ALL THAT JAZZは以前で紹介した
野上朝生のプロジェクト。ジブりものではボーカルはクワバラユリコのみだったが、本作では片割れのハットリナオミも加えた彼女の出身母体「COSMiC HOME」として参加。ツインボーカルとしてコーラスワークが曲に厚みを与えている。
「蕾」はコブクロのレコ大受賞曲。かなりスピードがはやく、軽やかなベースラインに乗せて、スピーディに進む。印象が相当変わった。
「本能」。言うまでもなく、椎名林檎のヒット曲。歌詞のあやうさとコスプレwだけが前面に出た格好だが、印象的なピアノのラインによるイントロや中間部の展開など結構こっている。そこを今回は、ランニングベースが支える、2ビートジャズアレンジに。野上のピアノはあいかわらずイケてる。
「奏」はスキマスイッチの名曲。彼ら自身もアコースティックアレンジを手がけたが、これはインスト。本人たちのものよりさらにヒーリング系。バックはやっぱり打ち込みなので、中期の村松健っぽいな。ただ途中にいわゆる間奏の部分でかなりジャジィな崩しかたをするけどそのバックが打ち込みっていうのは..
この作品、結構すき。でも前回も思ったけれど....アレンジは、結構イケてる。野上のプレイもソツない。でもJAZZは、計算できないからおもしろい。それがマシンベースに淡々と演奏されると、「JAZZってもっとアツイものだろ?」って思ってしまう。つまりBGMとして聴き流すには惜しいんですよ。ぜひ生で聴きたいナァ。【収録曲】()内オリジナルアーティスト
1. 蕾 (コブクロ)
2. POP STAR (平井堅)
3. One (RIP SLYME)
4. Swallowtail Butterfly~あいのうた~ (YEN TOWN BAND)
5. 本能 (椎名林檎)
6. traveling (宇多田ヒカル)
7. 奏(Instrumental) (スキマスイッチ)
「本能」
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購入金額
1,200円
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購入日
2010年02月15日
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購入場所
Yahooオークション
北のラブリエさん
2015/11/07
バークリーかよってお勉強したような。
古の巨人たちの熱気はないです。
でもこういうのも好きですけどね。
・・・ジャズってかポップに聞こえるけど。
cybercatさん
2015/11/07
自分はこのアレンジだとリズムは生にして欲しかったですけどねー。
北のラブリエさん
2015/11/07
cybercatさん
2015/11/07