起動ドライブとして使用すれば、インテルSSD320シリーズによるRAID0起動ドライブよりも、
画像処理などが高速になることを体感できた。
で、次に潔くNo30マシンを解体してこの2枚のSSDをNo29へ追加。
データ作業用のドライブとしてしばらく使用してみることにした。
Windowsにはディスクの管理からストライピングすることができるけれども、
今回は、No29マシンの起動ドライブ同様、マザーのRAID-BIOSにて設定した。
ちなみに、さしあたって今現在進行中の仕事のデータを格納していることもあるので、
1TB-HDDも接続したまま。
もしこれを除いたとすれば、インテルSSD 310シリーズ20GBを含めて、
このマシンのドライブはフルSSDマシンとなるところ。
おそらくごく近い将来にはそうなるんだと思うけどね(^o^)。
このNo29マシンのドライブレター構成的には、
C:がインテルSSD320シリーズ300GB×2(RAID0)で、もちろん起動ドライブ。
D:がインテルSSD310シリーズ20GB(SLC)で、Photoshopテンポラリードライブ専用。
E:は外付けUSB-HDD用に予約済みで、
F:が内臓で唯一のデータ用HDD(1TB)。
そして、G:に今回接続したインテルSSD520シリーズ120GB×2(RAID0)がくる。
とりあえずこの状態で例のクリスタル・ディスク・マークを・・・
なんとまあ、ビックリな数値です。
6Gb/sはダテじゃないんですねぇ!
さて、次にいつもの作業をやってみた。
先日、ある撮影で発生した1419枚の、1DsMk2のRAWデータ。
まず比較準備のために、
これを保存しているF:ドライブ(HDD)から、G:ドライブ(SSD)へ丸ごとコピーする。
21.5GB分の容量があるけど、およそ5分でコピー終了。
基礎タイムをとるためにいつもどおりのF:ドライブ(HDD)のデータをBridgeCS5で展開する。
i7-2600Kをもってしても意外とこの瞬間がもたつく感じはあるのだけれど、
あらかた読み込んだところですべてを選択してRAW現像画面を開き、
同じドライブ(HDD)に対してJpeg変換保存を指示して閉じる。
1419枚に対してなので相当の時間を要することは最初から予想しているのだが、
実際に計ると1時間11分23秒かかっていた。
そして次に同じ作業をするためにG:ドライブ上のデータをBridgeCS5で展開。
あれ?? 展開がまるで速いですねぇ!
見る見るうちにサムネール画像&プレビュー画像が読み込まれてゆき、
ほどなく1419枚のRAWデータすべてが読み込まれた!
すべて選択してRAW現像画面から同じSSDに対してJpeg変換保存を指示。
明らかに変換が速いです!
毎秒2枚くらいのペースだろうか。
ダイアログボックス内のファイル残量がどんどん消えていっちゃうんですよ!
で、その結果、終了したのは46分47秒後。
およそ3割ほど作業が速くなった、ということになるわけで、これは大きいですねぇ!
ドライブの読み書きが速いと、全体の処理に対する時間的影響が大きいということが、
これではっきりわかりましたね。
今日の撮影も後者の方法にて行っていたのだけれども、
Photoshop上からのバッチ処理などをさせると、もう本当に速度の向上が体感できてしまう。
ともかく、フルSSD化にする楽しみがとても広がったことは間違いない。
さて、データ用としてももちろん作業効率のアップに大きくつながることがわかったけれども、
考えてみればいずれも現行のアーキテクチャーでの検証。
これを、たとえばわが家にいまだに稼動している、
Pentium4-630&インテル915チップマザーに組み込み、
WindowsXPで使用してみたらどうなるのだろうか?という興味が湧いてきた。
どれほどの速度向上につながるのか?
後日、これを今度は試してみたいと思う。(一旦終了。でも、つづく(^^ゞ)
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購入金額
0円
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購入日
2012年03月09日
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購入場所
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