事実上、約2000円/月のアップは、常に火の車の我が家の家計にとってはかなりの痛手。
というわけで、ケータイ・スマフォの料金を見直すことにしました。
そんな最中に耳にしたIIJmioの通信速度の噂。
「契約上は128kbpsにも関わらず700kbps前後でる」というものです。
それならば!ということで、近所のイオンで見かけた「IIJmio ウェルカムパック for イオン」を試すことにしました。
パッケージはいたってシンプルです。
イオンの店頭では契約ではなく、SIMを購入するだけになります。購入後、インターネット経由でクレジットカードを使った契約が必要になります。
ちなみに、私が購入した20日はイオンの「お客様感謝デー」でした。なんとSIMの購入料金まで5%OFFになり、嬉しい誤算でした。
契約は、単体128kbpsと、3回線で1GBをシェアするタイプの2種類から選択します。
後者の場合、残り2枚のSIMは郵送されてくるということで、合わせて3枚で1GBをシェアします。
1GBを使い切ったら128kbpsに戻ります。
一度どちらかを契約してしまうと契約の変更はできません。一度解約して契約し直す必要がありますが、その場合、SIMを買い直す必要がありますので、また3000円程度の手数料(購入料金)が発生してしまうことになります。
前者後者ともに128kbpsの状態でクーポンを購入することで、100MB単位で速度を上げることができます。
ウェルカムパックには、初回100MBクーポン無料の特典がついていますが、私は今のところ、まだクーポン購入していません。
購入の際は、短時間ながら説明を聞かされます。
急ぎの用があったため、10分程度でしたが、やたら長く感じられました。
開封すると中身はとても派手です。少し目に悪い感じすら受けます。
内容はSIMとSTART PASSです。
SIMは既報の通り、docomoのSIMです(Xiでしょうか?)。
START PASSは契約に必要な情報(電話番号とパスコード)が記載された大事なカードです。
購入の際、店員さんに「絶対になくさないで下さい」と3回念を押されました。
では、実際の速度はどうなのか?という説明に行きましょう。
まずはSoftbankから。
「おおっ!なんだこれ!?Softbankってこんなに早かったか?」と計測した自身が驚きました。
中央の方々に笑われそうですが、通常、山形でこの速度は出ません。
が、よく考えると宅内フェムトセルが動作していたので、速くて当然でした。
フェムトセルを止めて、改めてSoftbank回線で計測。
フェムトセルを止めても、メガオーダーは出ていました。
しかも安定して通信しており、これはプラチナバンドの恩恵かもしれません。
正直「これであれば山形でもSoftbankで良いかな?」と心揺らいでしまいました。
それはさておき、本題の「IIJmioウェルカムパック」。
ここで計測がiPhoneであることを疑問を持たれた方がいらっしゃるかもしれませんが、それは後ほど別のレビューを書かせて頂きます。
結果はご覧の通り。
ほぼ公称通り140kbps程度で、期待には全く応えてくれませんでした。
しかも、使用している機材の影響もあるかもしれませんが、回線が安定していない雰囲気があります。
噂通り700kbpsが出るのであれば、Skype通話等も使えるかと考えていましたが、これでは到底耐えることはできないでしょう。
少し悔しいので別のツールでも計測してみました。
BNRのwebベース速度計測で200kbpsオーバー。
平均で190kbps程度ですので、上記計測と近似値、誤差の範囲でしょう。
次にBRRのiPhoneアプリ。
400kbpsオーバーを記録しています。
ただ、このアプリ自体がかなり不安定な印象ですので、良い値は記録してくれたものの、信用に足る情報ではないように思われます。
結論として、噂として聞いていた700kbpsを手に入れることはできませんでした。
ただし、以前IDEOSで体験したb-mobileのSIMに比べると、体感として高速に感じられます。
それは使用している機種がiPhoneかIDEOSかという差もあると思いますが、今回の使用感からすると980円でも納得です。IDEOSの時は980円にも納得いかず、結局試用期間から延長契約していませんでした。
まだ使用し始めて2日、しかもほとんど触れていない状態です。
もともとの目的であるケータイ料金の削減につなげられるかどうかは、これからしばらく使用しての判断となります。
そこで「あまり使えない」となったり、「やはりSoftbankの方が良い」となれば、私はiPhone5に流されてしまう可能性もあります。
そうなれば、今回の購入は無駄な出費となり、月額料金の上がる方向に舵を切ってしまうことになりそうです。
-
購入金額
2,992円
-
購入日
2012年09月20日
-
購入場所
イオン
notokenさん
2012/09/24
ジャスコすごいですw
蒼-aoi-さん
2012/09/25
イオンは地方でもかなりと頻度で見かけます、強いですね。
イオンのケータイコーナーの人の話では、iPhoneやiPadが販売できないため、辛いところがあるとのこと。
今のiPhone・iPadありきのキャリアの取り組みには泣かされているようです。
愛生さん
2012/10/04
makibisiさん
2012/10/06
あとは、月の使用が1GBに収まるのであれば、ファミリープランで契約するのもアリですね。^^
蒼-aoi-さん
2012/10/07
レスが遅くなってすみません。
とりあえず、Skypeテストで通話を試しました。
速度に波があるせいか、音声が詰まる時がありますね。
SBMの時よりはましな感じはしますので、今度実際に通話で試したいと思います。
makibisiさん>
確かに安くなりましたよね。
回線が早ければ、確かに快適でしょうが、そこまで高速さが必要でなかったり、TPOで使い分ける人にはとても良い選択肢だと思います。
一般の人にどこまで浸透しているかは謎ですが。
SIMロックフリーで有用な端末が複数台あれば、家族シェアタイプの選択肢も考えました。
シェアしないにしても、1枚で上限1Gの高速回線と考えれば、それはそれでいいかな?と。
でも、とりあえず980円運用することにしました。せっかくの良い端末なのに128kじゃもったいない気もしますが、我慢ができなくなったら再検討します。
蒼-aoi-さん
2012/11/02
多少、タイムラグは発生するものの、衛星中継ほどではなく、もともと会話レスポンスの悪い私ですので、それほど気になりません。
上のグラフで見ると速度に波があり、通話に不安がありましたが、多少波が起きたとき(車で移動中など特に)に通話に影響が出ますが、電波の良い屋外なら普通に会話ができました。
128kbpsに制限するために波が発生するのかもしれませんし、だとするとSkype自体が平均的なトラフィックになっている(?)ことにより、128k未満で平均的な通信が出来ているのかもしれません。
この仮説通りだとすると、SBMの回線ってなんだったのか?という疑問がわきます。
というわけで、ケータイ電話への通話はガラケーから、固定電話への通話はiPhoneのSkypeから、という住み分けになりそうです。