはいえWD Black(4TB)と比べると、直線番長ならぬシーケンシャル番長っぷりは健在。
初の1TBプラッタ製品である7K1000.Dが登場した時は衝撃的なスコアだったが、今は他社製品も同等のスコアをたたきだしており、目立つものではなくなってしまったものの十分速い。
2008年前後の旧型HDDから乗り換えると目に見えて体感速度が違ってくるので、決して壊れてなくても乗り換える価値はある。
消費電力もそのまま僅かに7k1000.D 1TBに容量分を上乗せした感じで、スペック通り。いわゆる低消費モデルではないが、3.5インチHDD…それも2TBモデルとしてみれば結構低い。低消費モデルのレスポンスの悪さがきになるならこちらをデータ用として導入するのも十分アリ。速度が出るので録画用にもいいだろう。
7k1000.D 1TBとの動作音に差は感じないので、純粋に必要な容量と価格で選んでしまってよさそうだ。
ちなみに何度も登場しているHGST 7k1000.D 1TBは合計3台を使用という我が家では最大勢力のHDDだったのだが、もっとも酷使していた1台が2年弱で壊れてしまった。残りの2台はこれまで使った機器との相性もなく、問題なく動いているのでこればかりはやはり運か。
●おまけ 7k1000.D 1TBと見た目を比較
2011年製の7k1000.D 1TB(ただしリファービッシュ品)も取り外していたので並べて写真を撮ってみた。
プラッタ枚数の関係もあり、表裏共に形状が違うが、ところどころ共通点も見える。やはりHGSTの流れだ。重量は7k1000.D 1TBの411gに比べて638gとずいぶん重くなっている。
だからなんだと言われたら、特に意味は無い!
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購入金額
7,980円
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購入日
2013年07月19日
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購入場所
TSUKUMO
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