Ivy Bridge世代の省電力版CPU”Intel Core i5-3470S”です。
中古で入手したIntel 7シリーズのマザーボードを搭載したBTO PCのパワーアップ用に購入してみました。
●Intel Core i5-3470S
動作クロック2.9GHz(TB 3.6GHz)、TDP 65Wの省電力版のIvy BridgeのクアッドコアCPU。
発売は2012年の6月頃と約4年前の製品です。
ノーマル版のCore i5-3470に対してクロックを0.3GHz低く抑えることでTDPを12Wほど低く抑えた設定になっています。(TBの最大クロックは3.6GHzと同じです。)
●ベンチマーク
古いCPUのためCinebenchでCPU性能テストを行ってみました。
Intel Core i3-3220
こちらは入手したPCに搭載されていたCPU”Intel Core i3-3220”のスコアです。
スコアは263。
Intel Core i5-3470S
こちらはCore i5-3470Sへ交換後のスコアです。
263から442へ約1.7倍にスコアがアップしました!
●感想
今回はサブPC以下のIvy Bridge世代のPCを強化するため、コストパフォーマンスを重視して手ごろな価格で入手できるクアッドコアのCore i5-3470Sを選んでみました。
低クロックでもクアッドコアCPUのCore i5ということで、Core i3からのアップグレードでもパフォーマンスは大幅にUPで大満足です。
省電力版のCPUは実クロックが低く設定されているため不人気なのかノーマル版より低価格で販売されていることが多く、クロック差を理解したうえで選ぶ場合にはお買い得なCPUとなっています。
安いといっても1万円台ですから購入したPCの半額に近い価格のため厳密にはコストパフォーマンスは微妙と言えなくもないわけですが、現役性能のCPUがこの価格で入手できるようになったのは自作erにとっては良い事です。
TDPも低く抑えられているので簡素なCPUクーラーでも問題なしということで、Ivy Bridge世代のCore i3からのお手軽なステップアップ用にお勧めです!
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購入金額
11,700円
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購入日
2016年02月頃
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購入場所
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