PCからAndroid端末を管理する場合の多くはUSBケーブルを接続して行いますが、このアプリを導入すればネットワーク越しに管理が可能です。

■Android側

Google Playよりダウンロードし、インストールを行います。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sand.airdroid&hl=ja

アプリを起動し、最初に表示される説明はただボタンを押していくだけ。

今回はNexus 7にインストールしました。

これで完了。

接続を受け付けています。

■PC側

PCだけではなく、ブラウザがあれば大丈夫。

対象のブラウザはChrome、FireFox、Safariです。

Androidに表示されているURLにアクセス。

ログイン画面が表示されるので、Android端末の下部に表示されているコードを入力してログインボタンをクリック。

ログイン完了。各種操作パネルが表示されます。

アプリを選択したところ。

Nexus 7にインストールしたアプリが表示されます。

この画面では、各アプリをapk形式でバックアップできたり、apkからインストールできたり、アンインストールが可能です。

写真の管理画面。

複数の写真をまとめてzip形式でダウンロードが可能です。逆にアップロードも可能なので、わざわざUSBで繋げなくても家族やペットの写真を送る事も可能です。

システムのストレージの割合表示。

何が圧迫しているか一目瞭然ですね。

その他、連絡先の管理やメッセージの送信、通話履歴の管理、ビデオのアップロード/ダウンロード/再生が可能です。

ケーブルを繋げずに管理が出来るのが便利ですね。

(追記)

注目は単なるリモート管理アプリではない事。

Android側の設定から一番下の「ホーム画面にツールショートカットを作成」をクリック。

このアプリが内包するアプリ群が一覧で表示されます。

使いたいアプリを選んで「OK」をクリック。

選んだアプリがホーム画面に表示されます。

「AirDroid」は本体なので説明は割愛。

「端末」

Webアプリでも見る事が出来た端末のシステム情報が表示されます。

この画面から「メモリの開放」が可能なので、特にスマホなどパワーの低い端末で活躍できそうですね。

「アプリ」

インストールされているアプリの一覧が表示されるので、ここから簡単に削除が可能です。

「ファイル」

ファイルの閲覧や削除、動画の再生はもちろん、メールやDropBox、Evernote、Google+、Picasa、SkyDrive、Youtubeなど、共有可能なアプリに対してファイル単位・ディレクトリ単位問わず、まとめて操作が可能です。

「タスク」

稼動しているプロセスの一覧が表示されます。長押しでアプリの詳細やアンインストールが可能。無駄に常駐しちえるアプリも簡単にまとめて削除できます。

このように無料でありながら、かなり万能なアプリ。

これまでは様々な管理ツールを入れていましたが、AirDroid一本で十分ですね。