NVIDIAに吸収される寸前となって、3dfxもようやく方針転換をして、サードパーティーへのチップ供給を再開しますが、殆どのベンダーが既にNVIDIAチップのボードを主流に切り替えていて、採用したメーカーはごく僅かしかありませんでした。このEvilKing IVは、そこでチップ供給を受けた数少ないベンダーである、PowerColorから発売されたものです。
PowerColorもボードの基本設計から行ったわけではないようで、ボード上の基本的なレイアウトは3dfx純正のVoodoo4とほぼ同一です。ただし、先日私が掲載したVoodoo4 4500 AGPの方ではなく、後期に一部流通した基板サイズが縮小された方のレイアウトに沿っているようです。
当然ながら、性能なども全て純正と同等であり、新品当時に純正よりも安く売られていなかったとすれば存在意義があまり見えてこない製品ではあります。私自身、コレクション用として後に中古で入手したボードであり、新品当時には存在すら知らないボードでした。
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購入金額
3,980円
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購入日
不明
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購入場所
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