レビューメディア「ジグソー」

5GHz+Bluetooth(Ver4.0)の強力コンビ

dm1-4301AUの無線LANモジュールを換装するため購入しました。

標準の無線LANモジュールはRalink製のRT3290が搭載されています。
Bluetoothの機能も組み込まれているので大変便利ですが、最大で150Mbps(2.4GHz)までなのが不満です。
普通にネットに使用する分であれば困りませんが、スリープからの復帰時に一時的に断線するのでインテル スマート・コネクト・テクノロジーを搭載したIntel製へ変更することにしました。
市販されている無線LANモジュールはメーカー純正品と汎用品があり、HPやLenovoは専用の純正品しか使えないらしいです。

ThinkPAD X121eの無線LANをIntel Centrino Advanced-N 6205(Lenovo用)へ換装した時に、市販のマザーボードでも動作するか試すことにしました。
Intel Centrino Advanced-N 6205(Lenovo用)をDQ77MKへ組み込んだ時はデバイスマネージャーで認識されるものの、!マークが入っています。
そしてIntelのHPからDLしたドライバは使えませんでした。

そこでHP純正品を探すことにしたのですが、Intel製モジュールは見当たりませんでした。
他社製の場合では300Mbps(2.4GHz)+Bluetooth 3.0の製品が複数該当しています。
残念ながらパーツナンバーによる検索ではdm1-4301AUへの対応状況が分からなかったので、正常に動作する確証はありません。
しかし気になった点がありました、HP純正は汎用品としても使えるらしいのです。
ならば逆もできるのでは・・・?と考え手持ちのIntel Centrino Advanced-N 6205で動作確認を行うことにしました。
これで駄目だったら妥協するしかありませんが、結果は問題なく動作しました。
ただし、Windows8では詳細設定画面で文字化けが発生するのが難点です。

ここで汎用品の使用を決定し、要求するスペックを満たした製品を探すことにしました。
必要としたスペックは
300Mbps以上の通信速度は必須
5GHz対応が望ましい
Bluetooth(Ver3.0以上)は必須
であり、該当したのはこのIntel Centrino Advanced-N 6235です。
まあ、Intel Centrino Advanced-N 6205へBluetoothが追加されただけなんですけどね・・・
Intel Centrino Advanced-N 6205で動作確認を済ませており、動作する見込みが高いのが決め手となっています。
ただし、販売店の注意書きにはHP製(とLenovo製)PCでは動作しないとの表記が・・・
まあ、どの道自己責任なので自分の判断を信じることにします。

Amazonでの価格は概ね3800円と少々高めです。
3300円のショップもあるのですが、送料で+500円となるため結果は同じです。
どうしようか悩んでいると3300円(送料無料)に値下がりしたらしく(?)、即決で2枚注文することにしました。

翌日商品ページを確認すると3800円になっていたので、どうやら運が良かったようです。

付属品はショップにより異なり、今回は本体のみでした。
固定に使用するネジは元の分があるので問題ありません。
交換の手順としては底面カバーを開けて固定ネジを外し、アンテナコネクタを抜いてから取り外します。
アンテナはそのまま使えるので先に済ませ、ノート用メモリと同じ要領で組み込んで元に戻します。
肝心の対応状況ですが、普通に使用できます。
Windows8では自動認識でそのまま使用できますが、Windows7ではドライバのインストールが必要です。
ドライバはIntelのHPからDLできるので、それを使用しています。

無線LAN
Intel Centrino Advanced-N 6205と同じく2.4GHz/5GHzに対応しており、最大300Mbpsで接続することができます。
ルーターはWN-AG450DGRであり、同室で300Mbps出ていることを確認。
IEのスタートページ表示が少し早くなりましたね。
特にNAS内の動画再生(読み込み)がスムーズになった点が喜ばしいです。
さらにインテル スマート・コネクト・テクノロジーにより、スリープから復帰しても素早くネットワーク接続が利用できます。
家の中での通信速度を見てみました。

WN-AG450DGR(5GHz)+6235
ルーターと同室(A):300Mbps
Aの隣室(B):90~120Mbps
Aの真下(C):90~120Mbps
Bの真下(D):9~13Mbpsだが、断線発生し不安定
Dの隣にある問題のダイニング(E):接続不可能

WHR-G301N(2.4GHz)+6235
A:300Mbps
B:216~243Mbps
C:216~243Mbps
D:5.5~11Mbpsで断線が発生し不安定
E:繋がらない。
5GHz帯は障害物に弱いことは分かっていますが、6205と比較するとB・Cの低下が目立っています。
モジュールの違いとしてはBluetoothの有無程度なので、アンテナが悪いのだろうか?
まあ、枕元で使用するPCとしては十分なので満足しています。

Bluetooth
Ver4.0に対応しており、対応状況は良好。
LOGICOOLのBluetoothマウス M555bを使用しているが、問題なく使用できています。
感度の比較に関してはスピーカーを使って確認次第追記します。
  • 購入金額

    3,300円

  • 購入日

    2013年02月03日

  • 購入場所

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