実質の後継機であるPX-M5040F、PX-M5041Fの登場で、比較的値引き率が高く、コストパフォーマンスに優れます。後継機では手差し印刷がサポートされた為、少部数の定形外用紙、ハガキや封書などの少部数印刷時の利便性には劣りますが、通常の利用では2段カセットを活かした柔軟な印刷が可能です。使用インクも新機種で変更されている為、やや入手しにくくなりつつありますが、大量の印刷をしない用途には十分。本体価格を考えれば、互換インクでの利用にも納得です。

ちなみに、おいらはまだ互換インクを利用していませんが。

一時期、家電製品などにも「黒」が流行りました。また、ピアノブラック仕上げは高級感もあり、「好きな人は好き！」といった感じでしょうか。

実用的には、埃などの付着が目立ちますので、本体の上からスカーフをかけて利用しています。

傾斜角を変えられる操作パネル部など、利用シーンを想定した作りになっています。

設置方向に対して、スキャンは横、印刷は縦となり、壁に沿った設置が出来るます。

エプソンの印刷色は、CMYK再現性が高くグラフィックデザインでのゲラや校正用に使えるのがうれしい。顔料インクの耐久性も高く、普通に室内で利用する分にはラミネートなどの必要はなく、そのままPOPやメニュー、ポスターなどの印刷にも利用可能。

やや遅めのカラー印刷が、ハガキの大量印刷などにはちょいと不利だが、トラブルさえなければ放っておけばOK。しかし、動作音はやや大きめで、給紙時に「ガシャガシャ」とうるさいｗｗ

細めの書体がやや太るのはインクジェットの特性として致し方ない。

デザイン関係で利用できる、良い複合機ではある。