この無線LANカードを利用し、無線LANアクセスポイントとして構築してみました。
どのくらいの速度が出るかというのが今回の検証目的です。
※無線LAN計測だけでBluetoothは測定しておりません。
【アクセスポイント構築環境】
・OS Fedora 18 ( kernel 3.7.2 )
・構築用PC HP ProLiant MicroServer
・アクセスポイントソフト hostapd 2.0
・無線LAN変換ボード MP2A-RPSMA
・使用無線LANボード Intel Centrino Advanced-N 6235 ( 本製品 )
・無線LAN規格 IEEE 802.11n ( 300 Mpbs )
・使用チャンネル 1ch ( 2,412 MHz )
・FTPサーバー Vsftpd 3.0.2-1
【測定用のクライアント環境】
・OS Windows 7
・無線LAN変換ボード MP2W-RPSMA
・使用無線LANカード Atheros AR5BXB112 ( 450 Mpbs まで対応 )
・アクセスポイントまでの距離 約1Mくらい
測定方法ですがFTPでファイルを取得(GET)、ファイルを送信(PUT)を行い、転送速度を計測しました。
ファイルは100MB、500MB、1000MB、2000MB、4000MBとそれぞれ用意して
それぞれのファイルに対して3回ずつGET・PUTを行い、平均値を計測値にすることにしました。
※計測値はアクセスポイント側の無線LANカード・クライアント側の無線LANカードとの相性や、測定時の干渉もあるため、測定値は正確な値とは限りません。あくまで参考値としてお願いします。
GET平均値:9.21 MB (73.69 Mbps)
PUT平均値:4.88 MB (39.08 Mbps)
グラフを見る限りではどの転送速度もほぼ変わらない形であるため、非常に安定した速度を保っていると思われます。
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購入金額
3,800円
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購入日
2013年04月02日
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購入場所
PC再生屋
ちばとどさん
2013/06/18
テスト環境を整えての結果でしょうから、運用環境ではもっと厳しいのでしょう。
かもみーるさん
2013/06/18
検証方法が確立していないので測定方法が試行錯誤な感じです。
最終的には日記で書いたような形にしようかと思っています。
運用環境を考えた際、複数接続時で負荷をかけた場合の検証もしてみたいですが
機材が無いので出来て無いです。