2009年から使い続けている、ANTECのNine Hundered TWO。
全て5インチベイという思い切ったデザインと200mmファンを天板に備えた、当時かなり人気だったミドルタワーケースで使っていた方も多いと思います。
今でも現役なのですが、外装はかなりボロボロになり、フロントパネルのUSB2.0とeSATAは今では出番もなくなり、天板の200mmファンは故障し、代替で買った別のファンは取り付け穴の位置が違うため結束バンドで固定しており、このためメッシュグリルはネジで固定できずにボンドで取り付けるなど、かなり満身創痍の状態でした。
先日たまたま寄ったじゃんぱら4号店で、足下に転がっていたマイナーチェンジモデルのNine Hundred Two V3。
おそらくBTOマシンで使われていたと思われるケースで状態はとても良く、欠損パーツは多いものの、今では入手不可の天板ファンはかなり貴重。
足りないパーツは手持ちのものから流用すれば、十分にまだまだ使える状態。
しかも、手書きのやる気ない説明にはCorsairのAX1200電源が付いてます、とのことでした。
さすがに仕事の昼休みにケースをいきなり買っていく訳にもいかず、簡易梱包なので発送もNGのためそのときは5分ほど悩んだ結果諦めたのですが、家のNine Hundred TWOの状態を見たらこりゃだめだ。
ということで、見かけてから数日経っていたこともあって、まだ店に残っていたら買うか…ということでお店に行ったら残っていたのでお買い上げ。
買うときに中身を確かめてみたところ、入っていたのはなんと80Plus Gold対応のAX1200ではなく、80Plus Platinum対応のAX1200iなのでございました。
…と、前置きが長くなりましたが、かなり程度のよいNine Hundred Two V3とセットで6,980円で購入できてしまったAX1200iですが、動作確認したらサクッと正常起動。
思わず1200Wのハイエンド電源を手に入れてしまったので、メインマシンで使うことにしました。
足りないモジュラーケーブルはEnermaxやらSeasonicやらの電源からコネクタが同じモノを拝借し、ピンアサインを変更して取り付けて使ってます。
今まで使っていたのはEnermaxのPlatimaxシリーズの600Wなのですが、さすがにGTX1070+Ryzen Threadripper 1950Xでは少々心許ない感じでしたので、1200Wの有り余りるパワーはとてもありがたいです。
両方とも同じ80Plus Platinum対応電源ですが、アイドル時はAX1200iのほうが4W程度消費電力が低い結果となりました。
ケースを開けてびっくり、出てきたAX1200i。
100Wの12V1系統出力はどんなヘヴィユースでもまったく問題なし。
しかも80Plus Platinum対応。
電源だけで4~5万する代物ですから、気軽に買えません。
今まで使っていたNine Hundred TWO初代(左)と、今回購入したNine Hundred Two V3(右)。
裏にはPCリサイクルマークも貼ってあり、BTOで使われていたケースのように見受けられます。
しかし、Core i7のシールにPascal世代と思われるGeForce GTXのラベル、そして2系統のPCI-Eケーブルに1200Wの電源となると、GTX1070か1080のSLI構成のハイエンドマシンだったかもしれません。
ケース、電源ともに大切に使いたいと思います~
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購入金額
6,980円
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購入日
2018年03月31日
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購入場所
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