このメーカーのHD7770製品、4種類がリリースされているが、こいつは「BlackEdition」と命名されているオーバークロックモデル。
というか、どうもXFXのサイトだと種別が分かり難いので、下記に型番ごとの特徴を記す。
「FX-777A-ZDSC」
最上位モデル。クロック1125MHzのOC動作。
ツインファンクーラー搭載、DVI-I*1、HDMI*1、MiniDP*2構成。
現在のところ日本国内未販売。
「FX-777A-ZDBC」(FX-777A-ZDB4)
BlackEdition下位モデル。クロック1095MHz。
ツインファンクーラー搭載、DVI-I*1、HDMI*1、MiniDP*1構成。
今回購入した製品。
「FX-777A-ZDF4」
クロック1000MHz。メーカー呼称はDoubleDisspationEdition。
ツインファンクーラー搭載、DVI-I*1、HDMI*1、MiniDP*1構成。
巷では一番人気。
「FX-777A-ZNF4」
クロック1000MHz。メーカー呼称はCoreEdition。
オリジナルクーラー採用だが、ファンは*1構成。
DVI-I*1、HDMI*1、MiniDP*1構成。ツクモ名古屋で山積みされ特売中。
今回買ったFX-777A-ZDBCは、一応国内販売モデルでは最上位となる。
30MHzの差や、使いもしないDPの有無などぶっちゃけどうでも良いとか代理店が判断したんだろうか。
地味にDP接続モニタ増えてるので、2ポートモデルが出なかったのは少々残念。
外箱から取り出した内箱。
最近、こういう二重箱構成増えたなー。ビデオカードまで林檎の真似しなくても良いだろうに。
内容物一式。
納め方も紙トレイで綺麗に分けられてたりとか、まんま林檎方式。
ビデオカード本体。
ツインファンとカード全長に渡るヒートシンクが良い感じ。
上面はアルミ無垢に黒、側面は赤にメーカーロゴというAMDカラー。
搭載状態しか側面写真がないので、マザー用に撮った写真から転用。
内部カラーと完全一致。これもXFXを選定した理由の一つだったりする。
折角撮影したので、カード長比較。
ミドルクラスではあるが、意外と全長は短い。
一般的なミドルタワーなら、大体問題なく収まるはずだ。
電源コネクタ。
カードの一番先に付いている。
配線の関係で、設置位置にはカード長より最低でも2センチ程度長めの余裕が必要。
地味に嬉しい付属品。
HDMI→DVI変換アダプタ。
BlackEdition搭載の証ということらしい。
裏はシールになっており、本体へ貼れるようになっている。
外見説明の次は、定番のベンチで性能チェック。
3DMarkVantage
3DMark11
単純にインスコして取っただけなので、参考まで。
比較的、滑らかに動いてくれるが、11の遺跡デモのラストあたりで少し引っかかりが出る。
だが、TDP最大80Wという消費電力量で、ここまで動けば十分。
音も静かで、よく冷えている。ヒートシンクを手で触れても、人肌程度の温度。
OCモデルなので熱いかとも思ったが、クーラーの性能と元々のチップの素養が良いのだろう。
まぁ、以前使っていたHD6950のほうが高性能ではあるのだが、自分の使い方ならコレで十分と言うことで、消費電力の低減を狙ったのだが、思ったより悪くなかった。
中堅ビデオカードとして必要十分な性能があり、消費電力も中々。
万人にお勧め出来る製品だと思う。
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購入金額
14,280円
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購入日
2012年05月15日
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購入場所
トム様さん
2012/05/26
>内部カラーと完全一致。これもXFXを選定した理由の一つだったりする。
重要なポイントだと思います。
最近の自分の家電関係の買い物も、デザイン性や色調が一番の購入モチベーションになることが多いです。
Vossさん
2012/05/26
今までの構成でも、何度かケーブル色などを統一したいなーと思いつつ、価格の問題からスルーしてたり。
RAID関連トラブルが元々の引き金ですが、結果として全体的な統一感が出たと思います。
ちなみに、RAID搭載したサーバのほうはこんな感じ。
一応、カラーリングは統一感出たかなぁ。