カラーは年賀状印刷などがメインなので高細密で画の綺麗な染料系インクジェット
を使い分けてた。ただそれぞれのレビューに書いたとおり、中古レーザーの方は複数枚拾い(給紙トレーに複数枚の紙をセットすると2枚いっぺんに持って行ってしまう)の病気があり、一枚ずつ給紙を強いられるし、インクジェットの方は写真画質紙は拾いにくい(片面コートで反っている紙を拾うのが苦手)ということでともにイマイチの不満点もあった。
ただ、レーザーは簡単ではやくてにじみもないので便利、カラーは印刷綺麗で複合機なのでコピーもできて便利、と長所も大きく、両刀遣いで使い続けてはや3年が経とうとしていた。
そんなとき過去の資料のスクラップでA4オーバーの変形資料をスキャンする必要ができた。
家の広さは有限なので、雑誌や過去のパンフ、カタログなどで保存したいものの一部は電子化を始めているが
これはA4まで。いや実はA3原稿対応の「A3キャリアシート」というのがあってA4サイズに折った資料をコレに挟んでスキャンし、電子的に合成するという機能があるのだけれども、A3の文字原稿なら過不足なくいくものの、写真原稿だとどうしても合わせ目が目立ってイマイチ。A3対応のスキャナが欲しくなった。でも探すと高い!!!A3のスキャナって半業務用になるので、スキャナ単機能機では10万前後。むしろ複合機のほうが安いんじゃ(^^ゞ
そんな折、使用頻度が低すぎてEP-901Aの方が目詰まりがひどくなり、いざ印刷しようと思っても結構インクを使ってクリーニングしなければならず、満足に使うまでに30分くらいかかるという事象も出てきた。
自分はほとんどモノクロ印刷だったので、レーザーで事足りたが、子供がコピーを取るニーズがあり、そのたびに目詰まりで綺麗に刷れないのは何とかしてくれと。年賀状だけなら集中印刷なので、その時だけ気合い入れてクリーニングすれば良いが、ペラ一枚コピーするのに都度10分以上クリーニングというのもね。まぁ白黒で良ければPC立ち上げてEP-901Aのスキャナで取り込んでLP-1900で印刷する、という事もできるけどペラ1枚のコピーを欲しいためだけにそういうのも面倒だし。
という2つのニーズができて「A3スキャナ付属の複合機」を探し始めた。
ポイントはA3を印刷したいわけではなくスキャンしたいので、スキャナー機能が高性能なことと、普段は居場所がなくなるEP-901Aをしまい込む事になるのでカラー対応、場所的にはそのEP-901Aを置いていた足下スペースに置くしかないのでコンパクトであること。
見つけたのがコレ。
・複合機にしては充分読み取り精度が高いA3スキャナ
⇒解像度=主走査1200dpi/副走査2400dpi、読み取り解像度 50~4800dpi 、7200dpi、9600dpi
・カラー対応
⇒顔料系 4色、独立型インク
・省スペース
⇒EP-901A(466×385×198mm)に対して二回りしか大きくない(559×418×287mm)
ただ高い(当時5万弱)というので価格ウォッチしていたら特価で出たので凸⇒凹!(2012年8月現在最安値2万9千円強まで落ち着いた)届いてみるとさすがにデカイが、形が民生用と大差なく、前面給排紙方式・前面ディスプレイなので上を開けるのはスキャン/コピー時のみでEP-901Aを置いていたPCデスク
の下段に押し込むことができた。スキャナとしてはシートフィーダー(ADF)もあるので、ペラものは連続読み取りも可。なによりビジネス用なので、起動が速い!給紙トレイが常設でなく引き出し式で、連続給紙が(不調で)できないためつきっきりになるA4レーザーとトータルでは遜色ない速度。結果キューブ型ベアボーン
設置で居場所がなくなったLP-1900もしまい込まれることに...(^^ゞ
またインクも顔料系なので水に強いし乾きもはやい。カラーはさすがEPSON。業務用の4色インクとは言え、ソコソコ綺麗(染料系6色のEP-901Aにはかなわないけれど)。
結果2プリンターを駆逐し(とは言っても年賀状印刷などではEP-901Aの出番はあるのだが)cybercat家のメインプリンタの座をゲットした。さらにこれWifi対応で直接無線LAN対応のノートPC
やスレートPC
無線LAN子機
でつないでいる2階の娘PCからも直接印刷!
でもときどき足下から突然紙がはき出されてビックリするんですけど。
...つか娘よ、印刷するときは声ぐらい掛けてくれorz【仕様抜粋】
■プリンター機能
解像度:最高:5,760×1,440dpi
インク:4色、独立型インク
印刷スピード:カラー約8.0ipm(A4縦)/PPM最速値:約34枚/分
モノクロ約15ipm(A4縦)/PPM最速値:約34枚/分
ファーストプリント時間(A4):カラー約16秒、モノクロ約11秒
インターフェイス:USB2.0、100BASE-TX/10BASE-T、IEEE802.11b/g/n
カードスロット:CF TYPE Ⅱ×1、メモリースティック/メモリースティックPRO×1、
SDメモリーカード/マルチメディアカード×1、xD-Pictureカード×1
最大給紙容量:250枚
外形寸法(本体のみ/幅×奥行×高さ(mm)):使用時559×690×381、収納時:559×418×287
質量:約15.8kg
消費電力:動作時約20W、レディー時約7.0W、スリープモード約4.2W
■スキャナー部基本仕様
センサー:CIS
解像度:主走査1200dpi/副走査2400dpi
読み取り解像度:50~4800dpi (1dpi刻み)、7200dpi、9600dpi
読み取り諧調:RGB各色16bit入力、 1・8bit出力
メーカー商品詳細ページ
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購入金額
33,827円
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購入日
2012年01月19日
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購入場所
ECカレント
リーダーさん
2012/08/24
それだけでもご飯三杯いただけます(><;
cybercatさん
2012/08/24
>それだけでもご飯三杯いただけます(><;
それってど~ゆ~?ww
スキャナーの性能はいいのは判ってましたが、印刷の立ち上がりの速さと印刷品質は期待以上。
上位機種のPX-1700Fは両面印刷・両面ADF対応でさらに萌えるんですが、1万高額なのはまだしも、大容量給紙カセットで10cm近く背が高いというのがネックで導入できず。でもさすが消耗品商売ができる複合機、A3スキャナで両面スキャナ、両面印刷対応で定価5万のキャンペーンモデルもでるんだから...ぢゅる